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2016年9月18日

いやぁ、、いつも言うけど、ピアノは難しい。。ピアニストは偉大だ。

ピアニストはみんな言うのだけれど、コードは無意識に手がそこに行く、らしい。

クラシックにおいても、半音階とか(しかも3度平行とか)「いちいち読まなくてもパターンを手が知ってるやろ」と言われる。。知ってるのがピアニスト、知らないのが素人。
うえだは、はっきり言って未だに素人なのだ。。

そんな素人が、、ショパンに挑んで早1年が経つ。。10月2日(日)には、ちょっと恐ろしいコンサートに、エチュード引っさげて人前で演奏することになっている。いちおう集中して練習は積んでいる。でも、、一歩間違えると雪崩のように崩れるのが“素人”。これからの2週間、、緊張感が半端ない。。

早く素人の域を脱して、自在に何でも弾けるようになりたい。と、思い続けて、もう20年経つんだよなぁ・・素人続けて20年。やれやれ。。

 

2016年8月26日

今年も夏が終わる。あ、、日記、随分さぼったけど。。

今年の夏も、群馬に行った。今年はついにライブまでやった。群馬の人たち、共演者のみんなも、聴いてくれた皆さんも、いつも受け入れてくれてとても幸せ。こうして毎年訪れるたびにとても愛着が湧いてくる。第2の故郷みたい。うえだ、関東は性に合ってるのかもしれない。

いつ訪れても、いつでも迎えてもらえるように、腕は、音楽力は、常に磨いておかなければいけない。近々、またショパンを弾く。今度はうちでのアットホームなものでは済まされない。実力者が集うコンサートだ。譜読みが誰よりも遅かろうと、頭が足りなくて実力が著しく劣っていようと、出ると決めたからには恥ずかしくない演奏をやりきるしかない。そうやって少しでも上へ。そして、いつでも、全国のどんな相手とでも楽しく共演できる音楽家でいたい。

 

2016年5月25日

22日、うちでのホームコンサート。まずはホント大盛況。近所の皆さんにも「音楽してるお宅」と認知され、まこと幸せな環境です。ありがたいことです。大感謝。

で、それはさておき、頑張ったけど、上手くいかなかったなぁ。相変わらず・・
緊張はいつものこと。誰だって大なり小なり緊張する。集中力が持たずに終盤に立て直せなくなるというのが、イマイチ成長できていないところ。それを、アンサンブルでやってしまったのだから、共演者に対しても失礼である。。
きちんと音楽の構造を理解して弾くという、あたりまえのことがあたりまえに出来ない、自分の実力の無さが露呈された格好だ。我武者羅に練習したってだめ。それが通用するのは10代まで。頭を使って、音楽を理解しないと。一番苦手なこと・・いつになったら成長できるのだろう。。

ひとまず休息。しばらく鍵盤さわりたくない〜(そうも言ってられないのだが)

 

2016年5月8日

ソプラノの井川さんと、22日コンサートに向けて初伴奏合わせをした。中田喜直の伴奏譜は特に難しい、と言われてる。他の伴奏譜をほとんど弾いたことないからよくわからないんだけれど、そうなんだろう。うえだたいそう苦労してますんで・・
アンサンブルは相手の音が聞こえるとツラれて指が思わぬ方向に行ったりして難しい。これをクリアしなければ一人前にはなれない。おまけに伴奏者は歌い手の呼吸を引き出さなければいけない。ここができてないんだなー。今日合わせを母親に見てもらって、「呼吸が止まってるよ」だそうで・・うん、わかってるんだけど、、わかってるならなんとかせい、ってことなんだけれど。。ちゃんと自らも詩を“歌って”、歌い手と一緒になって“歌いながら”弾けるようにならなければいけらしい、、ひぃぃぃ〜。。

 

2016年5月5日

5月4日、大学時代の同級生からまさかの呼び出し。西大寺界隈にて飲む。中には20年ぶりに再会する人も。メンバーの中でボクは滅多に顔を出さない奴なので近況を根ほり葉ほり聞かれる。ちゃんと再就職しててよかった〜
(;´ー`)

大学時代は辛いことがあったし、自分の居場所や目標を見失ったりして面白くなかった。若いころに戻してやる、と言われてもこの時代は絶対願い下げだ。でもそんな時代を経て、音楽に自分の情熱を向けることができて、今の自分がある。歳とってそんな風に思えるようになって、今まで躊躇ってきた大学時代の思い出にも少しずつ向き合えるようになった。長かったなぁ。
中田喜直の歌曲「かなしくなった時は」の、歌詞を見つめなおして伴奏練習して、ふと昔の自分とリンクして感傷的になってしまった。でももう今なら大丈夫。音楽が救ってくれた。そう思えるくらい、がんばったんだなー、じぶん。

