燈花会に行ってきました。
地面一面に並べられた蝋燭がキレイだったよ。
下駄で行ったので歩き回るのは辛かったけども。
下駄は上りよりも下りがキツイん。 階段も坂道も。
今日は2回つまずいてこけたよ。転げたよ。
転げるとか、何か生き物っぽくて笑ってしまう。

照明があまり好きでないので、蝋燭の光というのはいい。
ゆらゆらゆらゆら。
時々、家中の電気消して回るぐらいだから。 蝋燭くらいが丁度いい。
ゆらゆらゆらゆら。
あと、奈良の夜は暗くて好きだ。 蝋燭の光がなかったら、真っ暗なんじゃないかと思ってしまうトコもある程だ。 でも、そこが好きだ。
現代人は闇を忘れてるんじゃないだろうかと感じたりする。
渋谷のセンター街なぞ、24時間年中無休で灯だらけだ。
それは灯ではあるけれど、光ではない。

部屋にいるとすぐに電気を消してしまう癖がある。 ナゼか電気を消すとホッとする。
疲れてた体も落ち着きを取り戻そうとする。
そして、音楽も何もかも消した時に、聴こえてきたり見えてきたりするものがある。
その音や映像はいつもすぐ近くにあって、ただ気付かないだけのもの。
周囲の波が収まらないと、それらはなかなか表れてくれない。
いや、表れてくれないんじゃない。
本来ずっと佇んでいるのに、こっちが無意識に感受の中からカットしてるだけ。
朝が来ると光が差し込む、夜になると段々薄暗くなってくる。
その変化に触れていると、皮膚がザワザワとしてくる。
闇があってこそ光があるんだって、ちょっと思う。

2005年08月10日(水)



青空の下で”hopeless”って書かれたテーシャツを着て、汗だくで遊びまわったり、自転車を乗り回してるイメージを膨らましてみる。
色々とやらかして少し満足に外出できないので、イマジネーションだけでも。
「無力が怖いんじゃなくて無気力が怖えーんだよ?」
だから、イマジネーションだけでも膨らまそうとするんだ。
自分が乗ってるみたいなオレンジ色の自転車は都会では盗まれやすいらしい。
都会じゃないので気をつけなくてもいいのだけど。
でも、田園風景が広がっていたり海が見えたりするわけでもない。眠る街。

ことをやらかす前に、PL花火に行ってきた。
間近で見るそれは予想以上の迫力で、花火の乱発パーティって趣だった。
圧倒されちゃって、キレイだとか思う余地はあまりなかった。すごかったんだけど!
ことをやらかた後の昨日は、淀川の花火大会だったらしい。
部屋の灯りを消して、音だけの花火を楽しんでみた。
視覚的には全く何も映らないけど、妙に緩やかで豊かな気分に浸ってしまった。
「音だけでも、充分に花火って楽しめるんだな。」
それって、打ち上げ花火を線香花火的に楽しんでる感じだ。
「無力が怖いんじゃなくて無気力が怖えーんだよ?」
やっぱりイマジネーションが必要だ。さようなら、想像の中の眠る街。

2005年08月07日(日)