<アンケートNo.2>
回答での皆さんのご意見 (回答数:20)
質問 | 意見 |
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質問1 これまでの教拡方法の特徴をどう見ていますか これまでの教拡は@だったと思う。ただ 基本的にあまり効果がなかったと考えれば教拡方法は無かったといえる。もしかしたら 教拡はあったが教拡方法はなかったのかもしれない。
@ 教拡は、本部主導で教拡具体策を示すべきと考えます。
従来本部は、方針を示すだけで教拡活動の内容・仕方は、支部又は会員個人に任されていたと思います。
本部は、アイプロの諮問を受けて双方と意見調整の上で本部(委員長)から、具体策を含めて方針を出すべきと考えます。
@ 組織としてのバックアップが必要と思う。 <教拡研修が必要だ> @ 委員長の活動方針の下、組織的に取り組んでいたこともありますが、各部が協力して完全に組織化できてはいなかった思います。結果として、個人による教拡が主になっていたと思います。 |
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質問2.今後の教拡は、どのような考え方が良いと思いますか B 当面は機動的組織をつくり、定着したら組織とする(または 現在の組織に組み込む) 過去にAの方法で行った時期がありましたが、結果としてはそれに携わった方々がぎゃくに惟神会から離れる結果となりました。教拡にたずさわるときには関係の方々のたゆまぬ教義への理解と対象の方々への拒絶されても注ぐ愛の力が必要と思います。 組織力を使いながら、会員各人に教拡をお願いせざるおえない A 最終的には個人での場面も発生するだろうが、組織にのっとった戦略を優先すべきと考える。 B 従来の方法と組織力を使った方法のミックスが良いと思います B 今までの個人教拡も続け、更にその良い点を集めて戦略的な教拡を展開する必要があると思います。 B どのような考え方が良いかどうかという議論の前に、過去の経過の見直しから始めることだと思う。何が問題であったかの分析からスタートしないと同じことの繰り返しになる。会員、中でも役員は人としての「和魂」をもっと向上させていただきたい人がいます。その辺を解決してからでないと本当の教拡は無理。 B 人に伝えるべき本会教義のエッセンスをまとめ、その展開方法を検討する。 |
3 | 質問3.Aと答えた方の、組織的・戦略的教拡のイメージをもう少しお聞きします @ 現在の組織を活用して、教拡機能を強化する 6名 A 現在の組織にこだわらず、機動的組織に切り替える 3名 A アイプロしかり、プロジェクトが先導役になるべき。 Aに加え手法の一例としてインターネットの積極的活用を図る。惟神会がヒットする方策と一度中をのぞいて みようと思わせるHPのTOPページの表現方法と分かり易い教義の解説・内容の検討。但し、一般からの問い合わせ、質問に適正にタイムリーの返信可能な体制が必要。 |
4 | 質問4.組織的・戦略的な教拡論は、惟神会で本当にできるのか。 @ 難しいから無理だ 3名 A 難しいけれど、挑戦するしかない 12名 B その他( ) 3名 @のような気もするが、そう言っていては惟神会はなくなってしまう Aだからこそ教拡研修の必要性があり。 B今のままでは先ず不可能である。単に会員が動かないと会員を責めるだけではだめである。教拡をするための場が出来ていない。人材・しくみ・環境・インフラすべてを抜本的見直すことである。 B 委員長の仰る意味と少し違うかも知れませんが、会員衰退の現状のままではどのような戦略が組めるのでしょうか。反省、改革の方法を考える戦略こそ第一と思います。 B 他の宗教の人に納得させる話し方を教えるのが組織であり戦略なのでは。従って当面の予定に有る様なスケジュールが望ましいです。 |
5 | 質問5.難しいと答えた方は、難しい要因を一つ挙げるとすればどれですか @ 本部に人手が不足である(片手間でできるものではない) 1名 A 惟神会にノウハウ不足である(これまであまりやってない) 5名 B 教義に縛られて思い切った戦略・企画がたてられない 3名 C その他( )6名 C 20数年前は月例祭にしても子供会にしても総てにおいて非常に活気があって明るかった。しかし、今は惟神会本部の雰囲気は暗く活気が無い。そんな暗く活気の無い状態で教拡しても、他人は素晴しい宗教だとは思わない。仮に入会をしたとしても、すぐに騙されたと感じて脱会しかねない。
教拡以前に惟神会自体の悪いと思われるところをさまざまな人から意見をしてもらい、改善をする。又、今の惟神会と惟神会の最盛期の時とどこが違うのか比較検討することのほうが先決、と思う C 委員の方々が二人対象の人を受け持てば役150人の対象者に関わりを持ち入会してもらう可能性もあります。また結婚、出産という女性を対象とした企画も考えることができます。いずれにしても委員はじめ教拡に携わろうとする方々の個々の意欲を促す必要があります。 C 会として人手が不足している。 しかしやらねばならない。 C:ノウハウは不足しているのではなく、吸い上げ活かす所に難点があると思います C @〜Bのどの要因も該当すると思いますが、教拡を最優先課題として、皆が一丸となって取り組むことに一番の難しさがあるではないでしょうか。 C人手が不足ではなく、人材が不足である。或いは人材がいても発掘する努力が不足している。
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全体 | 全体を通して ・ 惟神会は代々、委員長および執行部の考えで方針がコロコロ変わることが多かったことが、教拡不成功の大きな原因であると思います。
