アストロラマNo.104 1998.10.20発行 随分御無沙汰しておりますが、皆様にはお変わりございませんでしょうか? 夏から和歌山のカレー事件に続き、あちこちで毒物混入事件がおき、今またテレビは連日保険金詐欺事件で持ち切り、まったく何が原因でこんなひどい事件が起きるのかと思います。 大会社の倒産や、それに伴う経済的打撃、また、容赦ない自然の猛威による水の災害、風による被害 などがあり、この先、人は、日本は、地球はいったいどうなるんだろうと素朴な心配をしております そんな中で私のほう、新しい仕事について、3ヶ月あまりが過ぎたところです。仕事内容は経理事務など事務系の仕事ですが、周りの環境は大きく変わって、毎日色々な情報が飛び交っております。3年前初めてパソコンを買った頃はほとんど知らなかったパソコン用語も今では随分覚えました。想像もしなかった2台目のパソコンまで、買ってしまい、仕事に趣味にと楽しんでおります。 会社の仕事としては、システムエンジニアやプログラマーの派遣や、育成、企業へのコンピュータ関係のサポート。新製品の研究開発。パソコン教室、ホームページ作成などなど、多岐にわたっております。奈良からの情報発信基地としても注目されているところです。 私のいる、インターネットジョイハウスでは、パソコンのことなら何でもOKというプロばかり。おかげでわからないことは何でも教えていただけるという、ほんとに有り難い環境に身をおい ているわけですが、私の場合、わからないことがわからないという困った状態でもあるわけです。ま、仕事をやりながら、その都度実践で覚えていこうと思っています。 また、ここジョイハウスでは、イメージスタジオジョイハウス(イメスタJH)という、音楽部門もあり、ここでは、COMSO(コムソ)という、尺八とギターによるCDもリリースしております。 この、COMSOの尺八奏者とは、20年ほど前からの知り合い。偶然にも邦楽界とはまったく異なるジョイハウスでお会いしたことに、お互いにびっくり、世の中広い様で狭いもんだと改めて思ったことです。イメスタJHでは、COMSOのほか、「まほら」という雅楽演奏者グループもリンクされており、イベントの音楽なども引き受けております。 現在、音楽部門に続き、映像部門も進行中ということで、インターネットを通じて奈良の民話なども見られることでしょう。 何かの機会に「邦楽アンサンブル彩」も使っていただけるかな?なんてひそかに期待もしていたり……ああ、そのためにも早く「彩」に復帰したい!!
コンサートのお知らせその1 『光彩コンサートVOL.[』
今年もまた、元気でがんばっている「彩」による、コンサートが来る 10月25日 大和高田市文化会館 さざんかホールで開かれます。 今回も残念ながら私は欠席。当日は受付のお手伝いをしてきます。 仲間の姿がだんだん眩しくなり、ひとり取り残されるさみしさも感じながら、また、「待ってるから早く再開して彩にもどっておいで」の言葉に元気づけられたりしています。
コンサートのお知らせその2 『COMSOによる、ライブ』
日 時 : 10月30日(金) 19:00 開演 場 所 : 應典院(天王寺区下寺町1-1-27 Tel 06-771-7641) 入場料 : 3,000円(前売 2,500円税込み) 興味のある方、ぜひいらしてください。お問い合わせは、 0742-40-2810イメージスタジオジョイハウス 桑原 まで。 以上、COMSOのCMでした。よろしくお願いします。
新しい下宿人 私の持論である、友達の友達はみな友達…をそのまま、実践しているような事態となった。 友人のアッちゃんの親友(アメリカ在住)のそのまた友人が日本に行きたいが、日本にしばらく住まわせてくれるような知り合いはいないかと相談したらしい。それを聞いたアッちゃんはその話をウチに振って来た。 かくして、まったく見ず知らずのアメリカ人が我が家に下宿することになった。 10月3日、来日したトーマスさん。数年前に東京に住んでいたこともあるという。日本語も少しできるし、特に困ったこともなくいい場所に下宿できたと喜んでいる。私の友人たちは「機関車トーマスさん」なんて呼んでいる。 ま、こんな具合に普通(何が普通わからないが…。)では考えられないことをいとも簡単にやってしまうので、また、変わり者のレッテルが貼られたような気もする。 