商品番号w601
御本立鶴茶碗
対馬藩宗家が釜山の倭館で製作した
御本立鶴茶碗です。
宗家では焼成した茶碗を江戸時代を通じ
老中や札差からの要請で将軍家等に少数づつ
献上して居りましたが、在庫が少くなくなり
数十年後再び倭館に200人以上の体勢で
陶工達を送り窯を築き数百個の各種茶碗
を焼成しています。
これは二度目倭館窯の時に焼かれた物で
高台に切れ込みが入って段が付いています。
対馬では技術保持のため、
毎年焼成しても無釉で本焼きは完成させて
貰えませんでした。
これは数十年以上前の本歌の趣を
正しく伝えて薄手で堅く焼成されています。
江戸時代中期〜後期
胴径 10.8cm 高さ 8.81cm
\137500 箱アリ
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