小話のページ

ファンページを作ったのはいいのですが、これが案外難しいものでした。エルビスの場合試合の結果や曲名リストというのは既によそのサイトで充実したものがあります。観戦記は別のコーナーにしてしまっているし、じゃあ何を書こうか…となると困るわけで。
ここではエルビスのファンをやっているうちに見聞きしたこぼれ話的なものを少し書こうと思います。追っかけ系のエピソードがあったらよかったのですが。

ファンになったきっかけ
存在を知ったのは多分94年幕張世界選手権のテレビ放映でリレハンメルオリンピックの男子シングルメダリストが紹介されていた映像だと思います。この時点では男子シングル選手はキャンデローロと鍵山さんしか知らない状態だったのですが、「この人の方が好み」とあっさり乗り換えました。
この試合でエルビスが世界チャンピオンになって喜んだものの、この時点ではまだ年に一度のNHK杯テレビ放映だけを見ていた程度。ファンといえる状態ではありませんでしたね。
本格的にハマッたのは初めて試合を生で見た96年大阪NHK杯です。フリーのドラゴンハートが……。

感動ではなく、衝撃でした。この時の感情はどう書き表したらいいのか今でもわかりません。

帰りにつく頃には呼び方がストイコからエルビスに変わり、晩ごはんのお好み焼きを食べながら語りまくったのは今の私の原点かも。この直後にインターネットで山ほどフィギュアスケートの情報を集められる事を知り、ハマリ度が加速。
長野オリンピックが終わってどうしようか途方に暮れていた頃にファンページを見つけて入りびたり、世界選手権を見にスケートのためだけに海外へ行って(だって日本に来ないんだもの…)、長々と観戦記を書き、ついにはこのHPを作る羽目になりました。
プロ転向してからの演技をまだ一度も見ていないんです。はあ、エルビスツアー見に行きたいわ…
振付の
フィギュアスケートにおいて振付士といえばコーチに次ぐブランドの世界。振付士自身にスタイルがあり、選手の動きを見て振付士が推測できるというのも珍しくありません。
あれだけ独特の動きをしていたエルビス、そのエルビスの振付をするウーシーさんのスタイルはさぞかしアクのあるものなのだろうと思いきや、彼女が他に振付をしたプログラムは有名なスケーターの物ではボーチェル&シュトイアー(ドイツ、長野オリンピックペア銅メダリスト)の「In memory」…全く路線が違いますね。というのもウーシーさんの振り付けのスタイルは選手が持っている資質を引き出すことなのだそうです。(ソクラテスみたいな人だな…)
やたらに字の多いエルビスの写真集「Heart and Soul」によりますと、基本的な振り付けはエルビスが自分で作っているのだそうです。ウーシーさんはそんなエルビスに対し、盛り上げ方、リンクの使い方というような、振付におけるコツみたいなのをアドバイスする役割のようです。
それじゃ振付士の欄に自分の名前入れればよかったのにねえ?
今度チャットがあったらそのあたりに突っ込んだ質問を送ってみましょうか(笑)
試合で見てきたエピソード
他の種目の試合でかなりの確率で選手席やらメディアブースやリンクサイドに出没していたエルビスは、カメラに抜かれなくても結構目立っていました。
一番すごかったのは現地入りしたものの当日に棄権した00年旭川NHK杯。金土日と丸々観戦していたのです。まあ観戦しかすることがなかったのでしょうが。ジャッジ側の席に座って写真を撮った方は、ぜひお手持ちの写真で選手のバックを見てみてください。ひょっとしたらエルビスがいるかもしれません。(某雑誌にはぼやけながらもしっかり映っています^^;)

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