アストロラマNo.101 1997年10月25日発行 家の側を流れる富雄川の両側にコスモスが植えられており、今を盛りに咲き乱れて見る人の目を楽しませています。周りの田んぼは稲刈りも終わり,あたりは、新しい藁の香りがしています。 冴え渡る空に美しい月。山の木々が少しずつ紅葉し、深まり行く秋をそこらじゅうに感じるここ生駒ですが、皆様には、お変わりないでしょうか? 昨年の今ごろは、登校拒否になりかけた沙代子を横目に「彩」のコンサートに向けて自分の身を二つに分けたい思いで頑張ってた私。こんなふうに、ゆっくり秋を味わう余裕もなかったように思います。 コンサート後、琴を離れ,精一杯子供に目を向け、できるだけ側にいるようにして、改めて、随分寂しい思いをさせていたんだなと反省ばかり。何はなくても寂しい思いだけはさせてはいけないと、つくづく思ったことです。 中学生になってもまだまだ甘えたい沙代子ですが、今は表情も明るく乗馬にクラブ活動(陸上)にと頑張っております。 他の「邦楽アンサンブル彩」のメンバーは、今年も11月8日の「光彩コンサート」に向けて頑張っております。 今回欠席の私は裏方で何かお手伝いができたら…と思ってます。
ロイヤル乗馬クラブ 沙代子の行ってる、乗馬クラブが今年、開設35周年になるそうで、馬場で盛大な祝賀パーティが開かれた。 初代は現在のオーナーの父親で、昔は騎兵隊だったとか。 戦後20年も過ぎた頃、やっぱり馬が好きで好きで、周りの反対を押してわづか、6頭の馬からクラブを始められたそうです。 現在,息子さん夫妻の代に移っているが、馬に限らず動物を愛する人はとてもやさしく感じる。 オーナー夫妻をはじめ、クラブの方達もとてもアットホームな雰囲気で、私も沙代子も行くとなんだかホッと する。馬に乗っているとき、手入れをしているとき、沙代子はとてもいい顔をしている。笑顔がなんともかわゆい。いつもこんな彼女を見ていたいと思う。 先代は今は、クラブを息子さんにまかせて、焼き物を楽しんでおられるそうで、パーティ会場には、その人柄を表すような,素朴な作品が展示されていた。 70を過ぎて新たな事に挑戦し、楽しんでおられるお父さんにも感心する。
直ちゃんがお嫁サンに いつだったか、「陽気な下宿人」で、このアストロラマにも登場した直子ちゃんが可愛いお嫁サンになった。 先日、そのほのぼのとした披露宴でお琴を弾かせていただいた。直子ちゃんとは、万博のコンパニオンという共通の体験で,ご縁がつながったわけですが、(もちろん彼女は花博)、驚いた事に、この披露宴でなんとまた EXPO70の日本館のコンパニオンをされていたという方にお会いしました。 お名前は武内百合子さん、(旧姓 福岡) 現在、浦和市にお住まい もちろん、初対面だったわけですが、妙に懐かしくて、昔からの友達みたいにおしゃべりができるのは、これも万博の威力?まったく不思議な感じです。
Nice to meet you. アメリカから来ていたジャニスが帰国して5ケ月。なかなか次の入居者が決まらなかった。エアコンのついた快適?な離れは、夏の間、お琴教室と着付教室に使っていた。が、そろそろクーラーもいらなくなった頃、タイミングよく電話がかかってきた。 英会話スクールから「ジャニスの後に来た先生がお部屋を探している」って。 後は,何時ものとおり翌日部屋を見に来て、翌々日入居という素早さ。吉野に住んで西大寺まで通っていた彼らは、少し田舎っぽさもあり、通勤にも便利なここがすぐに気に入ったようです。 今回は、オーストラリアから来た三人が入居してくれて、またにぎやかな生活が始まった。彼らは前に住んでいたネロリ、カイリと同じメルボルンからということで、なんだか遠くの親戚が来たって感じ。 この頃、私をとりまく友達も新しい同居人を楽しみに待ってくれるようになり、早速ジュンとナミとベンの紹介をかねてウェルカムパーティを開いた。こうして、入居してくれた人たちによって、またあらたな人たちとの縁ができ、年齢や性別、国籍を越えた交流がじわじわ広がっている。家賃以外に彼らは多くのものを私たちに与えてくれていると思うとほんとに有難い。毎回、すてきな方達に恵まれる私は本当に幸福者と思う次第です。これが私の元気の素なんだなって感謝しています。
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