2003年1月31日(金)。
”childisc party”
スッパマイクロパンチョップ / Slowly Minute. / asao kikuchi
アキツユコ / ASSEMBLER(竹村延和) / Waterform
@京都メトロ


asao kikuchi
途中(ほぼ終盤)から観たんですけど、今日のメトロは有り得ないくらい人がいっぱいで、(今までメトロに行った過去の中で一番の集客?)とにかく人でいっぱいで、ほとんど移動できないし。会場はやたらと暗いし、何がどーなってるのか全然分からない。
そんな状況で聴いたんですが、音的には好きな感じだったよーな。オペラみたいな(?)声とか使ってて、何だか不思議。ヘンテコでキレイだけどちょっと怖い。ファンタジーちっくだけどちょっと怖い。そんな感じ。
ライブが終わった後、ステージの前方が巨大な風船のブロックで埋め尽くされてたことが分かる。
つまり、演奏してる姿はお客さんには元から全然見えなかったのかも。元々ラップトップのライブって、演奏してる姿はおもしろくないのがほとんどなので、こういうライブの形は大いにありなのかも。むしろ、それがおもしろそうなライブっぽかったです。ちゃんと観れなかったのが残念。


ASSEMBLER(竹村延和)
ドラムの人とアキツユコさん(キーボード)との即興。
竹村さんはギター+その他色々。全然分かりませんでした。
というか、難解過ぎ?
もしくはやってる本人も即興なので分からないのかも。とにかく聴きにくかった、、、。何だか音合わせをやっているまま、終わってしまった。そんな感じもしたり。んー、、、。


アキツユコ
ASSEMBLERから続けて、途中からアキツユコさんのライブに。
歌声、何度聴いても澄んでいてすごいキレイ。透明な質感。
ラップトップを流しながら、キーボードを弾きつつ歌う。+ドラム+ギター。
という編成でしたが、イマイチドラムを息が合わなかったり。
「もうちょっとリハーサルした方がよいのでは、、、。」
なんて、ちょっと思ったり。メロディはチグハグっぽいのにとてもキレイな繋がり。とおーい昔の記憶の中で鳴ってるみたいな不思議なメロディ。
曲はよかっただけに、演奏がイマイチに思えたのが、、、。


Slowly Minute.
ラップトップ+ギター。1人で演奏されてました。

ほのぼのした童話の世界って雰囲気でよかったです。どんどん意識が遠ざかって、子供になるよーな。途中でギターをジャンジャン掻き鳴らされた時に、その世界から現実に戻ってくるみたいな感覚も。
そういう節々はよかったし、好きな音でもあったんですけど、音が軽い感じがしたのが、残念と言えば残念かも。ギターもあんまり聴こえなかったし、、、。ライブ感がそんなになかったというか。何かダラーっとしてしまった印象があって。


スッパマイクロパンチョップ
支離滅裂、二度と再現できないっぽいライブ!

なにげに観るのが3回目くらいですが、スッパ〜のライブはかなり好きかも。機械だけで演奏してるのに、音が強いから。音にライブ感があるから。
「本人も分かっていないかも?」
と思うよーな展開のぐっちゃぐちゃぐにゃぐにゃさも楽しい。めちゃスリリング!
何だか乗れます。乗りにくそうで実はすごい乗れる音。個人的には好きな音色の音しか鳴ってないから、いくらでも聴ける気がするんだけど。かわいくってまるーい音で。
でも、時々攻撃的なノイズっぽい音も入ったりで驚いたり。本人さんも機械が暴発して驚いてたりもするよーな・笑。何だかとても音に自由なヒトなんだろーなって気が勝手にします。そして、鳴ってる音も自由で楽しそう。音自体が楽しそうなライブって!さりげなくまた観たくなってしまう、そんなライブなのです。
今回観た中では一番よかったなぁ。やっぱりライブをたくさんしてるヒトだからなのかな?