毎年2月の第一日曜日に行われる「御田植え神事」で、年の始めに神に豊饒を祈る儀式で、西日本三大祭といわれ、古代の形態をそのまま伝える行事として有名。
古代より、子を孕み物が生まれることは実りに通じ、人々はよりよい収穫を願い、各地で性崇拝の神事として受け継がれている。中でも「おんだ祭」は昔からの型を崩さず受け継がれてきた貴重な行事。
正午頃から天狗と翁の面をつけた村の若衆がササラになった青竹を振り回しお尻を叩こうと人々を追い回す。お尻を叩かれれば無病息災とされる。
2時より神社にて祭典が始まる。天狗や翁に牛の縫いぐるみも加わり、田おこしから田植えまでの工程を演じる。
そのあと、天狗とお多福が拝殿の上で結婚式を執り行い、夫婦和合の仕草を演じる。(天狗もお多福も演者は男性) 大胆でユーモラスな演技が続き、この行為は「種付け」とされ五穀豊穣、子孫繁栄を祈った、古代の形そのままに受け継がれて来た。
最後に後始末に使い観客に投げられる紙は「福の神」として、観客が争って取り合う。この紙は夫婦円満、子宝に恵まれるとされる。
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