背番号の話 その2

それではセガのメガドラソフトのナンバーについてのお話をしていきましょう。

まず4000番台なんですが4001〜4006までは埋まっているのですが、7と8が空いています。
まあこのうち片方が「テトリス」(*1)なのは間違いないでしょう。

で、問題の4500番台なのですが、4501の「スーパー大戦略」こそマトモに発売できたもののその次はいきなり4504です。このあたりにはBeメガとタイアップしていた「ムーンダンサー」等が入るのでしょうね。昔のBeメガなんかを見るとかなり出来ていたようなんですが・・・。その後も、少し思い出すだけでも「牛若丸三郎太物語」「ロープレ伝説ヘポイ」(*2)などなどいかにも「コケてくれ」と言わんばかりのタイトルが並んでいたのがこの4500番台です。

あと変わり種としては特殊チップ搭載の「バーチャレーシング」で「G-7001」といきなり7より始まっています。もちろん7ナンバーはこの1本だけです。

サードパーティはいかがなものでしょう?前回にも述べましたがメガドラよりサードパーティ本格参入と言うことで「T-」で始まるナンバーが登場します。「T-」の次にサードパーティのナンバーが入ります。例えばメガドラ初のサードパーティソフトであるテクノソフトの「サンダーフォースIIMD」ですがそのナンバーは「T-18013」つまりテクノソフト(T-18)のメガドラ(末尾の03)1本目のソフト(01)と言う具合になります。サードパーティも3ケタの数がありますので(実際にソフトをリリースした会社は限られてきますが)例えばバンダイのドラゴンボールZ武勇列伝ですとサードパーティナンバーが133のバンダイの1本目のソフトと言うことで「T-133013」となります。

エレクトロニック・アーツ・ビクターだけはセガとの契約が違っていたためか(?)ナンバーも変わっていて「EM200」の後に下2ケタのナンバーが付いていました。例えばその2本目のソフト「プロホッケー」ですと「EM20002」と言うことになります。

ところでサードパーティのナンバーは「T-11」のタイトーから始まり、「T-14」のナムコ(*3)、「T-15」のサン電子と続いて行くわけですが・・・・このサードパーティのナンバーにも抜けがあって「T-12」「T-13」が抜けていたわけです。で、「T-13」の方については比較的早い時期に「データイースト」が参入してくれたため(*4)、その正体が分かったのですが「T-12」については長い間不明であったのです。

自分なんかはもうてっきり「T-12」の正体は「コナミ」だと思って疑っていなかったのです。ですから'92の暮れにコナミが「T-95」で参入してきたときには驚きました。じゃあ「T-12」は何処なんだ?

ご存じの方も多いでしょうが続きは次回に・・・。
あぁ結局2回目だというのにメガドラすら終わらなかったですね。

(00/03/16)


(注釈)
(*1)テトリス問題というともう有名すぎるくらい有名ですね。任天堂とのカラミで出せなかったというアレです。
(*2)同名のアニメまで提供していたんですけど・・・結局終了後かなり経っても出来なかったのでそのままフェードアウトしちゃいました。
(*3)
14ナンバーは結局サターンでは1本も無し。でもDCのソウルキャリバーT-1401M)でついに復活しました
(*4)正確に言えばナンバーは若いんだから(発表していなかっただけで)参入はもっと前だったってことでしょうね。

なおこのページを書くにあたりKARAさんの「メガドライブALLソフトリスト」を参考にさせていただきました。お礼申し上げます。
またスーパータイガーさんから情報の提供がありました。テトリスのナンバーはG-4007と言うことです。併せてお礼申し上げます。


前ページ(寝言を起きて言うページ)へ    スコーチャーを捜せ!!!ホームへ