教師よロボットになるな。
最近新聞報道や、一部の報道番組で学級崩壊が叫ばれている。
私のまわりでも、学級崩壊に近い(?)と思われる現状がないとは言えない状態だ。
確かに、高校生という年は生徒一人一人が個性化し、まとめ上げるのは大変であろうと私自身も思う。
それは教師もそうだろうし、またクラスをまとめ上げるリーダー自信も大変である。
このタイトル「教師よロボットになるな」というのも意味がある。先生も人間である。だからこそ、私は先生に言いたいのだ。
ただホームルームに顔を出し、乱れた服装を直すまでただ待ち続け、
こちらの言い分も聞かず(守らなければならないと言えばそこまでなのだが)、
連絡事項さえ伝えればそれで挨拶を終え足早に教員室へ行く担任X。
週に数回のホームルームでは何も言わず出席を取れば見ているだけ。ちなみにこのX教師は若い。
恐らく20代だろう。クラスが決まるときに先輩の方から、ため息が聞こえたのは気のせいではなかった。
「先生。あなたはロボットですか?」
Xはただ出席を取り、教える必要のあることだけ教え、伝える必要のあることだけを伝える。
もし教師のやることがそれだけなら、一家に一台PCさえあれば用意されたプログラムをこなすだけで教育を教えることは十分であろう(勿論体育の授業はその限りではないが)。
もちろんこの教師Xだけを攻めたいのではない。ただ、私は教師がマニュアルに従い工夫もせず(しようとせず)に、
やっている教師に疑問を抱き、改善して欲しいのだ。もっと教師は生徒の身近にいて、何でも相談できるようなクラスの牽引車になるべきだと私は思う。
まぁ、教師と生徒の距離が広くなったのは、これだけ忙しい教育プログラムが生み出した産物かもしれない。
しかし、私の中で教師は人生の先輩が、教科書以外のことも教えつつ、生徒、そして自分をより磨こうとしていく立場であって欲しい。少なくともその努力だけはして欲しいと思う。
だからこそ生徒のことをわかろうとするために身近な存在でいて欲しい。同じ目線でいてほしい。
そうすると生徒もより物を言いやすくなるだろうし、それで学級、学校がよりよい物を待った学校に生まれ変わることができるかもしれない。
一部の生徒には学校に満足に意見も言おうと思っても言いづらくて言うことができず、学校に縛られることに嫌気を感じ別の道へ走る人もいるだろう。
しかし教師はまたマニュアルに沿って正常な生徒に戻そうとする。そうすることで一時凌ぎの対策にはなるだろう。
しかし、なぜそうなったのかを聞くこともなく、また生徒側も機械的に押しつけられれば、言い分を言う気力もなくなるであろう。
それも、この生徒⇔教師間距離の広さが起こす一つの問題であると思う。
少し話はそれてしまったが、私が言いたいことは「教師は生徒と同じ目線でいて欲しいこと」だ。難しいと言われる教員の試験に合格した人が先生である。
だからといって生徒より上の存在であっていいのだろうか?教師とはいえ一人の人間であろう。少なくとも子供が好きで教師になっている先生だけには、
生徒たちともっと触れあっていて欲しいと思う。泥だらけになって走り回ってくれてもいい。真剣になって生徒の悩みを聞いてくれてもいい。
ただ、生徒と先生が距離を持つことだけはやめて欲しい。人として教師をやって欲しい。と思うのだ。
もう二月である。私は来年の受け持ち生徒に悩みを抱かせないためにもその担任に一つ悩ませてあげようと思う。「あなたはロボットですか?」と。
1999,2 書
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