2003年11月9日(日)。
Buffalo Daughter
@心斎橋クラブクアトロ


「踊り狂う、楽しく!」
そんなライブを観てきました。
いぇい! バッファロードーター

基本はミニマルに、時に複雑に速さやリズムが変わる先の読めない展開。
なのに、 「こんなに踊ったのはいつぶりか?」
と思うくらい、終始体が動いて仕方ない。
メンバー3人と生ドラム(最高!)によって奏でられる、めっちくちゃ上手く、緊張感がどんどん高まっていく演奏(とても4人で演奏してるとは思えない音の多彩さ)。 それは、小さな隙間から、広大な宇宙に放り出されたような気分。
小学生くらいの頃に考えたりした、奇妙な近未来感。
意識が飛んじゃいそうなくらいアドレナリン出まくりの瞬間もあれば、何かザラザラとゆっくり懐かしい心地にもなる瞬間もあって。
” 宇宙に行ったお客さんは、
  宇宙船内や宇宙都市でバッファロードーターというバンドを観てる。 ”
そんな具合な不思議でひたすら好奇心をくすぐられる空間だった。
本編最後の「Cyclic」で熱狂の渦になり、
アンコール1回目の「303LIVE」で大満足。

んで、シュールな笑いのツボは決してはずさないユーモアもちらほらと。
ムーグ山本が、変化目まぐるしい曲「Chihuahua Punk」の後に、「カレー食べたい。」とボソッと言ったのにはかなり笑った。
さらに、熱演の後に「これで当選確実!」(今日は衆議院総選挙の日)。
そこらのシュール系お笑い芸人よりも図らずもおもしろいっていう。
アンコール2回目のグラムロックカラオケ大会(メンバー全員口パク)には、ホント笑顔で、みんな狂乱。
なんて、大人で子供で思い切りヤバいバンドなんだろか!
「すっげー楽しかった!」