'92/02 マジでヤバい!!

今日は上海IIIドラゴンズアイ(メガドラ版)の話。正直に白状しますと別に上海に強い思い入れがあるわけではありません。それでは何故わずか6本目にしてこのソフトを選んだかというとやはりそれなりの思い出はあるわけです。

'92年2月、僕は来る医師国家試験に向けて勉強をしている筈でありました。なにしろその直前の模試の結果が散々でしたから。自分は絶対落ちないと言う変な自信だけはあったのですが、一通りの範囲を(2ヶ月前だと言うのに)勉強し終えていなかったので1日10時間くらいは勉強をしないとダメな状況でした。

と言う訳で一応1日十数時間は机の前に座らないといけなかったのですが、そこはサンダーフォースから2年以上経ってもあまり成長のない自分のこと。2時間くらい勉強をしては例の如く休憩と称してゲームをしていたのです。とは言えさすがに2年前よりは遙かに切羽詰まった状況でしたので遊ぶゲームも「息抜き」に適したゲームを選ぶことにしました。その時選んだソフトこそが「上海IIIドラゴンズアイ」だったのです。やはり「息抜き」と言えば息抜きの定番ソフト「上海」だろう、と言う訳です。

それで前にも述べたように2時間くらい勉強をしては息抜きに上海をしていたのですが・・・テレビ画面で上海をするのって結構目につらいんですよねぇ。なにしろあの解像度の低い画面に麻雀牌が詰め込まれているもんですから。と言う訳で、勉強をして頭が疲れたら上海。で、上海をするとこれまた目が疲れるので更に休憩の休憩でゴロンと横になるわけです。上海ってやっぱりそれなりに面白いのでついつい1時間ほどは遊んじゃいますし。

それで、そのような「勉強→上海→ゴロ寝」のループを何度か繰り返して再びゴロ寝している時にふと気付いたのです。
「このままではマジで落ちるかも」

それからテレビの前からメガドラ一式片づけるまでわずか5分ほどでした。押入の中に機械一式詰め込んでその後は一心不乱に、最高1日14時間くらいは勉強をしました。その甲斐あってか国試本番では(自己採点ですが)結構よい点を取ることが出来ました。

試験が終わりグッスリ眠った後自分が最初にプレイしたゲームは勿論上海ではなく・・・何だっけ?確かクルードバスターだったような気がします。

あ〜一回で通って本当によかった〜

(00/03/01)


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