1: 教拡は、本部主導で教拡具体策を示すべきと考えます。従来本部は、方針を示すだけで教拡活動の内容・仕方は、支部又は会員個人に任されていたと思います。
本部は、アイプロの諮問を受けて双方と意見調整の上で本部(委員長)から、具体策を含めて方針を出すべきと考えます。
惟神会創立から80年の歳月を経ており、氏子も2世や3世の代になり祭式や惟神会の知識に乏しい人々が増しています。(他家へご奉仕に伺った時々強く感じます)
基本動作・祓式・祝詞・神饌物等を氏子のレベルに合わせた指導方法の検討をしないと今の祭式教範に基づいた祭式だと皆尻ごみする場合が多いと思われます。他の方々の意見も是非聞いて参考にしたいと思っています。今の社会情勢(核家族化・共稼ぎ世帯・長い労働時間・シフト勤務等での生活の多様化等)の多様化で過去の家族信仰のモデルに当てはまらない時どう指導するか、私も含めて、今悩んでいる会員も多いと思います。
此の問題は、会員家族の後継者の育成や新規会員指導に当面する問題で、此の問題をハッキリさせないと努力してもし、会員を増やしても新しい会員は、対応出来ないのでは、と危惧するしだいです。
〜 (委員長を核とした) 従来の教拡方法についてのアイ・プロジェクトにおける考察について 〜 先月、今月と2回のアンケートがございましたが、其々に自分なりの回答を探すうち、どうしても皆様に伺いたい事ができました。 岸一太先生の時代から、会員獲得・会の発展のために多くの方が尽力されてこられた事と存じます。しかし、それにも関わらず規模の面 (会員数・予算額ほか) でマイナス成長を続けている現状について、ここで振り返って考察する必要があるのではないかと私は考えます。 理科の実験などでも同じことが言えるのではないでしょうか。言い換えますなら、「Aという方法は駄目だったから、別の(Bという)方法を考えよう」ではなく、「Aという方法は狙いどおりではなかった。 では“何が良くな かったのか?”を検証 (考察・反省) して、そうして新しい方 策を練ろう(Bに限らずA2,A3策もアリ)」と、考えるのが筋ではないかと思ったのです。 もちろん、「 短時間で考察する性質のものではない 」・「 見解に一定の纏まりがつかなかった場合、その組織構成員のベクトル(心の向き)が散り散りになって終わる可能性も否めない 」等、危惧される理由は他に幾つもあると思います。また、マイナス点を見つけるよりも前向きな打開策を探ることの方が重要とも考えます。 しかし私は単なる一委員ですので、なればこそ、自由な観点から今までの会の歩みを振り返る 必要性 と 価値 を感じるのです。 皆様、如何思われますでしょうか? 私は××支部長です。毎月の遥拝祭に、遠路、高い交通費と長時間を費やして来ていただく会員さんに、「来る値打ち」を何とか提供する義務があると思っています。 遥拝祭・座談会の準備や後始末は、全員で助け合いながら、和気藹々と行います。95歳のおばあちゃんは祭服をたたまれます。座談会では、老若男女、お互いの思いやりと感謝の言葉が飛び交います。こうして「四魂具足」の雰囲気ができつつあります。 最近、皆さんの関心のあるテーマに焦点を当てて、私自身が勉強して、祭事の後、祭主の服装のまま、15分くらい皆さんにお話をしていますが、これは結構好評です。支部としてはこのように、試行錯誤ながら、それなりに工夫して前進しつつあります。 私は、「教拡」といっても、こうして一歩一歩前進していくことが大事なことだと思います。「教拡」だけが前面に出ると、机上の話ばかりが先走りする恐れがあるからです。 でも3年後、5年後の惟神会はどうなるの、根本的な問題をどう対応してくれるの、と言う話は、だれが真剣に考えてきていただいているのでしょうか。これまで長い間本部に期待してきました。しかし、努力はしていただいたのでしょうが、結果はでていません。非常に難しいのだと思います。 結局は、我々委員が何とか前進しようという気持ちになるしかないと思います。なけなしの我々委員が「和」で大きな力を作るしかないと思います。「和」であり、「知恵・工夫」です。そして「惟神会の社会的存在価値を具体化・明確化すること」が必要だと思います。 2 (最近の事例を一つ) Aさんの父親が8年前に帰幽、母親が氏子を継承して、ケアハウス内で一人でお?を祀っておられるが、最近は老化が進み日々のご奉仕も出来ない状態。 子供の男2人は、親の信仰を引き継ぐ事に抵抗し、絶家寸前であった。 母親が若しもの時には、規則上この場所では移霊祭を始め霊祭や合祀祭は何も出来ない。 いざとなった時では、待ったなしで手の打ち様がない 従って霊界でお母さんがお父さんと一緒になり、末永く子孫を見守って頂くためには、今の内にお?を引き取りお祀りし、氏神様のお導きの元、ご先祖の安住の場所を確保して置いて下さい。と敬神崇祖の必要を説得してきた。 結果長男は拒否、次男夫婦も一年近く熟慮の末、自分のマンションにお祀りする事で了承頂き、先日無事遷座祭も終えた。 これは、絶家寸前を前にした氏子継承の一例であが、これからもこのような事例は、増えてくるものと思う。 惟神会も80年を経過、世情全てが大きく変換している中で、帰幽退会が後を絶たない現状、活動の中心が3世、4世の若い世代に移行している現在、アピールの方法も発想を転換,委員夫々がこの誌上を活用、全く新しい発想で、構えず拘らず、気にせず、意見交換の場としてはと考える。 その上で先ずは自分の近辺から始め、強勢拡張を思考してはと考える。 紙面の都合もあり、うまく表現できないが次の機会に。 易しいことでないから此処まで来たのだと思います。難しいけれども、挑戦しましょう。そのことが四魂具足の基本になります。 @教拡方法を立派に起てても如何に実践するかが大事である。これは幹部の皆さんの意識の高揚が一体化したものでなければ絵に描いたもちになる。 A復刻版にも岸博士が言われている「役員の和魂無くしては教拡は出来ない」 |