２００３年２月７日（金）。
”bitter than sweet”
world's end girlfriend　/　ogurusu norihide ＋ kan daisuke　/　synait
＠京都Trunq Room


Trunq Roomは素敵なイベントをたくさん企画してくれるし、
ドリンクは美味しいし（ラッシーが特に）、イベントのチケット代はいつも安いし、とても好きなお店なのだけど、場所が少し不便。
近くに駅がないトコが。交通手段がバスだけってのが、、、。
そんなわけで、今日もしばし行き着くのには難航した、とさ。


ogurusu norihide＋ kan daisuke
ゲストを2人迎えてのライブ。
多分メインはオグルスノリヒデさん。
編成はアコースティックギター＋打ち込み（曲によってはパーカッション）＋ミニスチールパン（曲によってはブルースハープ）の3人で。
森林の映像を流しながら、淡々と進行していく音。反復しながら変化してくアコギのアルペジオ（？）とちょい低音が効いた打ち込みがいい具合に混ざり合ってよかったです。淡々としてるんだけど、単調じゃない感じ。穏やかな変化のあるミニマル具合。何だかとってもアコギの生音が暖かく感じられたり。
3人のコーラスがキレイな歌物な曲もやってくれたり。これはほとんど弾き語りだったんだけど、どっか音響ちっくな趣も残しつつ、日常の中にある歌、って雰囲気でした。柔らかい歌声もさらさらシンプルな聴き心地。
で、最後はオグルスさんの1人ギターインストだったんだけど、これがまたよくて。弾いてる感触が伝わってくるよーな。音と音の間がとってもステキだったのです。音源出してないのかな？
ホント、さりげなくかなりよかったんで。


worid's end girlfriend
ひたすらに爆音。
打ち込み＋エレキギターでの１人ライブだったんですが、音圧がすごいすごい。元々、壮大な音像を奏でてるヒトだと思うんですけど、これだけの爆音で聴くと、そりゃもうスケール観あり。左右のスピーカーに音が振られる瞬間とか、ちょっと驚く感じで。新しいミニアルバムの曲を全部繋げたような、１曲のみ４０分くらいの演奏。基本的に打ち込み主体だったんだけど、途中、ギターノイズバリバリな部分があったりも。
どんどん意識が遠のいていって、非現実の世界に入っていっちゃう、そんな音空間の中で淡々と劇的にライブは続いていく。最後は「グッバイ」って言葉でノイズの海になりかけたトコでブツッと終了。ワールズエンド〜の音は何だかすごく悲しくて攻撃的。
だけど、時々ふっと優しくもなる気が。その瞬間にハッとする。そんなスリリングなライブ。ただ、もうちょっと生音でのライブが観たかった、、、。ほとんど打ち込みにしてはライブ感はあったんだけど。
こないだの東京では３人ゲストを迎えて、かなり生音で演奏したみたいだし（？）。そうそう、噂通りワールズエンド〜さんの髪型はちょんまげ（現代風）でした。


synait
ギターと管絃楽器の２人編成。即興的？
相当聴きにくく、途中でダウン。
というか、「う〜ん、、、。」って思った、正直。
少なくとも自分は全然好きじゃない。どこがいいのかよく分からないし。