色々な皮膚病



ここでは、そのほかのポピュラーな皮膚病と対策などについて
書いてみたいと思います。リクエストも待ってます。

☆にきび☆
にきびは誰にでもできるし、皮膚科にかかるほどのもんでもないわ、
なんて思ってませんか? いえいえ、ひどくなると跡が残って大変です。
赤くなったり、クレーターになったり、ケロイドになったり・・・治りにくい
たくさんできてきた、そんな人は一度皮膚科に行ってみて欲しいものです。

★対策★
ストレス・不規則な生活・季節の変わり目・栄養の偏り・睡眠不足・便秘・・・・
ちょっと生活を考えてみましょう。化粧品も大事です。自分の肌にあったものを
使って、ぬるま湯でしっかり落としましょう。 食事は1日3回バランスよく。
緑黄色野菜をたっぷりと。炭水化物(ごはん・パン・パスタなど)糖(お菓子)
などは控えましょう。皮膚科ではシナール・ハイボン・ピロミジンなどのビタミン剤
とイオウカンフルローション、アクアチムクリームなどが出ます。


☆水虫(白癬)☆

これって足だけのものじゃないんです。頭にも手にも爪にも股にも
できちゃいます。特に爪白癬になってしまうと治りにくいし、お薬が
とーっても高いんです。しかも半年以上飲まなければならない。
パターンは、指のマタのところがかゆく、ふやけて皮がめくれてくる。
かゆくて小さな水泡ができてくる。かかとなどがガサガサになって皮が
めくれてくる。誰かにうつしちゃう前に皮膚科へいってくださいね。

★対策★
とにかく、痒い・皮がめくれてきたと思ったら皮膚科へ。
イトリゾールカプセル(1錠:715.80円)
ラミシール錠(1錠:336.20円)
今はもう少し安かったりして。この1錠の価格を自分の保険の負担割合で
計算してみてください。1日2錠で約半年・・・2割負担でも高いでしょ?
爪の水虫は外用薬を塗っても効きにくいのでこういう内服薬も
いっしょに飲まないとダメなのです。薬局で市販の塗り薬を購入
される方も多いのですが、似たような皮膚炎とまちがって水虫の薬を
塗ってしまいひどくなって慌てて皮膚科にいらっしゃる方も・・・。
顕微鏡検査をしてもらって症状に合ったお薬を出してもらいましょう。
あとはうつらないようにお風呂マット・スリッパの共用は止める。
お風呂でキレイに洗い、しっかり乾かす。お酢・ニンニクをつけるなど
民間療法はあまりオススメしません。


☆ヘルペス☆
「熱の花」「単純性疱疹」「帯状疱疹」いろいろ呼び名がありますが、
どれも原因はみずぼうそうのウイルスです。水ぼうそうにかかったことの
ない人にはうつりますので注意しましょう。小さな口のまわりなどに
できるヘルペスはほっといても治りますが、大きいものだと大変です。
疲れているときになりやすいのですが、症状としては、
軽い発熱・倦怠感→赤いはれ→水泡→かさぶたという感じです。

★対策★

帯状疱疹になると点滴・内服薬などが必要になってきます。これも
お値段がとっても高いんです。
ゾビラックス(点滴静注用)(250mg:6993円)
ゾビラックス軟膏(1g:496.20円)
アラセナA軟膏(1g:486.90円)
もちろん点滴は他のものともまぜますし、ひどければ1日2回です。
軟膏は1本5gになるので1本出されればもっと高くなります。
計算はさっきと同じです。1割・2割・3割負担計算してください。
水泡をつぶすと増えていくのでつぶさないこと。眼にできると怖いので
おかしいと思ったらすぐ眼科へ。早めに対処しないと神経痛になるので
医者がきらいでも薬がきらいでも病院に行きましょう。



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