 

2016年4月29日

僕がピアノのことについて書くと、どうしてもネガティブなネタになる・・とにかく下手だなぁと、、正面から向き合ったとき、いつも殺したくなるくらい自分が、自分の実力の無さが憎らしくなる。何回弾いても弾けない。同じページを何時間ひいても覚えられない。集中力が尽きてきて、自分憎らしさあまり死んでしまうんではないか、と思えるところだったので練習中断、只今休憩中。。

Face Bookで、仲良くしてもらってる関東のピアニストの書き込みに、「実はピアノを弾いているときが一番楽しくて幸せ」とあった。うん、そうなんだろうなぁ。彼との共演(ボクがベース)は本当に楽しかった。心底うらやましい。

ピアノ弾いてて、楽しいって思ったこと、ないかもしれない。弾けないことへの苛立ちか、弾かなければいけないことのプレッシャーに押しつぶされそうな緊張感。そればかり。本番で心底上手く行ったと思えたことも無い。楽しくて仕方がない、という段階を夢見て、小曽根真さんに夢見させてもらって、諦められずにこんな歳まで続けてきて、未だに自分に腹立つことばかり。。

とまぁ、そうは言っても、あと3週間後、本番があるのです。我が家でホームコンサートやるんです。ショパンの練習曲と、中田喜直の歌曲の伴奏をやるんです。ソロなんて自分が恥かいたらそれで済むけど、伴奏は、共演者に迷惑かけられない。殺したいくらい憎らしい自分。乗り越えろ。死ぬ気で覚えろ。そうやってちょっとずつ、ちょっとずつ、、登っていくしかないんだから、ぼくは。

 

2016年4月7日

昨夜のエリントンライブ、、うん、「スパルタ」だった!
息が切れるほど、腕がつるほどベースを弾くことって、他ではなかなかない。腕がつる、ってのはまぁ弾き方が良くないのだけれど、、全力で立ち向かわなければ自分の存在感が消えてしまう。そういった中できちんと自分の弾きたいことが弾けるということ(息切らしてる場合じゃない)。トップクラスに伸し上がりたいのなら、クリアしなければいけない。

 

2016年4月4日

4月2日(土)ピアノ生田幸子さんがホストをしているジャムセッションに出かける。この人の演奏を初めて見たのが、もう12年くらい前。衝撃的に上手いと思った人。アドリブも、ピアニストとしても異次元だった。幾度となくライブ見に行ったし、ジャムセッションも良く行った。ここ数年は随分ご無沙汰していたのだけれど、久しぶりに手合せ求めて馳せ参じた。

場所は朝潮橋の「Bar Kiyomi」。とても狭い店に、生田さん目当てのジャズプレイヤーが大勢押しかける。もはや酸欠、さすがの人気ぶり。Bass弾きも3人。出番より休憩時間の方がはるかに長い。。
やはりとても楽しい共演だった。なのに意外と、なんだか何か物足りない。なんでだろう。。和気藹々とした楽しい共演はいいのだけれど、トップクラスのプレイヤーと共演する生田さんの姿はもっと凄い。そんな姿を引っ張り出せるほどの実力が自分にはまだ無い、ってことなのか。。

「エリントン」ライブにて、スパルタ教育をしてくださる宮川さん、朝倉さんに、うえだ、あらためて感謝しなければいけないなぁ、と思った次第なのであります。ハイ。

 

2016年3月22日

3月16日(水)のエリントン。今回から、御大 朝倉聖(Dr)、凄腕 宮川真由美(Pf)、2人の偉大な先輩方とのトリオ。楽しみにしていた。実際楽しかった。「矢面に立つ」というよりは、のびのびと自分のやりたい演奏をさせていただいて「こんなボクですがどうぞみてやってくださいな」的な、見られて心地いい緊張感、しかも最高のアンサンブルを自ら楽しませてもらった。幸せ者である。このライブ、毎月第1第3水曜日に行われる。是非これからも沢山の人に見に来てもらいたい。

3月21日(月祝)。西大寺「Hot Staff」にて、佐田姐さん(Vo)、佐瀧兄さん(Gt)による「サタサタキ」に仲間に入れてもらってライブ。姐さんの、流暢でなくとも温かく気遣いに満ちた優しさでお客さんの心を掴むステージング。なるほどなぁと感心。この編成にしてはスリルある選曲を持ってこられたものの、難なく楽しく演奏できた。温かいお客さんの雰囲気にリラックスさせてもらえた。感謝感謝!マスターからの賄いオムライスで心も満腹。やはり、幸せ者である。

 

