With 宙太郎さん その1の1 デドアラの話など

宙太郎さんはゲーム好きと言うよりオモチャ好き。ゲームもオモチャの一つと考えておられます。その宙太郎さんもつい最近HPを立ち上げられました。それを記念して・・・と言う訳でも無いのですが宙太郎さんとオタク話をしてきました。何はともあれこれでしばらくはネタに困らなくてすみそうです。


(DoctorK)さあ、そしたら茶ぁでもしに行こか。
(宙太郎)なぁ、ひょっとして今日、話した事って「オタクな話」のネタなんのぉ?
・・・・・・ピンポーン。ピンポンピンポーン。やっぱりわかった?
まぁ良いけどなぁ。ネタにしてくれて。
あ、そう?今回はテープも持ってきたから遠慮なくいかせてもらうわ。
ひえー。

(以下某ファミレスにて・・・またかよ)
ほんで対談は他にどんな人を予定してるの?
いやぁ、まだあんまり考えてへんねんわ。ま、しばらくはおんなじ人ばっかりのローテーションなんのちゃう?
うそぉ、ほんなら「ゲームの話をしよう」の永田さんが「これを機に1年に1度は宮本(茂)さんの話を聞きに行こう」て言うたようなもんやな?
ちょっと待てよぉ(笑)言うに事欠いて自分のこと宮本茂に例えるかぁ?なんぼなんでも言い過ぎやでぇ。
ま、まぁええやん(笑)

でも昔やったらこんな面白い本が出たら、ニフティ(*1)とかに早速紹介とかアップしたもんやけど今そう言う話あんまり書く雰囲気や無さそうやからなぁ。
て言うかニフティのDC会議室、結構デドアラで荒れてもうたからなぁ(*2)。デドアラの件はどう思う?テクモのこと。
うーん、会社としてはああ言うやり方はわかんなくは無いけど・・・あれやろ?最初DC版出すって言うて無かったんはアーケードの冷え込みを防止するためやってんやろ?
ふーん、ほなアーケードの方でそこそこ盛り上げて、ええ感じに盛り上がったところで家庭用につなげよう言うことか?
うん、まぁ相乗効果が無いとなぁ。北米では出せるんやから技術的な問題では無いやろ?まぁ営業的な問題やろなぁ。
そらモロに営業的な問題やろけど、せやけど営業的な問題って何が問題なん?出さへんメリットって一体なんなん?任天堂時代ならともかく(*3)。
うーん、まぁ結局アーケード版が今一つ盛り上がりに欠けてもたもんやから・・・ほんで2つ同時にリリースしてもたら両方ともコケてまうかもしれへん。それでタイミングを伺っていたんかも知れへん。でもまぁ今はキッチリ移植しただけやったらサービスが足りへんて言われる時代やからなぁ。バーチャ3(*4)もそうやったし。そうか言うてオマケ付ける言うたって、その分キッチリコストに返ってくるからなぁ。移植するのも大変やでぇ。

そ・や・け・ど・なぁ〜。相乗効果って言うけど、そんなに相乗したゲームってあるかぁ?ストII(*5)とバーチャ(*6)くらいちゃうのぉ?これ2つとも相乗せんでも大ヒットしてたでぇ。まあ、鉄拳なんかプレステで出てからの方がヒットしてたかな?アレなんか相乗効果かなぁ。
うん、鉄拳はものすごいロングランで売れ続けたから。
その点やっぱりキャリバー(*7)は凄かったなぁ。でもキャリバーこそ家庭用でエラい盛り上がって、みんな「対戦もやりたいなぁ」て言うても、アーケードでは何処にも無うなってもたからなぁ。もったいないなぁ。
そやなぁ。後その他の可能性としてはビジュアルメモリとの連携とかも考えられるけど、それも今ん所大した成果はあがってへんみたいやしなぁ。
そやなぁ。あぁ、ビジュアルメモリで思い出したけどDDR(*8)あったやん?でもアレも元のゲームはメチャクチャ大ヒットしたけど、別に相乗効果出たとも思われへんしなぁ。だってビジュアルメモリ(*9)刺せるようになってからの方がしぼんでもうて全然待たんで出来るようになってもたでぇ。
そやなぁ。メモリ刺してまでプレイしている人って言うのも全然見えへんしなぁ(*10)。

まあ、アレやな。結局相乗効果やなんや言うても、元のゲームがヒットしてナンボやろ?
そらぁそうやけど、そのヒットさすんが難しいんやがな。そんなん野球かって「ホームラン打て」言うて打つんやったら、作戦なんかいらんでぇ(*11)。
ごもっとも

以上その1の1終わり(00/03/05)


(注釈)
(*1)「ニフティサーブ」国内最大の大手パソコン通信。さすがに最近はちょっとさびしいです。
(*2)テクモ社「デッドオアアライブ2」DCと互換性のあるNAOMI基盤で出され、尚かつ北米版DCではリリースされたのに日本ではDCのリリース予定は(今のところ)発表されておらず、PS2で出ることになった。で、セガファンが激怒してニフティのDC会議室も荒れた。テクモHPのBBSは閉鎖騒ぎになったらしい。
(*3)DoctorKさん、何が「任天堂時代ならともかく」なんですか?ドサクサに紛れて一体何を言ってるのやら。
(*4)セガ社「バーチャファイター3」の事。DC版は出来は悪くなかったが全くオマケ要素が無かったのが不評であった。どっちにしろキャリバーの後じゃちょっと厳しいかなぁ。
(*5)カプコン社「ストリートファイターII」の事。その後の格闘ブームの火付け役となった大ヒット作。
(*6)セガ社「バーチャファイター」シリーズ。ここではその最大のヒット作「バーチャファイター2」の意。
(*7)ナムコ製ドリームキャストソフト「ソウルキャリバー」。その後のDCソフトのスタンダードを変えた超名作。
(*8)ダンスダンスレボリューション。DoctorKも一時は大ハマりしていた音ゲーの大ヒット作。
(*9)DoctorKさん、「ビジュアルメモリ」じゃ無くって「メモリーカード」じゃないですか?あ、本当だ。
(*10)宙太郎さん、そんなことないですよ。少なくとも2ndのリンクバージョンの頃は一杯いました。
(*11)その昔「ホームランコング」(桜田吾作著)と言うマンガがあって、主人公の「コング」はホームランのサインを出すとホームランを打ったものです。「コングつよ〜い」。

この対談は3/5に行われました


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