奈良の楽しい情報 - - - - ----

巨樹・古木

巨樹・古木は環境のバロメーター

奈良の巨木(1991年環境庁調査報告書から)

名称

所在地

幹周り

内容

アクセス

春日若宮のクスノキ

奈良市

11.2m

天神社のケヤキ

桜井市小夫

11.0m

こじんまりとした境内に、堂々とした大きなケヤキが空に向かって立ち、枝を広げる。しめ縄がかけられた木は、神が宿るにふさわしいほどどっしりとして悠々。春の芽吹きから緑陰、紅葉、冬の裸木まで四季に表情をかえ命をつなぐ。

近鉄長谷寺駅よりタクシー

玉置神社の大スギ

十津川村

10.0m

玉置神社の神代スギ

十津川村

9.0m

スギ

川上村

8.69m

戎場神社のほおの木

榛原町戒場

8.6m

奈良県指定天然記念物

近くの戒長寺境内にも県の天然記念物、お葉付きイチョウの巨木がある。

榛原駅から室生口大野行きバス山辺下車

二見の大ムク

五条市

8.5m

天神スギ

室生村

8.5m

水分神社のスギ

天川村

8.46m

ムクノキ

御所市

8.31m

古木

所在地

アクセス

一言主神社のイチョウ

御所市森脇

近鉄御所駅から名柄行きバスで終点下車

一言だけ願いを聞き入れてくれるという古社に1200年の樹齢という大イチョウがある。ごつごつとした木肌には、乳房を思わせる突起がいくつもあり、乳イチョウともよばれる。子授けの願いが寄せられる。

奈良県指定保護樹木

長谷寺の天狗杉

桜井市初瀬

長谷寺駅下車

元禄時代、後に猊下とまでなった高僧の修行時代のこと。長い登廊の灯籠に火を点けていたところ、点ける端から消えていく。不思議に思って隠れて見ていると天狗がいたずらをしていた。その天狗の棲みかがこの杉の木だったという。
登り廊の途中には、紀貫之ゆかりの梅の古木もある。

白毫寺の五色椿

奈良市白毫寺町

奈良駅から市内循環バス破石町下車

土塀と石段がいかにも古寺の風情を醸し出す寺には、樹齢400年の古木がある。一本の樹に紅、白、絞りとさまざまな花が咲く。
奈良三名椿の一つ。(東大寺「糊こぼし」、伝香寺「散りつばき」)

