GSF−ML&ION 合同ミーティングin竜洋 参加レポート

            (たけぼーさん 作)



9月25日(土)、26日(日)の二日間、GSF−ML全国ミーティングにIONメンバーがゲスト
参加するという形で、合同ミーティングが開催されました。

初日はIONからマイクさんとセブンさんのお2人が参加。浜松西インターにて13時に待ち合わせの予定だったのですが、13時を過ぎても2人が現れず、不思議に思っていると、セブンさんから

「浜松インターに着いちゃいました…」

との電話が…ヤル気満々だったんで、通り越してしまったんですね(^^;)。


その後中田島公園に着くと、既にGSFばかりが20台ほど到着していました。
もちろんマイクさんとセブンさんも到着済み。
ご挨拶のあとは出発時間まで他のバイクの見学やバイク談義で盛り上がりましたが、クルマのことや
カミさんのことまで話が波及!どこの家庭も、奥様に快く送り出してもらうのは難しいんだなぁ(-_-;)、と実感。

しばらくしてから、宿泊先であるホテルに向けて出発しました。
ところが出発してまもなく、GSF参加者のバイクの
チェーンピンが突如外れてしまい、それはそれは見事に、路上にチェーンがすべり落ちました。
落とした本人は「ギヤ抜けしたかな?」と思ったのだそうです。
今回トランポで参加していたかたの手助けもあり、近くにあったバイク洋品店オートリメッサへ移動し、急遽チェーン購入&取り付けをすることに。
思えば、これが今回のイベントの最初のつまづきでした…。


修理完了後、チェーンを落としたGSF乗りと二台のトランポと私のイナズマの計4台で再スタート。
有料道路の浜名バイパスに乗り、左手に広がる太平洋と、沈みゆく太陽をながめながら走ったあとで、後ろを走っていたトランポが突如追い着き、すぐ横で停車しました。
何事かと思うやいなや「パンクした…」。これが二度目のつまづきです。このかたのクルマは
「動く整備室」と言ってもいいくらい、整備道具が満載されていました。コンプレッサーも積んでいたので、空気の補充をしてなんとか自走できないかと試したのですが、傷が大きかったのか、走り出すとすぐにタイヤがペチャンコに。宿まであと2〜3キロという地点でしたが、やむを得ずスペアタイヤに交換。大変な初日となりました。

※その後まもなく宿に着きましたが、所要により私は帰宅。宿の夜がどんなだったかは、マイクさんとセブンさんのレポートでお願いしますね。


さて二日目。ここからが今回のイベントのメインですな。
朝9時過ぎに竜洋コースに着くと、既にToshiさんとスパイクさんが到着していました。これまた久しぶりの対面で、ご挨拶ご挨拶。

ピットハウス内で今日の走行会のスケジュール説明と安全確認をうけ、大荷物を下ろしたあと、午前中のカリキュラムである「安全運転スクール」が始まります。テストコース内の広大な空き地に、S字・クランク・定常円・複合パイロンスラロームを組み合わせたコースが設定してあり、「腕に覚えあり」チームと「慎重に走りたい」チームに分かれ、コース走行を行ないました。複合パイロンや定常円走行は、慣れていないとなかなか走りにくいもの。IONの皆さんも初めは戸惑い気味でしたが、後半になると思い思いのペースで課題をクリヤしていました。発着点に戻る毎に、ちょびちょびとアドバイスをさせていただきましたが、役に立ちましたでしょうか…?

続いて、愛車でのハイウェイコース走行に移ります。ここでも「ガンガン攻めるぜ」チームと「高速体験で充分」チームに分かれます。Toshiさんは逆車メーター&リミッターカットでしたから、さしずめ最高速確認走行だったでしょうか?走行中の画像も撮りましたので、後でまとめて掲載してもらいますね。
                                   

                             Toshiさんの疾走シーン


言い忘れましたが、竜洋コースの路面はビックリするほど摩擦係数の高い路面設定なので、知らずに攻め続けると、あっというまにタイヤが減ります。新品タイヤに換えたばかりのセブンさん、減っててもがっかりしないでね(^_^;


          

                       セブンさんの疾走シーン


ここでお昼休憩。お弁当を食べたあとは、特別ゲストとのジャンケン対決でのプレゼント争奪大会。今回のゲストは、スズキ油冷エンジンの生みの親である元スズキ取締役の横内悦夫さん、チームMUR8耐参加でおなじみの水谷勝さん、ツジモトレプリカがあまりにも有名 往年のスズキワークスライダー辻本聡さん、現在motoGPを走るスズキGSV−Rのテストライダーで元全日本SBライダーでもある秋吉弘亮さん、以上の四名。トップ商品は何と革つなぎ!!たかがジャンケンなのに、皆が殺気だったのは言うまでもありません。結果は…参加賞ステッカーのみに終わりました(T_T)。

そのあとゲストによるレース四方山話で爆笑の渦に飲み込まれそうになりましたが、横内氏による『来年は油冷エンジン誕生20周年だから、何かイベントをやるよ』という一言に全員で拍手喝さい!GSF、イナズマはもちろん、Rシリーズ、バンディット、1400、1200SSなど、そうそうたる顔ぶれのイベントになりそうな予感…楽しみです。


さていよいよ最後のスケジュール、ニューモデル大試乗会です。今回はR1000(04)4台のほか、R750(04)、R600、SV1000が2台、GSX1400が3台(うち一台はヨシムラ集合付!)、スカイウェイブ650が2台と多く、しかも時間がたっぷりあったので何回も乗り比べをすることができました。先導するテストライダーの粋な計らいで、バックストレートではフルスロットルOKに!R1000では284km/hまで出せました。それはそれは気持ちよかったです。ね、Toshiさん

                                           

                                      Toshiさん                 スパイクさん           セブンさん

そうそう、辻本さん・秋吉さんとの、二人乗り体験走行会も書かねば。初めタンデム対象は女性オンリーのような雰囲気でしたが、我らがIONのマイクさんが「オトコでもいいっすか〜」の一言で解禁。さっそくマイクさんは辻本さんの乗るGSX1400の後席に乗せてもらいました。感想は…本人の口からぜひ!ヘルメットに書いていただいたサインは、一生ものですよ♪

                                              マイクさん 

                          

そんなこんなで長い一日のスケジュールが全て終わり、最後はスズキのスタッフに見送られながら、全員でゆっくりとコースを一周し、解散となりました。


GSF−MLの幹事氏とは、来年もぜひご一緒しましょう!と固い握手を交わしましたので、来年も必ず企画します。今回参加された四名様、来年もぜひ!今回参加されなかったかた、来年こそぜひ!一緒に竜洋で走りましょう!!

                                               集合写真

                                                           

長文ご精読、ありがとうございました