三次元漂流記 2001
[新春のモデル; 嘆きのストラト] 大学時代の私の正体 14KB
写真を撮ってから、更に黄色くなった。
裏には、高校時代からの友のモデル時代(?)の写真。
実は、特に気に入って買った訳でも、
みんなが言うように弾き易い訳でも無い。
楽器屋に長居するのが苦痛だったからサッと決めた!(爆)
それでも長い間、エレキはこれ1本だったし。
(また苦痛を味わって新しいの仕入れるという選択肢は無かった!)

中国に持って行って、半年位、預けたまんまにしていた。
持ち帰ってケースを開けたら、ウレタンが濡れていて酸っぱい臭いがするのよ。
ピックアップがケサランパサラン!
も〜〜〜参ったね♪

BEYONDの"早班火車"。ええ歌やねぇ。
黄家駒。歌い方は嫌いやけど、この歌の切なくて一途な雰囲気にはぴったり。
毎朝、出勤電車に乗り合わせる女の子。
声も掛けられずにただ、「終点なんか来なけりゃいいのに」と願うだけ。
香港の男性は内気やもんねぇ......おなごが強いから。
日本にかけたロックの夢。
何の必然性も無くバラエティー番組の収録で転落死したけれど、
もっと大きく花開いて良かったと思う。
昨年のDJ番組のネタの為に調べたら、
残ったメンバーで再スタートを切ったらしいとあった。
今度こそ、純粋な思いの叶う事を祈りたい。

正しい事を通す為なら、如何なる障壁をも乗り越える。
何者をも怖れない、伝説のヒーロー方世玉。
その強靱な意志の力に憧れた。
こんな時、方世玉ならどうしただろう。
うーーーん、やっぱしスタスタと歩き去ったろうな。無慈悲に。
......ば、ば、ばばば爆爆!

二週間ぶりにステキチに会った。
喜んでくれたので顔を近づけたら、飛び退いた。
一瞬ショックを受けたが、よく見ると、目の下に新たな傷跡がある。
暗くてよく判らないが、もう塞がっているみたいだ。
顔を怪我している内は勝っていると聞くが、、、
頭いいのに。もうちょっと楽な生き方してみぃひんの?
......な〜んて言いたくなる。

待たせておきながら時の過ぎるのを忘れる人って待ち甲斐無いね。

帰って来たら迎えてくれるねん。
淀川より汚い水の中のおちゃかなたちが。
ただいま。
また暫く人間やめるから仲良くしてや。

淀川。
狭くて汚くて、見慣れた淀みはその名の通り。
飛び込もうとしたらこんなおっさんの声が川底から響きそう。
寒いし臭いし情けないで。やめときやめとき。
気取らない、気負わない、
ほっとさせる流れ。

湖。
適度に広く、包み込むようでありながら果てがあり、
ひっそりとしているようでいて、さざ波が聞こえて来そうな。
幾つも浮かぶ舟の周りには光の糸くず。
誰もいないようで、誰かが見てくれているような。
波間にゆっくりと歩み出れば引き留めて貰えそうな、
誰も気付いてくれなければ、水の女神様が止めてくれそうな......
そんな半端な愛情で見守られているような。
窓のそと。

いっつもやねんね。
新幹線の改札機に領収書入れてピンポンならしてまうの。

ギターケースに差し込んだ風車。
人混みを急ぎ足で歩くとくるくる回りながら話しかける。
「あなたを愛している人達の為に頑張って。」
離れて人に優しさを送る、あの娘はテレパス。

一人きりの出発。
思い返せば、ずっとそうやって生きて来た。
犬に見送られてるのも私らしいね。

あたかも最初から必要としていなかったかの様に、
あたかも自由を尊重してくれるかの様に、
笑顔で手を振る人達。そして、
あたかも私が既に去ったかの様に華やぐ空気。
せめて独りにして欲しい。
作り笑いは魂をえぐる。
誰かがつけた訳じゃないこの傷は、一体何で癒せるのだろう。

去りゆく身を意識し始めた途端、
目の前の人達が車窓の彼方の風景の様に遠くなる。
私とは無関係に流れている時間。
私はもういない。

見送られる者には向かう場所がある。
見送る者は独りきりの帰り道が辛い。
だから、旅立つ時には見送らせない。
けれど、今回ばかりは見送られたい。
行く先のあるのは私の方じゃないから。

興味があるのは永遠だけ。
永遠に所有できるものではなく、永遠に求め続けられるもの。

大きな雪の結晶。
ビンの中のきらびやかな三温糖。
今日も美しいものにそれなりに心動かされたので書きとめておこうかと思ったが、
今はとにかく寒くてどーでもいい気分だ。

風呂あがりの寝床。
考え事をするようなしないような、
気持ちいいような気持ち悪いような、
眠れるような眠れないような、
不思議な気分。

金持ちの胸元に飾られなくとも
カットされ磨かれなくとも
ダイヤモンドはダイヤモンド

精神のコンプレッサー。
怒らなければ笑えない。

一生なんて。
その間に何かを成し遂げようなんて。
多分、私は何も見つけ出さないのだろう。
人なんてその程度だし、それでいい。

せめて強がりを言えるほど弱気になれたなら。
嫌われるのを怖れるほど人に興味が持てたなら。
全てが空っぽで、虚しくて。
それでも尚、悲しくもなく。

携帯電話。
ふざけてる。
人はそんなに簡単につながらない。
孤独に気付かない人達。

上下不覚。
下手に動くと堕ちるよ。

ごろにゃん。
ライオンさえ酔わせてしまうまたたび。

見慣れぬ洞。
入って行けば初めてのものばかりで心踊るのだろうけれど、
出口で見る風景はきっといつもと同じ。

火の恐ろしい理由。
火傷をさせるからでなく、
人を恍惚にするから。
熱さを快楽に変えてしまうから。

目くらまし。
闇に潜む悪魔の姿が薄らぐ。
暖かい光に溺れて邪悪な影達を見失う位なら、日陰で目を凝らしていよう。
己の本当の形を見つめていよう。

世界とは。
善も悪も無いもの。
生き物は
善も悪も行わない。

時に始まりも終わりも無ければ、空間には果ても無い。
認識できないのではなく。
地球に目盛りをつけ、区切り、表札をつけたように、宇宙の流れにまで名前をつけたがる。
貪欲な人という生き物の悪い癖。
原子。電子。観察に於ける経過点のスナップショットに過ぎない。
ただ存在すること。
それ以上に何ができるというのだろう。

