はじめに

数あるホームページの中から“sally's flower note”にお越し頂き有難うございます。
初めて来られた方にご挨拶を兼ねて私の思いを少しだけ・・

『それは失敗から始まった』
私が園芸に目覚めたのは今から約6年前、結婚とほぼ同時期です。独身の時「結婚したら花を植えよう」と漠然と思ってはいましたが、凝り性だけど飽きっぽい私がここまでのめり込むとは当初は思っていませんでした。結婚前の私は会社の帰りにたまに鉢花や切花を買って帰ったりする程度でしたから。
結婚して、「さぁ始めよう!」と近所のホームセンターで買ったのはペチュニア。花の土も買って、当時住んでいた賃貸のハイツのベランダの見栄えを良くしようと、器は樽型の壁掛けタイプのハンギングプランターを選びました。
ところが見事に失敗!「まぁキレイ」と思ったのもつかの間、花が咲かなくなってしまったではありませんか。鉢底石も入れたし水遣りもちゃんとしていたのに…。そうこうするうちに成長も止まって、遂には枯れてしまいました。「何故?何がいけなかったのだ?」いきなりつまづいてしまった私は本屋さんに走りました。ここで諦めるわけにはいかないし、何としても原因を追求しなくては私としては先へ進めません。そして『初めての』と名の付く本何冊かに目を通した結果、何の事はない、根腐れしていた事に気づきます。今では考えられない事ですがプランターの水抜き穴の栓をしていたのが原因でした。何という無知…!
これを機に、毎月の購読紙はそれまでのファッション雑誌から園芸関係誌に変わりました。そうやって勉強するうちにめりめりとのめり込み、失敗から始まったこの趣味はまだ飽きる気配も無く、むしろどんどん貪欲に好みの趣くままに植物の数は増えていき、マンションに引越した現在は常時約50種を育てています。(その後改めて数えると増えていて2002年4月現在は60種)

『園芸は子育てに似ている…』
よくそんな言葉を目にしますが、あなたはどう思われますか?子育ての経験のない私が申し上げるのもなんですが、私はあんまり似ていないと思うのです。何故かというと子供は育てる人の思い通りになんてなりません。その点植物は自分の育て方の通りに(うまくすれば立派に、そうでなければ貧相に…)成長してくれますから。そして、水遣りを忘れたりしても「のどが渇いた〜」なんて言ってくれないので(当たり前ですが)常に彼らの様子を見守ってやらなければなりません。それこそ、雨の日も風の日も…。
テーマを決めて「次はこの色でいこう」と計画を立てたり、好みの変わるままに次々と育てるものを変えたり…等々つらつらと考えていくと、ますます共通点がなくなってくるような(^^;
よく目にするからには何か似たところがあるハズ…。と更に考えると、ありました。一生懸命世話をして、ある日かわいい芽や花を咲かせているのを目にした時、子育てで言うと、例えば子供が始めて何かが出来た時でしょうか、思わず「わぁ〜見て見て!」とその場にいる誰かに見てもらいたくなったりします。この時の気持ちは双方似たものがあるのではないでしょうか。もしかするとこの気持ちこそが子育てに似ていると言わしめている由縁かもしれませんね。

『園芸好きは見せたがり?』
これはもう、その通りだと思います。上記で述べた通り、「わぁ〜見て見て!」のこの気持ちですね。見せたがりの人が園芸好きになるわけではないと思いますが、園芸好きになると見せたくなる…というところでしょうか。かく申す私がそうです(^^; 私の場合マンションのベランダですから、ダンナと、ウチに遊びに来てくれる方以外の人には見てもらえないわけです。だからどれだけ頑張って花を咲かせても自己満足の世界。最初はその自己満足で十分だったのですが、第三者の意見が聞けないと、だんだんマンネリ化してくるんですね。「それならHPを作っていろんな人に見てもらおう!」ということでできたのがこの“Sally's Flower Note”です。ですので当HPを見てくださった皆さんのご意見、ご感想、アドバイス等々大歓迎です。お待ちしております。
ここでは、私のベランダの植物の成長や失敗(できるならあまり失敗せずに済ませたいが…)やいろいろな事をお見せしたいと思います。レポートのようなもの、と思っていただければ嬉しいです。一般的な「〜の仕方」等は専門の本やHPが沢山あるのでそちらにお任せして、ベランダではこうです、というスタンスでいきたいと思います。どうぞヨロシクお付き合い下さいませ。