ノーハウを心得向かふ福袋
今年で確か4年目を迎えた福袋で始まるお正月
年老いた父から娘へのお年玉。。。
すっかり慣れてきて、開店時間の30分前には開けてくれることや
ブランドを決めてダッシュすればいいのがゲットできること
などもわかって、おかげで今年の成果はバッチリ!
そして何より父の穏やかな笑顔がそばにあったことがうれしい
大きな袋を両手に父と歩くひととき。。。
そんな新しい年を迎えられたこと、すべてに感謝したい気持ち
どうかこの行事まだまだ続きますように・・・
絵羽織のしつけ糸抜く小晦日
小晦日「こつごもり」。。。
一年の最後の日の大晦日に対して、その前の日
そう、十二月三十日のこと
「こつごもり」ではパソで変換できなかったけどネ・・・
歳時記によると
『新年を迎える準備が次第に整い、あわただしい中にも改まった気分になる』
そう言えば掃除もほとんど終わって、おせちの買い物もして
ちょっとお正月気分かな
それに今年は大きなターニングポイントがあった!
うふっ、それは俳句と出会えたこと
でないと小晦日なんて知らなかった言葉だしネ♪
今年一年私の想うことにお付き合いいただいてありがとうございました
そして皆さまにとっても私にとっても、2007年が希望に満ちた一年となりますように。。。
笹鳴や程よく決まる抜き衣紋
やっと着物の衣紋も抜けて帯もなんとか結べるようになってきた
少し前の私からしたら夢のよう・・・
まずは大好きな紬で奈良町に行って・・・
それにちょっと恥ずかしいけど新年の句会にも着てみたいし
な〜んて夢が広がっていく
着物の世界にも大きなサイクルだけど流行があるんだなぁ〜
今は大正ロマン風の長羽織
最初はエッ〜って思ったけど、ちょっと長めの羽織ってなかなかおしゃれなのよねぇ
でも、やっぱり何十年の月日を経てもシャキッと着られる紬が一番かな
うふっ、ほんとはネ、着物を着るようになったのは俳句つながりなのです
漱石忌制服寝押しせし頃を
文学少女だった頃、晩年の漱石の作品が好きだった・・・
特に後期三部作と言われていた 『こころ』 『道草』 『明暗』
多分、心理描写とか恋愛小説っぽいところがよかったのかな。。。
でも、その頃から私の頭の中には俳人としての漱石のイメージは
全くなかったので、最近その事実を知ってびっくり・・・
その頃は俳句に興味がなかったから、頭の中を通り過ぎちゃったのかもネ
なんだか、あの頃も漱石もなつかしくなってきて
古本屋さんにあった『こころ』を思わず買ってしまった・・・
この句に秘めた私の思いがちゃんと伝わったこと、うれしかった♪
布団干しひと日の過ぐる早さかな
陽の匂いのするお布団に入る一瞬が好き。。。
でも、家に一日居てお天気が良くてという二つの条件を満たすのって
冬にはなかなかむつかしい
すぐにどんよりした冬空になってしまうし・・・
それだけにそんな貴重な日は、うれしくてお布団干したり掃除したり
あっという間に日が暮れてしまう
そのかわりちっちゃな充実感と共にあたたかなお布団の中で
一日を終えられるけどネ
淀川の蛇行見下ろす小春かな
小春日和。。。
本格的な寒さを迎える前の季節のあたたかい日々のこと
正しい意味を理解したのはいつごろだったのかな・・・
昔、昔、ただ単に冬のあたたかい日のことだと思ってたような気がする
穏やかでやさしくて可憐で大好きな季語のうちの一つ
その小春もそろそろおしまい
四季がなかったらきっと生まれなかっただろう俳句
そう思うと 突然やってくる北風ピュ−ピュ−の冬も、そんなにいやじゃない
また冬の季語と出会えるしネ♪
初冬や新聞のなき朝長し
最低気温がぐっと下がった今朝は新聞の休刊日
新聞&ロイヤルミルクティ&おいしいトーストの三点セットは
私にとって一日が始まる儀式のようなもの
その一つが欠けた今朝は手持ち無沙汰というかさびしいというか・・・
だからといっていつも新聞を隅から隅まで全部理解して読んでるわけではなくって
一応目を通すという程度なんだけどネ〜
そんな今朝はおこたに入ってぼーっとテレビを見て過ごしたけど
時間がなかなか過ぎないみたい・・・
当たり前のように朝起きたら新聞があることのあり難さを、実感した寒い朝でした
茶の花や軒先低き仕舞屋
私の今のささやかな夢
それは奈良町を着物で訪れること・・・
着物はなんとか着られるようになったんだけど帯がねぇ〜
なかなかいうことを聞いてくれなくて、すぐだらりの帯になってしまったり(*_*;
今のままではとても外には出られない状態
なるべく本格的な寒さが来る前に決行しようと、只今帯と悪戦苦闘中
それにしても奈良町は何回行っても飽きなくて大好きな場所
旧い街並みの中に新しいお店が溶け込んで、
おいしいお豆腐の料理や、お気に入りのピアスのお店も見つけたし
それに方向音痴の私でもなんとか迷子にならなくてすむほどよい広さ
でも、一番は着物がぴったりな街の雰囲気かな
な〜んて思いつつ、着物と帯を前にため息の私なのです。。。
ハザードで知らする謝意や小六月
車を運転していて道を譲ったときなど、ハザードを数回点滅して
ありがとうの意思表示をしてくれることが時々ある
ハザードの本来の使い方ではないので、賛否両論あるみたいだけど
気持ちを伝える手段としての使い方があってもいいと思う
私はうれしいな♪
でも、反対の立場になったときは、なかなかできなくて・・・
タイミングがむつかしいってこともあるけど
なんだか恥ずかしい
一度勇気を出してしてしまったら、なんでもないことかもしれないし
次そんな場面に出っくわしたら、一度挑戦してみようかな