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那須郷音(98/9/10 14:10)
あれ、講義室が増えてる。聞いてないなぁ。まぁいいや、入ってみよう。タイトルが気になるけど、第二助手の久々の講義だし。
> へへへっ、よぉ、ひーちゃん！！（意味不明）
> 今日は飛ばしていくぜ！！俺が外道で外道が俺なんだ！！（笑）
> へへっ、渋いぜ・・・！！（死亡）
面白すぎ（笑）
> さて、ここんとこ全然役に立たなかった第２助手だが、久々に講義をさせてもらうぜっ！！今日は兄妹愛に関して少しだけ触れてみようじゃないか！！
> まず今日は「兄妹愛とは何なのか」に軽く触れていこうと思う。
> こんな基本的なことだが、世間では意外とわかっていない。兄と妹が愛をまっとうする。これが兄妹愛だが、兄妹愛というものは近親相姦でなくてはならないと思うんだ。近親相姦とは何か・・？そもそも近親とは何か・・・？ここに三省堂の新小辞林がある。【近親】−血統の近い親類、とある。そう、そうなんだよ！！あんた、俺が何をいいたいのか、わかるかい？そう！！そこのあんた！！えらいぜ！！俺は「義理の兄妹では近親相姦にならない」と思うんだ！！本当の兄妹愛・・・それは血のつながった二人が愛をまっとうしなければならないんだ！！
（省略御免、省略することに良心の呵責を覚えることはなかった・失礼）
これにまともに反論しだしたら私もそれだしあれだね（意味不明）
何を言っているかが重要であり、誰が言っているかは本来的には重視すべきではない。しかし、社会の認知というものは個人の思惑などを遥かに凌駕するもので、結局のところ、誰が言っているかは、その内容を知る上で非常に重要な要素になる。
で、君が言っていると、兄妹愛はおおよそあのひとたちを指していると思ってしまうわけだ（笑） で、その具体例だけは絶対いやいやなので、私は何とか一般論から君を切り崩そうと思う（笑）
というわけで一時的に生徒モード。
義理兄妹、姉弟でも構わないけどさぁ、そんなにダメダメなん？ 禁断で響きがどうこうって言ってるけど、逆に、「義理：半分くらいはたぶん大丈夫、場合によっては戸籍以外まったく問題なし：生殺し」って図式も効果あるとは思いませんか先生？（笑）
神に対する反逆は重すぎます。ですが、戸籍というひと（ってーか社会）に対する反逆くらいなら、前者よりは踏み切りやすいのではないでしょうか。
つまりそれは、逆に、「神に対する反逆：確固たる意志、相思相愛」という図式が成り立つわけです。良い意味でも悪い意味でも、もはや周囲の目など気にしない段階なのでしょうから、壁は「良心の呵責」だけです。その結末が幸福であれ不幸であれ（大概不幸だとは思いますけど、お涙頂戴的に）、「良心の呵責」という壁しかないのですから、筋書きはどれも似たり寄ったり、金太郎飴ではないでしょうか。
それに対し、「義理」の方は、前者に比べて意志が薄弱です（これは先生の見解からも読みとれます） つまり、例を挙げるなら、周囲の目なども十分「壁」になりうるわけです。多種多様なドラマがそこには生まれるわけです。
こうして考えるなら、芸術作品として考える場合、義理パターンの方が可能性が高いとは言えないでしょうか。
実パターンでは、それだけに読み手の同情なり劣情なり何でもいいんですけど（笑）そういった情を誘うまでも、お約束すぎるのです。お約束に頼ることが前提条件なのですから、いずれ進展がなくなり、支持を得られなくなるのでは。
逆に義理は可能性が豊富だから、例えば時事に適した話題などを葛藤のテーマとして扱うこともできたりするわけです。可能性としてね。つまりはそういうことです。
水戸黄門（わかりやすいお約束）か大岡越前（多種多様な人情話）かってところですね。全然ふさわしい例じゃないですけど（笑）
以上。ではさいなら、すちゃっ。なお、先に言っておきますが、「助手にならんか」は、絶！ の対！ で、丁重にお断りさせて頂きます（笑）
> ちなみに「こんなツリーすぐに消えるさ」なんて思ってるあんた！！そいつぁ甘いぜ！！今回は「其の壱」だ！！毎回少しずつ伸ばしていってやるぜ！！だから俺１人でも絶対に埋もれないのさ！！覚悟しやがれっ！！（爆）
其の壱かい。ふん、せいぜい頑張るがいいさ（壬生風）
以上、那須郷音でした。今日はもう帰って寝ようっと（笑）
| ★外道講義室★−特別講義・第八回「兄妹愛の魅力・其の壱」 : ゆきちゃん(98/9/9 00:27)