飛火野の大楠

奈良市春日野町

市内循環バス春日大社表参道下車

広大な奈良公園にある飛火野の大楠は群遊ぶ鹿や訪れる人の憩いの場。


国指定の天然記念物

天然記念物 所在地 概要
春日山原始林 奈良市春日野町 世界遺産にも指定。古くから禁伐採林として保護されてきた原始林。低標高地はイチイガシの巨木、やや乾燥した斜面や小尾根にはコジイ林が広がり、主山稜にはアカガシの巨樹が見られる。
知足院ナラノヤエザクラ 奈良市雑司町 知足院の裏山崖上の八重桜。伊勢大輔「いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に におひぬるかな」のヤエザクラ。開花が四月下旬から五月上旬と遅い。蕾は濃紅色を帯び、開花すると淡い紅色で、白味が強いが終わりが近づくと花弁に紅色を増す。花弁の数は20〜35枚で多いものは百枚にもなる。
春日神社境内ナギ樹林 奈良市春日野町 春日御蓋山の西斜面の純林状のナギ林。春日大社創祀にあたり献木されたものが、鹿が食べないので育った。
奈良の鹿  奈良市 奈良公園一帯に棲息する鹿は、春日大明神が鹿に乗って、鹿島から来られたという説話から「神鹿」として愛護された。約1200頭。
ルーミスシジミ棲息地 奈良市春日野町 春日山山麓のイチイガシ林に棲息。シジミチョウ科に属する小型の蝶で、雄は光沢がある青紫色で美しい。
吐山・向淵スズラン群落 宇陀市室生区 スズラン自生地の南限地帯と指定された貴重な存在。寒冷時代の依存植物で、この地一帯が標高500〜600mの高原で、気候が寒冷であるために遺存した。
与喜山暖帯林 桜井市初瀬 長谷寺の東北に連なる約360ヘクタールの照葉樹林である。与喜山暖帯林では山麓にイチイガシ林、中腹から山頂にかけてコジイ林がみられる。
室生山暖地性シダ群落 宇陀市室生区 室生寺奥の院へ上る石段の東側の無明谷は林床には多くのシダ類が繁殖。イヨクジャク イワヤシダは暖地性シダ類の北限地域として学術的に重要。
八ツ房スギ 宇陀市菟田野区 桜実神社境内にあり、大小六株のスギの幹が癒着し全周囲は約13.5m高さ約20mある。
カザグルマ自生地 宇陀市大宇陀区 カザグルマはキンポウゲ科の落葉つる性植物。5月ごろ大の淡紫色の花を咲かせる。自生地の育成状態良好のため天然記念物に。
屏風岩・兜岩・鎧岩 宇陀郡曽爾村 倶留尊山から噴出した安山岩を青蓮寺川が浸食してできた柱状節理の大断崖。
二見の大ムク 五條市二見 土際の幹周りは約15.8m、地上1.5m幹周りは8m。台風により折損し、現在樹高21m。
妹山樹叢 吉野郡吉野町 斧鉞を入れず今日に至った稀に見る林相を保った樹叢
丹生川上中社のツルマルリョウ自生地 吉野郡東吉野村 ツルマルリョウの大群落
仏経嶽原始林 吉野郡天川村 仏経嶽は地元では八経ヶ岳と呼ばれ近畿最高の山。(1915m) 亜高山帯で山頂一帯にシラビソ林が広がる。過熟林分の枯れ死とその林床に入り込んだ稚樹郡との交代現象による水平方向に白色の横縞をなす縞枯れ現象が見られる。
オオヤマレンゲ自生地 五條市、吉野郡天川村 大峰山の主峰、八経ヶ岳の周辺のシラビソ林の林縁に群生するオオヤマレンゲ
三ノ公川トガサワラ原始林 吉野郡川北村 トガサワラは日本特産の固有種でモミ科の常緑針葉樹の高木。樹高40m、直径1m以上。
シシンラン群落 吉野郡上北山村 水分神社飛び地の境内のツクバネガシにシシンランが着生。淡い桃色の花。


奈良市の天然記念物境内

奈良市指定の天然記念物 所在地
王龍寺のヤマモモ 奈良市二名六丁目王龍寺 王龍寺の庫裏の前庭にある樹齢300年といわれるヤマモモの巨樹
春日大社境内のイチイガシ巨樹群 奈良市春日野町春日大社境内 イチイガシは、暖かい地方に成育する常緑樹で、幹周り3mをこえる巨樹が30本以上ある。
春日大社境内のナギ巨樹 奈良市春日野町春日大社境内 春日若宮の南にある幹周り3.4mもあるこのあたり最大のナギ。
春日大社境内のウドカズラ自生地 奈良市春日野町春日大社境内 ウドカズラは、ブドウ科の暖地性のつる植物で、奈良県では最北端の自生地になる。
興隆寺町八坂神社社そう 奈良市興隆寺町八坂神社 コジイを中心に構成される極相林の特徴をよく残している。
慈眼寺のカキノキ 奈良市北小路町慈眼寺 やすらぎの道沿いの慈眼寺本堂裏にある甘柿で、樹齢300年ともいわれている。
浄教寺のソテツ 奈良市上三条町浄教寺 三条通に面した浄教寺にある株周りが6mを越す大きなソテツで、植えられて約200年と言われる。
田原中之庄天神社の森 奈良市中之庄天神社 ツクバネガシ、ウラジロガシ等で構成され、比較的標高の高い照葉樹林の特徴を残している。
水越神社社そう 奈良市邑地町水越神社 アラカシを中心にツクバネガシ、ヤブツバキ、シロダモ等を交える、暖地性林の特徴を持つ。
養天満宮社そう 奈良市西ノ京町養天満宮 住宅地に隣接しながら、奈良盆地周辺での原生林的な林相を残している。