雪ちゃん&宏博兄さんがらみの小話
観戦記に書いてしまっていますし、自慢できるほどのネタはないのですが…。


試合で見てきたエピソード
02年京都NHK杯の初日、アイスダンスコンパルソリーでチャイト組が滑っていた時のことです。彼女達の動きを目で追っていると、そのバックのリンクサイドにメークをバッチリ済ませたジャージ姿の雪ちゃんが!少し厳しい表情でリンクを見ていました。
そこへやってきました宏博兄さん、背後から片手で雪ちゃんの肩をもみもみ。もみながらリラックスした表情で何か話しています。軽口でも言っていたのか聞いている雪ちゃんも笑顔に。次の組(梨絵ちゃん&賢ちゃん)の演技が始まる時には二人ともいなくなっていましたが、オフアイスでは宏博兄さんが引っ張っているんだなと改めて思った一コマでした。

ファンになった経路
二人の演技を初めて見たのは96年大阪NHK杯のエキシビションでしたが、この時の印象は…実は悪かったんです(^^;)
試合が始まる前にプログラムを見て「中国のペアっているんだ!」と知り、エキシビションへ。
なるほど3位に入るだけのことはありました。スピードありますブンブン投げます、技術点は出ても芸術点は出ない典型的なタイプ…だったのですが、容姿が……中国だから仕方がないところがあるとはいえ……(いやでもルー・チェンは綺麗だぞ!)。男はまだましとして、女の子…その頭が爆発したようなパーマは救いようがない……(泣)。
でも「この手の粗っぽいスケーターは数年かけて磨いてくる」というのと「中国は一度本腰入れて取り組むと短期間で上位に来る」というイメージがあったので、「日本以外にほとんどアジア選手がいないフィギュアスケート、定着していくのを見守ろう」とチェックをしておくことにしました。

そして次のシーズンは予想、期待通り少し垢抜けてきました。女の子可愛いくなったじゃん。この時初めて気がついたのだが、この体格でペアって珍しくない?細くて折れそうなペアの女子のイメージとは違い、健康的なのが好印象でした。
あらためて演技を見てみると二人が1:1の存在感で滑っているのが新鮮で、騎士道やレディーファーストの概念がないアジアの男女のスタイルがうかがえます。二人が対等に滑る新しいタイプのペアになるかもしれない、ぼんやりそんな事を考えて。そして何より男性の「どおりゃあぁぁぁぁぁっ!!!」という声が聞こえてきそうなスロージャンプ!力任せに投げ過ぎて自分まで跳んでいます。でも女の子があれだけたくましかったら安心してブンブン投げられるでしょう(笑)。

気に入った。

この手のタイプはジャッジや正統派好きの辛口ファンにここぞとばかりに叩かれるのでしょうが、ジャッジが何だ!バレエが何だ!がんばれ君達、行け行けゴーゴー!!
というわけで現在にいたります。


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