2011年4月10日発行
3月11日、14時46分OAPビルの31階に居た。なんだか、
めまいを感じ
気分悪いなあと思ったら、それがあの東北地方太平洋沖地震だった。その後は連日テレビに釘付け。
想像を絶する大津波の映像、一瞬にして市街地が瓦礫の山に・・
それに続く福島第一原発の爆発から放射能の心配。
被災者に追い討ちをかけるような寒波。日本中が大変なときに
掛ける言葉も、綴る文句もでてこない。
ただ祈ることくらいしかできない。

いつ何処で起きるか分からない災害、明日は我が身と思い、今に感謝したいものです。

災害が起きて1ヶ月・・・いまや日本中いや、世界中から援助の手が差しのべられている。
細々と暮らしている私・・・・会社のイベントやその他行く先々で義援金を募集しているので、
わずかながらも協力するくらいのことしかできない。
思いやり、助け合い、つながり・・・同じ地球に住む隣人同士という感覚でしょうか、
なにかが起きるとこうして暖かな気持ちになれるのに、利害が絡むと戦争が起きたり・・・
同じ人間なのにって思います。
何もなくても、仲良く、安全な地球をこれからの子孫に残したいのは、
全ての人の願いではないでしょうか。
ある晩、見るともなしに見ていたテレビから流れた音楽・・・その歌詞に耳がダンボ?
になった。歌っていえる歌手も知らない人だったのに・・・・

それは、ポルトガル語で書かれた差出人不明の一通のメールだったそうで、
翻訳して曲をつけたものだとか・・・元の作詞者はわからないらしい。

親子4世代で住む我が家にとって、親であり、子であり、母であり、祖母であり・・・
それぞれの立場で思いも様々。
親が子供に望むこと・・・みんな同じ思いなのだろうなあと思う。
もう知っている方もいらっしゃるかも知れない、親を見送った方もいらっしゃるかも
しれない。子供が居ない方がいらっしゃるかも知れない。
でも、みんな親から生まれて今が有ることに変わりはないわけで、
その「詩」を紹介したいと思います。
歌手 : 樋口了一
作詞 : 不詳・ 日本語詞 : 角知織・補作詞 :樋口了一
作曲 : 樋口了一
年老いた私が ある日 今までの私と違っていたとしても
どうかそのままの私のことを理解して欲しい
私が服の上に食べ物をこぼしても
靴紐を結び忘れても
あなたに色んなことを教えたように見守って欲しい
あなたと話す時、同じ話を何度も何度も繰り返しても
その結末をどうかさえぎらずにうなずいて欲しい
あなたにせがまれて繰り返し読んだ本の暖かな結末は
いつも同じでも私の心を平和にしてくれた
悲しい事ではないんだ 消え去ってゆくように見える私の心へと
励ましのまなざしを向けて欲しい

楽しいひと時に 私が思わず下着を濡らしてしまったり
お風呂に入るのをいやがるときには思い出して欲しい
あなたを追い回し 何度も着替えさせたり 様々な理由をつけて
いやがるあなたとお風呂に入った 懐かしい日のことを

悲しいことではないんだ 旅立ちの前の準備をしている私に
祝福の祈りを捧げて欲しい

いずれ歯も弱り 飲み込むことさえ出来なくなるかもしれない
足も衰えて立ち上がる事すらできなくなったなら
あなたがか弱い足で立ち上がろうと私に助けを求めたように
よろめく私にどうかあなたの手を握らせて欲しい

私の姿を見て悲しんだり 自分が無力だと思わないで欲しい
あなたを抱きしめる力が無いのを知るのはつらい事だけど
私を理解して支えてくれる心だけを持って欲しい
きっとそれだけで 私には勇気が湧いてくるのです

あなたの人生の始まりに私がしっかりと付き添ったように
私の人生の終わりに少しだけ付き添って欲しい
あなたが生まれてくれたことで私が受けた多くの喜びと
あなたに対する変わらぬ愛を持って笑顔で答えたい
私の子供たちへ
愛する子供たちへ
この冬、家族みんな風邪ひとつひかず元気に過ごせたことは有難い。贅沢はできない
けれど、平凡に過ごせる毎日に手を合わせている。
3月で保育園を卒園した孫は、ピカピカのランドセルを背負ったり降ろしたり・・・入学を
楽しみに待っている。ママは子育ての悩みもぼちぼち口にしたり、それでもあれこれと
入学準備を楽しんでいる。親業の先輩、大先輩が側に居ることは大きな安心だろうと思う。

私は仕事を通じて繋がったご縁に感謝し、会社、シャンデールに感謝し頑張っている。
身も心も磨いて生きたい・・・色んな刺激を受け止められる自分でいたい。そんな
思いの中、今年もまた、異業種交流のおしゃれパーティーに誘われた。
声をかけていただいたことに感謝し、新たなご縁を大切に育てて行きたいと思う。

心優しい知人が、ある人にお金を貸して戻ってこないと困っている。聞けば、相手は
あちこちで言葉巧みにお金を借りまくっているプロ(?)。対する知人は驚くばかりの
世間知らずなお嬢様みたい。以前私も、親切心からシャンデールを買っていただいた
お客様を一晩泊めたことから、半月も居座られた経験がある。
人はそんな心優しい人をアホ呼ばわりする。今回も見かねて、すぐに警察に相談に
行ったが、貸すほうがバカだアホだと叱られる始末。
なんかおかしい。
人はこうして高い授業料を払っていろんな勉強をしていくのかもしれないが、
だました方が悪いし、貸したお金を踏み倒すほうが悪いに決まっている。
義援金詐欺や、振り込め詐欺・・・人の善意を踏みにじる悪人をやっつける方法は
ないものか・・・せめてだまされて失意の底にいる人に追い討ちをかけるような
バカ呼ばわりはやめて欲しいものです。