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この度、NPO 日本下水文化研究会関西支部は京都市役所のご協力により堀川の親水水路の見学会行いました。非常に暑い、30度を超える日となりましたが、約30名の参加者があり、盛会な見学会となりました。 |

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堀川は平安京造営にあたって、堀川小路に沿う運河としたのが起源であると言われています。平安時代には物資の運搬のほか、貴族の庭園に水を引くためにも用いられ、後には農業用水や友禅染などにも用いられるようになりました。 戦後、一部暗渠化され、水質も悪化していましたが、2002年から親水公園として整備が開始され、現在では親水公園として整備されています。この堀川を見て歩きました。 |




堀川の中を説明会場の京都社会福祉会館 福祉会館で京都市役所の職員の方から
に向かいました 説明を受けました
説明概要
1 堀川の歴史と利水
堀川の利水<平安時代>
?北山連峰の資材を運搬するのに利用された。
また、川のほとりに建ち並んだ屋敷の庭へ引き入れられ庭園を潤していた。<江戸時代〜近年>
?農業用水として利用?織物の町“西陣”を控え,伝統産業である友禅染めの染色業者の町が形成され,戦前頃までは,「友禅流し」が盛んに行われていた。
明治以降には,琵琶湖疏水から供給される水によって発電された電力を用いたチンチ電車が堀川沿いを走っていた。<現在>
?紫明通,堀川通を流下するせせらぎ水路の水量は毎分6tである。?水源は琵琶湖疏水第二疏水分線から取水(賀茂川を伏越しするサイフォン)?水位差による自然流下を計画していたが,事業費の拡大を抑えるため,加茂街道紫明での自家発電ポンプによるポンプアップのみとした。?中央分離帯と中央分離帯の間に設置する横断管は,災害時等の消火ピットの役割も兼ねており,消火活動やトイレの水などの生活用水等に利用可能とした。<堀川の変遷>
昭和10年の京都大水害を始め,たび重なる浸水被害の対策として昭和20〜30年代に「浸水対策事業」を実施合流式下水道の雨水放流先としてコンクリート張り水路化、その結果
・普段は水がない。
・降雨時は下水道で処理できない余剰水放流で水位急増
・余剰水の流下後はゴミと悪臭が残る。など,治水,景観や水辺環境として多くの問題が生じた市民から堀川の環境改善に関する要望が多数挙がる。2 京都市内の親水水路
「堀川に清流を復活させ,市民が親しめる水辺環境として整備する」ことを目指し事業がスタートした。(調査などがH9年から)
@崇仁ビオトープ
「京都市崇仁まちづくり計画」の一環として、平成13年3月6日に崇仁小学校の子どもたちと教職員,崇仁まちづくり推進委員会,崇仁小学校ビオトープ会議のメンバーにより整備計画を策定。計画に基づき,ビオトープの中心となる池作りを平成14年1月12日から毎週土曜日と日曜日に,子どもたちや地域の方々との協働作業により行いました。(平成14年3月16日完成式典)A日野川水辺環境整備
日野道より下流側の日野川において,地域住民の意見を取り入れた水辺環境整
備を進めることを目的としたワークショップを計3回(平成13年12月,平成14年2
月,3月)実施しました。
ワークショップでは,現地見学,意見交換会を通して,日野川の現状や,日野川で
どんなことがしたいのか?日野川がどんな場所になってほしいのか?について意
見交換していただき,そこで出された意見を踏まえて,水辺環境整備プランを作成
した。
B有栖川
有栖川の河川改修事業をきっかけとして,「有栖川を危険で汚れた川にしたのは
私たち大人の責任ではないか?」「どんな有栖川にすれば,子どもたちは喜ぶだろ
うか?」と,有栖川との付き合い方を見つめ直す場を作ろうとの呼び掛けから,平
成11年11月,「有栖川を考える会」が誕生しました。
「有栖川を考える会」の活動の輪は,自治会や沿川の全学区が参加するまでに広
がり,地域の人々が清掃活動,啓発活動,河川パトロールや川づくり検討会を行う
など,環境改善への意識を地域全体で共有しあえるような地域を目指した活動が
実施されている。
C善峰川
豊かな自然環境と動植物に恵まれた善峰川は,河道が蛇行している場所が多く,
川の断面も小さいことから,大雨で水量が急増すると水害の危険性が高まるという
性格を有している。
善峰川では,水害による危険がない安全な河川を目指して,蛇行部の解消や断面
事業の推進に当たっては,豊かな自然環境を壊さないように配慮した「多自然型川
拡大による河川改修が行われている。
づくり」が進められており,水流に変化をつけるための浅瀬の淵や中洲の創出,生
