2000年春、よく知っているシンガーソングライターと共作をした時の話です。
テーマである人、地球、そしてその未来について、あれこれ話しました。
我々2人が現在の人類に対して下した評価は、意外にも全く同じものでした。
それまでは見方が違うのだと思っていたのに、見ている光景は同じだったのです。
私がそれを絶望的な結論で締めくくるのに対し、その人はそこから何か始められないか、と言うのです。
私は衝撃を受けました。
このような人こそ、この救いようの無い愚かな生き物の未来に希望をもたらす光なのかも知れない。
同時に私は自分の中に、あらゆる光を呑み込んでしまうブラックホールを発見したのです。
YOU LIGHT


You light my feet
Around them seen are rough stones
When you light my feet
I see my way I walk alone

You light my hands
That tell the bloodshed I've been through
Well, you light my hands
All of my scares, my sins, my truth


You light my eyes
That now are numb to all the pain
When you light my eyes
Traces of tears I can't explain

You light my heart
Abandoned and deserted fort
Well, you light my heart
Proving it still can feel the warmth

Showing that I can hold the warmth.......
あかり


あなたは私の足を照らす
周りにはごつごつと転がる石
あなたが私の足もとを照らす時
独りで行かねばならない道が見える

あなたは私の手を照らす
私の経てきた流血を物語る手を
あなたは私の手を照らす
あらゆる怖れ、罪、私の真実を


あなたは私の目を照らす
もはや何の痛みも感じない目を
あなたが私の目を照らす時
涙の跡が見えるのは何故

あなたは私の心を照らす
棄てられ荒れた要塞を
あなたは私の心を照らし
まだ温もりを感じることが出来るのだと示す

この温もりを抱いていていいのだと.......

Words and translation by K.JUNO Feb. 1996. ALL RIGHTS RESERVED.
show frames