Babyのお部屋



・・・ Babyのお部屋 ・・・

 


< 妊娠発覚まで >


結婚してから最初の数年は「まだ二人で過ごしたい」という思いもあり、あえて
積極的には『コヅクリ』はしてませんでした。 けれど、わたしの方が2つ年上で、中学生の時からの
 持病「第五腰椎分離症」(腰椎にヒビがはいったまま治らない)というネックがあったため
わたしとしてはできるだけ早く産んでおきたいという思いもありました。

 女が「産みたい」という気持ちが強くても男が「嫌だ」と言ってしまえばその願いはかないません。
だんなの場合は看護学校に入学=収入が不安定ということでなかなかいい返事はもらえませんでした。
わたしはといえば「周りからのプレッシャー」が強く、仕事場に行ったら患者さんに「お子さんは?」と
聞かれ「まだです」と言うと「なんで早く産まないの!」とか「もういい歳なんだから産んだ方がいいよ」とか
いろいろなコトを聞かれたり言われたりでいい加減ウンザリしていました。

なんとか毎日の洗脳のおかげでだんなにも心境の変化はあったのですが、そうなると
なかなかできないのが不思議です。 あちこちの不妊症のサイトをまわりました。
「結婚すれば簡単に子供を授かると思った」というコメントが多いのにうなづきました。
毎日基礎体温を測っても、できないものはできない。 生理が来るたびにだんなに
「なんでよー!」とわめいてました。 けっこう生理痛がきついんで嫌だったんです。
「早く欲しい!!」という思いが強くて「ここぞ」という時にだんなの協力が得られないと
「自分が産むわけじゃないからって勝手だ」とか「ホントに欲しいと思ってんの!」とか
けっこう自分勝手なヤツだったと思います。 (ごめんよ、だんな。)

そんな時にだんなの兄ちゃんが「できちゃった婚」をするという連絡がありました。
兄ちゃんはわたしと同じ学年なんだけども、医学部に行きたいという夢があって浪人中でした。
「なんで受験生が父親になるのよーーー!!!」
うちは結婚してるのにできない。向こうは受験生なのにできちゃってる・・・ かなりショックでした。

兄ちゃんの選んだ人は年上の明るくてとってもいい人でした。

結局兄ちゃんが先に父親になるということで記念すべき「初孫」計画も失敗に終わり、
どうせなら同級生は嫌だということでしばらくは無理に「コヅクリ」はやめておこう・・・
そう思いました。 基礎体温を測るのをやめたら本当にスッキリしました。
「しばらくはお金貯めよー しばらくしたら本格的に治療したらいいや・・・」と思っていました。

だから生理が1週間遅れてても「遅れると痛いからやだなぁ・・・下腹部痛いし、もう来るはずなのに」
と遅れている生理に腹をたてていました。 実際生理前のような下腹部痛もありましたし。
「今回遅れてて嫌になるよー」とだんなに言うと「・・・・できたんとちゃうのん?」とあっさり言われました。
「まさかー今更そんなんありえへんでー」なんて大笑いしてたぐらいです。
でも痛みがいつもよりちょっときついし、さすがに10日ほどたつと心配になってきて、仕事場の
最近出産された方に相談しました。 「妊娠した時も生理前みたいな痛みあったで」と言われ
半信半疑で帰りに妊娠判定薬を買いに行きました。

まさかと思ってたので2本入りを買ったのですが・・・1本で充分でした。
待ち時間ほとんどなしで速攻結果が出ました。「陽性」 ウソみたいでした。
帰ってきただんなに言うと「やっぱりー」と言われました。 母親は大喜び(この人が一番のプレッシャーの原因)
父親はニターッと笑いました。 だんなの両親も大喜び。(素直に喜んでもらえて嬉しかった)
なんだか一番気持ちが落ち着かなかったのはわたしだったのかも。
嬉しい反面、流産したらどうしよう、無事育つんだろうか・・・そんな不安の方が大きかったのです。