作る楽しさ
1.自分が成長する
さて自分は後世にどういう生き様を残すべきかと真剣に考えると、それは結構難しいものです。
人生、本当に価値あることは何かと考えたり、何となく思っていることを言葉で言うことの難しさに直面したり、それなりに思索もし、本を読んで見識を広める必要もでてくるでしょうが、それが自分の第二の人生にとって良いことだと思います。
一つの自分史をあるいは人生アルバムを作るという目標をたて、それに向かうことによって、物事に集中し、遣り甲斐を感じるはずです。
当然頭はよく使うし、パソコンで作成するならキーボードを打つ、あるいは鉛筆で書くということが老化防止にも大いに役に立つでしょう。
2.情報収集する
写真を集める、時代背景を調べる、祖先を調べる、といったふうに、裏で多くの作業を必要とします。(もっともここまでやらないやり方はありますが)。図書館へ行くこともあれば、誰かに聞きに行くとか電話をすることもあるかもしれません。
3.家族や親族と話し、一緒に考える
家族や親族にとっても一つのテーマです。必要都度集まったり、電話をしながら一緒に考える、これは楽しいものです。長らく会っていない親戚の人とおじいさんのことでお話をした、非常に懐かしかった、といったことになります。
4.出来上がった自分史やアルバムを皆で見て、わいわい昔を振り返る
出来上がったものは、関心を持つ人が多いほど楽しいものです。
5.改訂版
1年に1回とか2年に1回とかアルバムに追加していくのです。改訂版にしてくのです。できれば死ぬまで続けるのです。改訂版を出している間は、クリアーファイルに閉じる製本方法でよいでしょうが、できればもうこれで最後と思う時分にきっちり製本すれば良いでしょう。
6.製本
製本は、できれば自分でやるのが良いでしょう。自分のライフワークの一つと位置づけて、最後を締めくくりましょう。米寿とか喜寿とか記念日に配るのも良いでしょう。