平成20年8月15日
アイ・プロジェクト
今回のテーマは、「すそ野を広げる」です。「一般の人に、いきなり氏神・祖霊を奉斎することを勧めることは難しい、「すそ野を広げる」ことが先ず必要である」
質問1では、「すそ野を広げる」ための一具体策として、
、というのが第1回アンケートおよび今回行った郵送によるアンケートにおいて、50名の回答者のうち45名の意見でした。
氏神・祖霊の奉斎には至らないが「四魂具足を目指して生きる」そんな人を増やしていく、
という考えはいかがなものでしょうか、と質問しました。
アンケート結果は、@大いに賛成 14名 Aどちらかといえば賛成 3名 Bどちらかといえば反対 0名 C大いに反対 1名 というように、ほとんどの人が賛成でした。
質問2では、「四魂具足を目指して生きる」を人に説明するとき、氏神・祖霊の力(御稜威)について、
@ 先ず祖先の力を強調する(氏神の説明は難しいから、説明から外す) 10名
A 氏神・祖霊のセットでの力を強調する(氏神・祖霊を分けると意味がなくなる) 8名
でした。
惟神会中心に考えると、「四魂具足」は氏神・祖霊奉斎が必要条件になるわけですが、惟神会の外に目を向けて一般の人に話をする場合、一気にそこまではいかない、という考え方です。
「すそ野を広げる」ために我々はこれから、具体的に何をしていかねばならないか、について今後議論していきたいと思います。
以下いろいろ頂いた意見の中から抜粋させていただきました。
「すそ野を広げる」には賛成ですが、氏神の威力と祖霊の力を『本当に』実感するためには、氏神・祖霊の奉斎が不可欠です。敬神崇祖・四魂具足は惟神会の教えの両輪なので、氏神・祖霊を奉斎する必要性も、常に示していかなければならないと思います。
四魂具足も4つの魂のバランスが大事なように、敬神崇祖も氏神と祖霊の両方との関わりが大切であり、どちらかだけでは力は発揮されないと思います。
敬神崇祖・四魂具足の両方をうまく網羅しつつ、平易な説明で少しずつ理解を進めてもらえる方法を考えることが必要と思います。
過去にも何度かトライし、さしたる効果も発揮出来なかった事を反省材料とするならば、一般の人達にどう理解して頂き、どう賛同して頂くか、そこが最大のキーポイントであろう。
氏神・祖霊の奉斎が当会の根幹であることは会員なれば、当然の事であり、それをことさら強調してきた所に、今の実態がある気がする。
「すそ野」を広げるのに、何故そこの部分を強調しなければいけないのか、「四魂具足を目指して生きる」人の輪を広げる事が最大の関心事になるべきと思う。
今まで閉ざされていた人の扉を少しづつ々開けて行くのですよ。
一気に理解して頂き会員に加入しなんて、私は想定していません。
出逢いの場を広げ、仲間意識を持って頂きその接点から指導するのが「真の教拡」と考えています。
ともすれば我々は余りにも「世間づれ」していませんか?
惟神会の枠の中が「世間離れ」し、我々の世界がどんな世界より最高峰の位置にいると、誤解していないだろうか?
もっと相手の懐に飛び込むぐらいの「心情」を抱かなければならないでしょう。
「四魂具足」はもっと砕いて分かりやすく解説したものを作り、惟神会の本質を一般人に理解させる努力が必要だと思います。惟神会の教拡には一般人をうならせて入会させる決定的な武器が今迄何も無かったのです。
1) 教拡が進まない理由を考えると、極一般的には一般の人の多くが惟神会の内容を知らないことが第一ではないでしょうか。内容を知って(理解して)信仰しないなら少しあきらめもつきますが(あきらめてはいけませんが)
2) 多くの人に知らせる手段は広告とか宣伝があります。惟神会では普通は会員が会員外の人に話すことになるのでしょう。広告するのには費用がかかりすぎるでしょう。この前の会議で出た講演会や本を置いてもらうというのも一つの方法だと思います
3) 内容を知らせる、理解させるという点では、一般の人にも解り易い言葉を使う(惟神会の用語を少なめにする)といった工夫も必要でしょう。
四魂具足を目指して生きる人を増やすことは大切なことですが、四魂具足と言う概念を知らなくても我々以上にそれが出来ている人も世の中にはたくさんいます。
だだ、真の先祖の祀り方を知らないだけなのです。
そういう人々に日本人としての先祖の祀り方のあるべき姿を理解していただき、惟神会員になってもらうことが必要で、それには、四魂具足を説明する他に、惟神会の特徴についてもわかりやすく体系的に説明していくことが必要だと思います。
祖霊の話しをしてゆけば(氏)神の話しにゆきつくものですが、人にこの信仰を説明する取っ掛かりとして、「あなたの両親、そのまた両親…」という所から進める話しは、相手も聞きやすいように感じています。また、こちら側としても話しやすいと思います。
第4回アンケート、ご協力ありがとうございました。
以上