きものが生息しやすい河畔林の植栽など,周辺住人がもっと身近に川を感じられ,
生物にとっても快適な生息環境となる川を目指した取り組みが実施されている。
D七瀬川
七瀬川は,河川が狭小であることや暗渠部が存在していること等の理由から,治
水安全度が低い箇所が分布しており,度々浸水被害が発生したため,平成4年度
から都市基盤河川改修事業として工事を進め,平成19年度に二層式河川の区間
が完成した
3. 堀川地区の合流改善・浸水対策について
浸水被害を解消し、安全で安心な都市環境の実現
常習的な浸水被害の解消
目標
10年に1度の降雨(62mm/h)に対する安全度の確保
| 堀川地区の合流改善・浸水対策 堀川中央幹線の整備 @汚濁対策 ・合流式下水道から放流される初期雨 ・雨水吐口を閉鎖(5箇所) A浸水対策 ・10年確率降雨(62mm/h)に対して,既 <規 模> 対象面積 450ha 管 径 φ6,000mm 延 長 2,700m
浸水対策貯留 30,000m3
約216億円 (下水道関連事業 平 |
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4.堀川水辺環境事業の概要
整備事業の立ち上げ以前より,堀川に清流を取り戻そうと,様々な活動が行われて
きた。 「京(みやこ)の川再生検討委員会」(H10年度 府市共催)において,「川の流れを 再生することは,川と市民との新しい関係を構築することであり,町並みと一体となっ た景観形成,住民の生活にとけ込んだ水辺の形成,防災文化の醸成は,住民を中 心とした様々な市民の主体的な参画によって実現できるもの」として,市民参加の必 要性について提言された。 本市においても,「市民とのパートナーシップ」を基本に「市民参加」を市政運営の
柱に据え,様々な取り組みを進めていたため,「堀川水辺環境整備構想」を策定す るにあたって,沿川住民や市民の皆さんの幅広いご意見を構想に反映させるため, ワークショップを開催することとなった。 ワークショップ(WS)の概要 ?堀川の整備対象区間は,紫明通から堀川通を下り,今出川通を経て御池
通に至る約4kmの区間であり,事業の推進にあたり,整備区間を河川 や沿川の状況,小学校区等によって,A〜Eの5ゾーンに分けた。 ?各ゾーンに根ざしたWSを企画し,WSには可能な限り多様な市民に参加 していただけるように,参加者は地元からの推薦と市民を対象に年齢別 による一般公募を行った。 ?WSには,ゾーン別WSと参加者全員が集う全体WSがあり,ゾーン別W Sは,各ゾーンの現地点検,整備目標の設定およびデザイン等の整備構 想を検討し,全体WSは,主に各ゾーンの進捗状況把握を基本とした。 ?WSの運営は,地元代表,行政,学識経験者による実行委員会が主催。
ゾーン別WSは,参加者有志による運営委員会が取り組みを進め,ゾー ン別WSの開催前に運営委員会,全体WSの開催前に実行委員会を開 催し,WSの企画や運営上の問題点などについて議論した。 |
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《ワークショップ参加者》 一般参加者 75名 (幅広い年齢層から選出) 地元推薦者 56名 (各学区から4名ずつ) 実行委員 14名 (内4名は地元推薦者兼務) 合計 141名 延べ 会 議 82 回 参加者 1,074 名 |
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【Aゾーン】(御池通〜竹屋町通) 歴史遺産二条城に隣接するゾーン。京都の顔の一つである二条城と地域活性化が ・二条城から東堀川までをトータルにデザインする。 ・自然と歴史ある堀川,和みのある堀川 【Bゾーン】 (竹屋町通〜下立売通) 川の歴史性を残しながら,沿川にお住まいの方を中心に多くの方が利用しやすい川 【Cゾーン】 (下立売通〜中立売通) 堀川商店街に隣接し,中立売橋(堀川第一橋),下立売橋(堀川第二橋)といった石 ・歴史を活かし,未来へつなぐ水辺 堀川としての形態を有していた最上流区間であり,歴史性を有する昔ながらの堀川 【Eゾーン】堀川通(今出川通〜紫明通),紫明通(堀川通〜賀茂川) 新しい堀川の起点となる加茂街道から今出川通までの約2kmの区間。構想段階で |

| 説明の後堀川を見学しながら歩きました 中立売り通りに架かる堀川第一橋 ※この橋は京都で最も重要な橋として、明治時代 に一番に永久橋として建設されたため第一橋と 命名されました。土木学会の土木遺産として登 録されています |

| 木陰の水辺では子どもずれの家族が水遊 今出川通り付近は自然の景観を残した びをしていました。 水路となっていました |