・・・ Babyのお部屋♪その5 ・・・
出産偏
さんざん切迫早産だから気をつけろと言われ、先生にも「今年中には生まれるやろ」と言われてたのに
いよいよ年も変わり2002年へ・・・ 1回4000円もかかる健診費用がもったいねーと思いつつ
1月4日 39週5日目の健診へ。。。
いつも通りエコーを撮りながら「だいたいの体重は測りなおす度違うけど・・・まぁ2800gぐらいやろ」とのこと。
わたしの「先生まだ出そうにないですかねー もう予定日ですやん(あと2日)」という言葉に
先生は「まぁ3000g目指したらええやん。 いつになるかは全くわからんわ」とのこと。
子宮口は1センチ開いてる程度でまだまだっぽいなーなんて思いながら帰宅しました。
前前から前駆陣痛で夜中に痛い思いをしてたもののどれも本当の陣痛にはつながらなかったので
その晩の痛みも「またいつもの狼赤ちゃんやなー」なんて思ってました。
ところが明け方になっていつもより痛いような気がして目が覚めました。
横で寝ているだんなに「痛い 痛い」と言うと「うるさいなー」という返事。 むっかー!! (゚o゚(☆O=
バキッ
結局だんなもまたいつもの前駆陣痛だと思ってたようで・・・
そしてトイレに行くと鮮血の出血! やったー! これが本物のおしるしだぁ〜♪と大喜び。
陣痛の時間を測ると10分間隔になってたので産院に電話。 そして念の為入院の準備をして産院へ行きました。
内診の結果 子宮口は2センチほど開いてるということで念願の入院となりました♪
大部屋しか空いてなかったのでとりあえずそこで待機。 しばらくはだんなとテレビを見てました。
何時間かしてLDRの部屋にうつされ、お腹には陣痛計を巻かれて様子をみてました。
でも、なかなか陣痛の間隔が短くならないんですよねぇ・・・
陣痛ってその時は痛いんだけど、波が終わるとケロっと平気なんですよね。
陣痛の時は看護婦さんが背中さすってくれて呼吸法で逃してました。 特殊な?イスも使ったのがよかったのか
朝には子宮口も5センチまで開いて「朝6時ぐらいには生まれるかな」なんて言ってました。
ところが!! そこからが進まない!!! 全く陣痛の間隔が縮まらないのです。
5分間隔になったと思ったらまた7.8分になり、3分になったと思ったら5分になったり・・・
しかも痛みも弱くって陣痛がきててもグーグー寝れるぐらいでした。
だんだんと眠たくなってくるし、「もう今日はここで終わりにして、また明後日ぐらいにまた来ます」って
言いたくなるぐらいもう止めたいなぁって思ってきてました。 止めれないけど(笑)
その前の日に「まだまだみたい」ってみんなに電話して、だんなもそのつもりで夜更かししてたんで
だんなも寝不足でフラフラでした。 結局いてても何もできないですしね。
先生に「なんとかしてくださいよー」と言うと「まぁ3日かかる人もいるぐらいやからがんばりやー」って。
この先生はできるだけ自然にがモットーのようでした。(先生は2人いるので)
「せめて1日半にしてくださいよー」とお願い?してお昼までがんばってお産が進まなければ
陣痛促進剤を使うことも考えようということになったのです。
そして入院から27時間経過した1/6のお昼。 やっぱりちっとも進んでなかったのでした。
結局体力の限界だっただんなが「陣痛促進剤使ってください」とお願いして使うことになりました。
だんなは促進剤を打ったらすぐに生まれると思ったらしいのですが、薬はなかなか効かず
陣痛は相変わらずでした。 別の薬に替えたころからやっと効きだし陣痛の間隔がせばまりだしました。
でも、いつ陣痛がきてるのかイマイチわからないんですよねー 鈍いのかなぁ。
陣痛の痛みが強くないと赤ちゃんも出ようとしないそうな。 無理矢理きばってましたけど。
何度か内診もしたけども、これが無茶苦茶痛い! 何が一番辛かったってコレ!! 大嫌い!!
赤ちゃんの頭はすぐそこにあるのになんで出てこない? 子宮口もほぼ全開なのに・・・という感じでした。
結局最後は看護婦さんが無理矢理子宮口を開けて?くれて「さぁ行くでー!!」という感じで
わらわらと看護婦さん達が集まり、今まで普通の高さだったベッドはぐぃぃ〜〜んと上にあがり
背中には特大のクッションが敷かれ、お尻から下は内診台のように足をのせる台があるだけでスースー。
もうスゴイ早業というか連携プレーでした。 それから人工破水(ぬるい水みたいなのがジャーって出た)。
にぎり棒みたいなのがベッドの両脇にあるのでそれをつかみ、おへそを見ながら息を止めてひたすら肛門に
向っていきむ、の繰り返しでした。 陣痛がない時はお腹が空いてたので看護婦さんにもらったアメを
ボリボリとかじってたわたし・・・ ( ̄▽ ̄;;
こんな人はわたしだけみたいです(笑) おいしかったけど。
そして3回目の陣痛の波でようやっと下までおりてきたけいちゃん。 そこで先生が吸引して念願の誕生でした。
なんだかいろんな体験を見聞きしてた中で多かったのが「誕生の瞬間に感動して泣いてしまった」っていうこと。
でもわたしは「こんちくしょー やっと出てきたな!」と思っただけで別に涙は出ませんでしたねぇ・・・
だんなも泣かなかったし。 それよりもチアノーゼが出てた方が心配だったという感じで。
しばらくしてキレイにしてもらって連れてきてもらったけーなの第一印象は「ガッツ石松や・・・」でした。
すっごい下ぶくれでビックリです。 女の子なのに・・・(T△T) 治らなかったらえらいこっちゃ。
その後保育器に入れられてましたが、看護婦さんに「どうしてます?」と尋ねると「こぶしのきいた大きい声で
よく泣いてますよ」と言われてしまいました。 (//▽//)
こぶしのきいた泣き声って・・・
産院の新生児室で8人ぐらい並んでる中でも一際大きい声でいつも泣いてた気がします。
みんないい子で寝てるのに。。。看護婦さんも手を焼いて「お母さんが恋しいのよ」なんて言いながら
部屋に連れてくることもしばしば。 ホントよく泣くし、あきらめずに泣き続ける子です。
生んだ際に大量の出血だったのでかなりの量の点滴をされました。
途中で一度トイレに立ちましたが、ものすごいめまいで世界がグルグル回りびっくりしました。
生んだ後、縫われた後、ということでおしっこするのが恐かったです。
肝心のおしっこも不思議なことに仕方がわからなくって、ものすごく時間がかかりました。
やっぱりけっこう痛かったです。 まだまだ血もたくさん出ましたしね。
その後しばらくは貧血がひどく毎日鉄剤の注射をされ、退院時には錠剤も出されました。
生む時は「なんだ、たいしたことないや」って思ってましたが、やっぱりダメージは大きかったみたいです。