「景−ドック−」 油彩 F30号 大阪港の造船所です。 今まで大阪にあまり縁のなかった私は、大阪のイメージというと難波や梅田、あるいは天王寺といった繁華街でした。 田舎育ちの私にとって、あまり居心地の良い所とはいえませんでした。 昨年、友人の誘いで大阪港へスケッチに出かけ、出会った景色がこれです。今まで田舎の田園風景ばかり描いていた私にとって、ドックの岸壁の赤褐色の錆の不思議な色は新鮮な感動でした。今まで知らずにいた大阪の一面を垣間見た気がしました。 この絵の下絵になった水彩スケッチは「心に残る風景」のページで紹介しています。あわせてご覧下さい。 (ちなみに、これは2002年の市展で市長賞をいただきました。 ご指導くださった生川先生に感謝しております。) |