バラの葉に残された虫の食害痕を観察していて、ふと、あることに気が付きました。 弱剪定したバラの方が強剪定したバラよりも食害痕が目立つのです。 強剪定したスベニール・ドゥ・ラ・マルメゾンやコンテ・ド・シャンポールの葉はほとんど無傷できれいなまま。 何か関係があるのでしょうか? そんなバラの庭では色んな虫達が交尾の真っ最中。 右の写真、1枚目と2枚目はナミテントウの交尾。 3枚目は憎きゾウムシ。 4枚目はクロヒメオトシブミです。 この時期のゾウムシは交尾のために数匹が同じ場所に集まっていることがあり、一度に3〜4匹を捕まえることも珍しくありません。ゾウムシに逃げられないように注意して捕まえてくださいね。
シロシタヨトウは胴体の部分が黄褐色のタイプと写真のように緑色のタイプがあります。 葉や花を食べる害虫ですが大量発生することはあまりありません。 庭で見かけて、パニックになり殺虫剤を庭中に撒くようなことはしないでくださいね。 朝夕に見回れば簡単に見つけることが出来ます。 一匹見つければ何十匹も隠れている害虫もいますが、シロシタヨトウにはそんな心配は必要ありません。食害量もあまり多くないので神経質になることはないでしょう。 |
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