2016年3月7日

楽しい週末だった。
5日(土)のヅッチピアノトリオ。久しぶりに土曜日お休み♪を満喫しての、会場入り。ずっと、職場から直行、仕事疲れを持ち込んでのライブ、という事が続いたので、今回ばかりは体力に余裕、気持ちにゆとりあり。音に現れていたらしく、お客さん皆満足してもらえたみたい。こうでなくっちゃよ、ホント。練習が軌道に乗っていたボゥイング。本番でも納得の出来ばえ。楽器自体も鳴りが良かったし、このトリオに似つかわしい春めいたライブになった。やっぱりこのトリオは最高だ。いつの日か、レコーディングしてみたいものである。

6日(日)。2年前、公共職業訓練学校にてITを共に学んだ仲間達との飲み会。仲間の一人がドイツへ旅立つ!というので壮行会??久しぶりに顔合わせた愉快な仲間達。日曜夜にもかかわらず、2次会⇒最終電車、という事をしてしまった(^▽^;)

・・一日なんとか乗り切ってフラフラの只今。え?今日まだ月曜日??・・

 

2016年2月28日

2月が、、あっという間だったなぁ。1月はいく、2月は逃げる、3月はさる、だっけ。ぼやぼやしてたらあっという間に歳をとる・・・

来週土曜日、3月5日はヅッチピアノトリオ。昨日、今日、久しぶりに出勤もなく(ついでになんだかやる気もなく・・)、練習⇒ごはん⇒長〜い昼寝・・⇒練習。そして夜更かし・・みたいな。。でも、だいぶトリオライブの構想が湧いてきた。

久しぶりにボゥイングで一曲演奏しようと思い立った。「Spring Can Really Hang You Up the Most」という曲。弾いたこと無いのだけれど、譜面ファイルの中にあった。誰かに貰ったのかも、と思って譜読みしたら、聞き覚えのあるスタンダード曲だった。弾いてみたら、とてもいい曲。早くトリオで合わせてみたい。
邦題にしてみたら「(一般的に楽しい季節とされている)春は、状況次第で、最も滅入り、打ちのめされた気分になる場合もある。」というところらしい。うん、そんなもんかもしれない。うえだも実は、春はあまりウキウキしない性質である。

そんななんだかアンニュイ的な眠たげな雰囲気もありーの、ウキウキするような曲もおりまぜーの。3月5日(土)、楽しいライブにしてみせるぞ。みんな来てね〜!

 

2016年1月24日

17日(日)の発表会では、ボロボロながらショパン練習曲4番を人前で弾いた。会社の忙しさを言い訳に練習不足。でもまぁとにかく、やりきった。実力不足は百も承知。だからこそ続けるのだ。

今年のうえだ、早々から環境の変化が身に降りかかる模様。これが厄年というものか?!会社では新しく立ち上がった部署に異動となった。これまでの職場でも怒られてばっかりだけど、新しい仕事はこれまでと全く違うプレッシャーが降りかかる。 。会社のこと、これ以上は書けないけど。
そして音楽では、2009年からレギュラー出演させていただいているジャズ喫茶「エリントン」でのライブ。メンバーはドラムに御大、朝倉聖さん。ピアノに凄腕、宮川真由美さん。そしてギターに馬田一郎さんとベースにボク、の布陣 だった。ところがこのたび馬田さんが仕事の都合により埼玉に移住されることとなった。今まで馬田さんの陰に隠れてマイペースに ベースを弾いてきたボクも、今後は朝倉、宮川の二大巨頭を相手に「ピアノトリオ」というもっとも実力が試されるフォーマットで耳の肥えたエリントン常連のお客様を前に「矢面に立たされる」こととなった のである。。

・・・でもこれ、はっきり言ってチャンスよな?と思う。不安少々、期待大!
とにかく集中して、偉大なプレイヤーとの共演を我が身に叩き込むのだ。
とにかくやるしかない。やるぞ〜〜

 

2016年1月10日

謹賀新年(遅いって?)

年末年始休暇は掃除は勿論、おもいがけず知人の畑で収穫体験?!会社から持ち帰った内職仕事・・・合間を縫ってピアノ練習、、あっという間に仕事始め。。そしてやっと週末、3連休(昨日土曜日 は半日出勤だったけど・・・)。

新年最初のライブは6日(水)のエリントン。お客さん少なく、幾分おごそかなお正月の雰囲気で演奏した。相変わらず、ライブ終盤になると日中 会社での疲労から自分のエネルギーが枯渇状態 。意識が朦朧として弾いている。。そんな状態に目をつぶってくれているお客さん、共演者、それにオーナーの優しさに、いつまでも甘えてはいけないのだけれど・・・思うようにライブ予定を入れられない今の職場環境。それでもここエリントンでのライブと、年に4回の ヅッチピアノトリオだけはなんとか継続したい。音楽家としての人生をあきらめないでいたい。なんとか、、なんとか。。

皆さん今年も宜しくお願いいたします。


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