<アンケートNo.3>

 回答での皆さんのご意見 (回答数:14)

質問 意見

質問1  惟神会の「強み」
    1)人としての「生きる道」を指導できる       9名
    2)「死」とはどういうことか説明できる     10名
    4)厳粛な葬儀を行うことができる         7名
    5)個人の霊を10年祭までおこなうことができる  5名
    6)惟神会本部では祖霊を永久に祀る        8名
    7)御稜威を受けることができる          9名
    8)惟神会は古神道である             7名
    9)「祓」の行事を持っている           7名
    10)その他
 
    


古来神道に則った正当なものでありながら、間違った神道思想を強く正している点にあると思います。今日の荒んだ世相背景、新しい時代の流れの中で、モラルの指針としての惟神会を訴求するためにもセールスポイントになると思います。



6)の内、合祀祭以後の年祭、祖霊祭は依頼があれば、本部で執り行う事が出来る。とあるが本部でとなると非常に限定的なものとなる。会員の相互奉仕により執り行う事が出来ると言う表現では?



10):氏神様・祖霊様の「みいつ」「ご守護」によって、特別なお守りやお札などをいただかなくても安心した日常生活を送ることが出来る。 


@シルバー世代を対象とした教拡では、死生感を如何に考えるかということに尽きると思う。
A魂の存在感を強調し、移霊祭・合祀祭の意義の説得に努める
B祓いの重要性を実際に示すこと



Q1の質問内容は惟神会と言う枠の中でのみの限定考察になっている。ここにはむしろ他宗教と対比した立場で、その違い、比較などからの質問が必要と思う。



10)神事の祭式を厳粛に行うことができる。また祭員、雅楽,舞などをきちんと行える人が多くいる


ただ 私自身としては、1)-9)のどれもできそうにありません。また 「指導できる」といったことに思い上がりのようなものを感じて少し馴染みません。ただ 単に私の勉強不足といえばその通りです。

質問2教拡のマイナス要因
     1)家族の了解が難しい                5名
     2)個人的入会は難しい               6名
     3)個人的入会は、惟神会の基本的な考えに反する    2名
     4)家族葬も安価ではない               1名
     5)フォロー体制が未熟                10名
     6)祭儀担当者が不足になる              3名
     7)入会を勧める人や装備が不足            5名
     8)教義は人をひきつけるか              2名
     9)その他



宗教は本来究極的には同じ目的のはず。中でも惟神会の素晴らしさ
を感じつつ、他宗教を認める寛容さもあっては。四魂の信条,奇・荒・和・幸は普遍なものとして、以下文章表現の懐古さ。そこから受けるイメージの暗さがあります。Q1の10の項に逆行していると思いますが。
 


1)2)については、入会時に家族の了解があったかは不明だが、現に家族は全く関与せず否定的な中、自分一人で信仰を続けている会員さんもある。
入会に際し特に家族の了解は必要ないと思うが、その後の歩みについてはフォロー体勢も含め大事と考える。

5)については、入会してもフォロー体勢が未熟の為退会された多くのケースを見聞してきた。教拡と平行して重要な観点である。



9):嘗て極端な熱心さだけが先行し、相手の立場を考えないで自分の意見を押し付けるケースがあり、この事が原因して退会者が出たり、後継者が育たない等の事があり、また、ただ入会者を増やす事だけに専念して、惟神会の本質を理解しないうちに入会させ、その後のフォローをしなかったために退会してしまうケースもあった。

これらが教拡を阻害する要因になっているのではないか。教拡には、惟神会の本質を理解させるだけの知識と広い心を持って臨むことが肝要ではないかと考えます。



Cもし新規入会者を実現出来た時の会としてのインフラ整備が最大課題である。現状の状況では問題点が多々あるように思われる。


1.専門家(専任者)がいないことはいえるでしょう
これも惟神会の特徴なのでマイナスということに少し抵抗があるのですが。7)と同じことかもしれません。一般的な宗教として、牧師のような人がいないので、教拡し難いとは言えるでしょう。
2.現世利益のようなもの、メリットが見えにくいことが(第一義的な)教拡にとってはマイナスの気はします。本質的には良いことなのに。


   
  
質問3.シルバー世代への教拡
     1)良いと思う         8名
     2)あまり良いとは思わない    3名
     3)惟神会向きではない

                              



1、日本も含め先進国は高齢化社会に突入していきます。これからの社会は七十歳の人が主力にならねば、成り立たない状態になっていくので(もう成りつつあるが)、惟神会に活気を取り戻すためにも必要



多忙な現役時代を引退し、少しは宗教のことを考える精神的なゆとりができる環境にあることから、惟神会の話をする接点はあるかと思うが、入会に至るまでには家族の賛同が必要であり、これが後継者(若い人)の理解を得て惟新会が継承されていく形にならなければ教拡につながらない。



現代の惟神会の活動や教義や実績からみて、「死」に強いのではないか。今惟神会が持っている、死、死後、の考え方と厳粛な祭式、これらをうまく使って、迷えるシルバー世代の、一人でも二人でもお助けできないものか。


シルバー世代の方を疎外するのではないが、やはり時代は一刻と進行し時代を担う若年層の拡充が基本と考えている。ピラミッド型の組織が組織論として妥当であると考えます。



教拡方法を考える上でターゲットを絞るのは良いことだと思います。ただ 何故シルバー世代にターゲットを絞ったかを明らかに(検討)しないと、将来において禍根を逃すし、実施する方も乗らないのではないでしょうか?
 上記の理由ももっとものようですが、ではそのようなシルバー世代を抱えた若年だってターゲットにはなるかもしれません。シルバー世代はもう役割を果たしたからもういいやと考えているかもしれません。そこが狙い目かもしれません。上記の理由によってシルバー世代をターゲットにするのは少し早急と思うのですが。
 もし そのターゲットにした理由が解り納得できるものであれば、このプロジェクトはかなり進んだともいえると思います。



シルバー世代への教拡も必要と思いますが、年代に関係なく幅広い層を対象に教拡することの方が大切と思います。

死は万人に必ずめぐってくるものであり、このことに目を向けることは大切と考えます。私も、そう遠くない親類に今回のケーススタディ対象者を持つ者として、組織的にこの世代への教拡に取り組むことに、希望を見出すものでございます。今日の私達があるのは、昭和20年の敗戦の困難期を乗り越えてこられた先輩の皆様のお陰であることを忘れてはならないと考えております。また、(所謂)シルバー世代への教拡では、惟神会の価値について新しい発見をすることも期待できると思います。
 しかし、限られた時間と人的財産、および委員としての立場を考えたとき、私は@を選択することはできません。個人としての期待はさておき、委員会として正面から取り組むべきは別にあるのではないかと考えます。

全体
  
全体を通して



最後に、どの様な宗教であれ、宗教と名乗っている以上、やはり信者全員が、自分の人生は山も谷も有ったけれども成功をしたと言えるようでないと、いけないと思う。教拡をしようとする人は特に。
何故なら、自分が成功し幸せになれないようなものなど、誰も信用をしないから。     



A アンケートの質問を策定するときに、先ず始めにどのようにまとめるかがあり、そのような前提でここでの質問が構成されているのでしょうか。
結果が出てからさてどうまとめようかとなると、折角の努力が生きてこないように思えますので。