第5回アンケートと結果(回答19名)

平成201

アイ・プロジェクト

 

今回のテーマは、「人のため・世のため」です。

 今の日本相当変ですね。以前には見なかった類の変なニュースが毎日のように届けられます。変なことが起こる背景としてはいろいろ考えられますが、例えば、

 敗戦で貧乏のどん底を味わった日本は、必死に働いて「物質的豊かさ」を実現しました。しかし今なお我々は、もっと欲しい、もっと豊かになりたい、という“エゴ”で突っ走っています。

 しかし、今持っている物で足りる心がなかったら、さらに欲しいと思っている物を手に入れたところで、決して満足することはできない。そんなところで心は満たされず、先への不安が大きくなっているのです。
 

 「物質的豊かさ」よりむしろ「心の豊かさ」が今必要なのです。委員長の言われる「心の豊かな人生」です。

 今こそ、惟神会は、日本人の生活原理である「敬神崇祖」「四魂具足」に根ざした「心豊かな人生」の考え方・歩み方を 外部に向けて発信していく使命・義務があるのではないでしょうか。

 惟神会は、内部だけに目を向けずに、広く社会に目を向けて、種々の社会問題の解決のための提言や今後の方向付けを主張すべきでしょう。これは、「教拡」という惟神会中心の発想というよりむしろ、惟神会は「人のため・世のため」に何かやろう、社会と係っていこう、という発想です。


 質問1 惟神会はこうした外部への提言や主張をすべきである。

 @ 大いに賛成       
13名
 A どちらかというと賛成    3名
 B 何ともいえない       3名
 C どちらかというと反対    0名
 D 大いに反対        0名


どのようにして提言や主張をまとめるか、ここで一つの方法があります。
会員皆で考え、知恵を出し合うのです。「会員皆さんの参加型」です。

 例えば「足るを知る」をテーマにします。
 これを、自分自身で、家族で、友人たちと、親戚の人たちと、支部座談会で、・・・いろいろのところで話題にし、アイデア・知恵を出し合います。
自分や家族が、改めて四魂について考える機会になるし、支部の人たちとも新たな意見交換ができるのではないでしょうか。

 アイプロでは、この5ヶ月間で、委員の皆さんから、非常に沢山の意見が集まりました。これを会員レベルでやったらもっと多くの意見が集まることが期待できませんか。これをまとめて惟神会の提言や主張として外部へ発表していくのです。

 学者や論客が奇麗事でまとめる論文と違った、実生活の上に立った、魅力ある提言や主張が出来上がると思いますが。
 今、外部へ乗り出す手段として、「委員長が外部で講演会を開く」といったアイデアがありますが、こうした一般向けの提言などができていれば、実現も可能になってくるのではないでしょうか。そこで質問。


質問2 会員皆さんの参加型で、提言をまとめることを、とりあえず半年くらいやってみることに、
 
 @ 大いに賛成        8名
 A どちらかというと賛成    7名
 B 何ともいえない       4名
 C どちらかというと反対    0名
 D 大いに反対
        0名
 
質問3 今回は、惟神会は「人のため・世のため」を考え且行動し、社会との係わりを持っていきましょう、という発想から出たものです。社会との係わり方ということになれば、いろいろ考えられると思いますが、皆さんのご意見があれば次にお願いします。
 (                                  )


最後に、

 
5回続けてきたアンケートも今回で終わりです。毎月のお付き合い、有り難うございました。

 春秋の定時委員会では、十分な時間を掛けた議論ができないので、「メールによる情報交換」を試行したのがこの5ヶ月間でした。当初の大きな目的「忌憚のない意見を出し合おう」は、かなり進んだのではないでしょうか。
 皆様のご意見はアイプロ・ホームページにすべて載せています。

 これらは整理して皆様にご報告し、さらに次をどうすべきか、を一緒に考えていただくことになります。ご意見があれば是非お寄せください。

 

 委員長も陰ながら積極的に動いていただいています。
 大きな視点からアイプロをチェックいただいています。我々が誤った考え方をしていたり、あるいは皆さんの意見の中で質問・疑問などは、そのままにしておくのではなく、委員長に答えていただくのが一番良いのは当然ですが、これに対し委員長は積極的な姿勢を示していただいています。 今後は委員長にも参加いただく機会を多く設けていきたいと考えています。

「不平、不満、失望、悲観、暗さ・・・」といった閉塞感が漂うムードではなく、「明るさ、希望、感謝、喜び、自信・・・」といった希望のある明るいムードに持ってきたいですね。
 委員長をはじめ皆様とともに、こうしたムードつくりを行っていければと願っています。

以上