ちょうど、トーマスがきた日、オーストラリアの高校生(レベッカ)がうちにホームステイすることになっていて、4日ほど泊まっていった。 ベンとナミは、同じ国の子がきてくれて大喜びだったが、当のレベッカにとっては日本語がまったく必要のない家にステイして、良かったのやら悪かったのやら。 うちの子が夏休みに、アメリカでお世話になったことを思いながら、レベッカと過ごした日々でした。レベッカにとって初めての日本の印象がいいものでありますように。 また、我が家(入れ物)が立ち寄った人たちにとって心地よい場所になりますように それは、入れ物の大きさではなく、迎える人の心の大きさによって・・と願っている
ケナフのこと
皆様は「ケナフ」をご存知でしょうか?これも、私がインターネットジョイハウスにきて初めて知った情報の一つです。 「ケナフ」はハイビスカスの仲間で、亜熱帯地域で育つ植物だそうで、とにかく成長が驚くほど早いという。春に直径5ミリほどの種子をまくと、秋には何と5メートルにも成長するという。で、なぜ今「ケナフ」が注目されているかというと、この「ケナフ」は地球にとっていいことづくめらしい。 このところ、話題になっている地球温暖化防止にも役に立ち、繊維は紙の原料になることから森林破壊防止にも役に立つ。 もう少し詳しく、教えていただいたことを説明すると成長が早いということは、光合成が盛んで大気中の二酸化炭素をよく吸収する。地球の温暖化はこの二酸化炭素が増えすぎた結果だそうだから、今、できるだけその二酸化炭素を出さない工夫がなされている。で、このケナフをたくさん栽培して、たくさんの二酸化炭素を吸収しよ もうひとつ。成長したケナフの茎の繊維は紙や布の原料になるという。紙の使用料がどんどん増えているということはそれだけ原料の木材を使い、森林破壊につながっている。 それが、ケナフの繊維を使うことによって、木を切らなくても良くなる。森林破壊防止につながるというわけ。割り箸を使わない運動だってそうですよね。 「ならケナフプロジェクト」というのがあり、こんな地球にとっても人間にとっても一石二鳥の植物をみんなでどんどん栽培しようとケナフ栽培を広げる運動を展開している。 どんなことでも、はじめは一人の思い付きであったり、小さなところから…。 いいなと思えることは人から人へ少しずつ広まり、やがて大きな波のように広がっていきますいま、学校や地域での栽培をすすめられています。 ケナフの栽培方法やケナフからできた作品の紹介などを載せたホームページも作られつつある情報伝達の手段としては、もっとも効果的だとは思うが、たくさんの人にアクセスしてもらうことは難しい。そこで、アストロラマでは少なくとも100数十名の方には確実にお知らせできると思って載せた次第です。 ケナフを使った商品も色々考えられている。将来奈良の産業になることを描いて。 ひょっとしたら皆様の周りでももう栽培されているかも??
生駒日本語学習会の七夕祭り 7月に日本語学習会主催で開催した七夕祭りは、はじめの心配をよそに、素敵なものになりました。参加してくださった方から嬉しい感想文も届きました。 私たちにできることは、ほんの小さなことですが、なにか行動を起こすことによって得られるものは大きいと思います。 日本語学習会のメンバーもこれに気をよくして、また次の企画を考えています。 この近くには奈良先端大学院大学や、けいはんな学研都市に住む外国の方がたくさんいらっしゃいます。 異文化交流には最適なところかもしれません。教えたり教えられたり、お互いがもっと心ひらいて仲良しを深めていきたいものです。
友達が素敵な本をプレゼントしてくれました。「愛がいっぱい」中村淳子著です。 そのはじめの言葉がとてもすばらしいと思って…ここに紹介させていただきました。 あなたが 愛して下さったから 今の私があるのです。 あなたに 厳しく導かれて 今の私があるのです。 あなたが許して下さったから 今の私があるのです。 あなたが ひたむきだから 今の私があるのです。 あなたの心が美しいから 今の私があるのです。 あなたが 助けて下さったから 今の私があるのです。 あなたが支えて下さったから 今の私があるのです。 あなたに感謝を一杯一杯 捧げなければならないのに、 愛をいっぱいありがとう あなた では、次号をお楽しみに 戻る |