第2回アンケート結果のまとめ


平成20年6月16日
アイ・プロジェクト

 第2回アンケート、ご協力ありがとうございました。あまり質の良くない質問にも快く回答いただき感謝しております。また、多忙のため回答できなかった旨の電話やメールをいただきましたが、プロジェクトにとっては励みにもなりました。

 「教拡のイメージ」を確認しあうことが今回の目的でした。

 今回のアンケート結果による”総意”を簡単にまとめますと、
 「惟神会のこれまでの教拡は”個人”に頼ってきた。といっても本部から教拡方法の具体的な指導があるわけでもなく、フォローがあるわけでもなく、個人任せで、結局、教拡方法といったものはなかったことになる。

 これからは本部で戦略的な教拡方法や教拡計画が提示され、それに従った個人の活動が望ましい。非常に難しいことであるが、やるしかない。このままでは惟神会がますます衰退してしまうのだから。」
 というところでした。

 しかし一方、別の見方が必要です。最近の例では、本部で、チラシや冊子を作り会員に配るとともに、会員外にも配るようにとの話もあったのです。「個人のレベルを上げなければ教拡は出来ない」という意見がありましたが、教拡が進まないのは、こうして会員の、委員の、支部長や本部幹部の、各個人の意識やレベルが問われるべきなのかもしれません。

 もう少し具体的な意見も出ています。「祭事研修同様に教拡研修等の開催が今後急務と思われる」「インターネットの積極的活用を図る」、また教拡していった場合、信仰レベルでいろいろの人ができるのだから、自祭の祭事(日常のご奉仕・年祭等)の見直し・簡素化は出来ないか」などの意見がありました。

  
 これまで行ってきた教拡活動を整理、分析し、惟神会が何故これまで教拡が進まなかったのか、その原因を明確にし、反省して次に進むべきだ、というご意見が1、2回とも多かったように思います。
 過去を振り返ることには難しいところがあります。人を傷つけたりすることがないようにムードを重視すると、当たり障りのない結論になり、結局本質に触れないで終わり、努力の割には成果がなかった、といったことになりかねません。

 これまで過去を振り返った反省や意見は出ています。こうした何となくポツリとでてくる意見に魅力もあります。例えば今回、「惟神会は代々、委員長および執行部の考えで方針がコロコロ変わることが多かったことが、教拡不成功の大きな原因であると思います」と言う意見が出ていますが、本質を突いた貴重なご意見だと思います。こうした、あまり構えないでポツリと出る意見を、ある時期整理すると、過去のよき反省になるのではと期待しています。


 「教拡方法を立派に起てても如何に実践するかが大事である。これは幹部の皆さんの意識の高揚が一体化したものでなければ絵に描いたもちになる。復刻版にも岸博士が言われている『役員の和魂無くしては教拡は出来ない』 」といった、「和」の必要性を訴える話もいくつか出ました。
この小さな惟神会で、もう後がない惟神会で、今必要なことは「和」であると思います。


以上