しずくに映る
さかさまのまぼろし

白い断片
時折ちらりと光っては
舞い降り 重なり
融け合い 消えゆく

暖かい冬
暖かい部屋
慣れないうちに外に出なきゃ

嘘つきは最低の部類に入るけれど、
人に嘘をつかせるのはもっと救いようが無い。
正直はこわれもの。大事にしよう。

古来、神の御言葉とやらを頂戴する為に捧げられて来た生贄達。
下らない。くだらない。くだらない。
そんな無意味なことの為に命を捧げるなんて。
愚かだ。馬鹿だ。イカレてる。
巫女の芝居。陰謀のお告げ。狂ったふりの人々。
炎の中に全て投げ込んで、何もかも終わらせたい。

傍に置いて守るものもあれば、
傍に置いては守れないものもある。

人に優しくできる人より、人を優しくさせられる人。
創作する力より、誰かにインスピレーションを与えることのできる力。
そんな穏やかなエネルギーに限りなく焦がれて。

子連れでライブを見に来てくれた友達から届いた年賀状。
会うのは何年振りだったろう。
幼い娘さんが、私の歌を聴きに行く夢を見た、と言ったとか。
もしかしたら初めて見た生歌のステージだったのかも知れない。
この子の中での「歌」というものに、少なからぬ影響を与えることになるのだろう。
人にものを見せるという事は責任の重いことだ。
相手が子供である場合に限ったことではない。
特に音楽は、人の脳を直接操作する力があるのだから。

半端だ。
黙って見過ごすには余りに不条理だが、
かと言って心が激しく荒れるでもなく、泣き崩れるでもない。
正面から来ない相手との闘い。
ひとえに情けなく、やりきれない。

正しい事をするのに何故に言い訳が必要か。
しょーじき者とうそつき。どっちに合わせとるんじゃ。
どっちが大事やねん。
わたしゃアホか。
きつねとたぬき。勝手にバカし合え。
あんたらのせこい毛皮なんてアテにしてる奴はいない。

地方の中の地域。国の中の地方。世界の中の国。地球の中の世界。宇宙の中の地球。
そして、無限の中の宇宙......
宇宙の中の私。宇宙の中のあなた。
隔てるものは何も無い。

何もかも面倒で馬鹿ばかしい。
悩むに値しない憂い事ばかり。

己を知るということは難しいらしい。
いいことも。
悪いことも。

色んなのがいるけど、悪いのはやっぱり目立つね。

ナイフを持ってかかってくる人は
たとえそれが脅しでも
取り上げられて刺されても文句は言えません

ぞーきんはまっくろけ。この世はあまりにも汚いのです。
ふとした折に疲れを感じ、想像してみました。
たまには美しい泉にのんびり浮いてみてもいいんじゃない?
小川のせせらぎにくるくる舞ってみてもいいんじゃない?
でも、ぞーきんには澄んだ水に手を浸ける勇気はありませんでした。

空になって見守ろう。
どこにいても大丈夫。
私は空だから。
海になって抱こう。
どこにいても大丈夫。
私は海だから。

風の日や雨の日は托鉢に回る犬達も大変だな。
ステキチはどこで眠るんだろう。

近付き、交わり、やがて離れゆく2つの直線。

雪が積もっていた。
ニャンが大好きだった雪景色。
水が怖いくせに。
さくさくはしゃいだ足跡。
つめたい肉球。
あんな大雪はもう降らないけれど。
私の目はどこを見ているんだろう。

挫折感 罪悪感 良心 疑念 焦り 不安 諦め 恐怖 劣等感 意地 誠意

又熱、又疼。
真假、分不出。

超能力、、、、、解明できないからそう呼ぶだけ。
大人の人間に聞き分けられないものを聞き分ける。
些細な手がかりから微妙なものを感じ取る。
現代人にとって「常」でない能力......それを超能力と言う。
犬と話すのは気がふれた行動じゃない。
ほんとは当たり前のこと。
その何たるかも知らずに言葉に頼りすぎの文明人。
とにかく鈍感な生き物だ。

作詞ドットコムてのがあって笑った。
投稿コーナーはまるで「詞のカラオケ大会」。
音楽的じゃない詞に曲をつけたがる作曲家はいない。
そんな素人相手に「プロ用作詞原稿」を売るハイエナもいる。
自称作詞家同士で恥を舐め合ってるの図、もまたオモシロイ。

私は不器用じゃないけれど、傍目に映る程に器用でもない。
善人でもなければ悪人でもない。
そんなものはただの道具。
大事なのはそれで何を作り出せるかということ。
生きることそのものが目的でない人間にとってはの話だけれど。

箱舟。
人の神は次に何を載せるのだろう。
電子ペット。アニマルロボット。
生物学者は欲しがるね、雌雄各一対の動物達、、、じゃなくて遺伝子のサンプル。
身軽〜。

隙間。
隙間だらけというより吹き抜け。

自分の魅力って自分で判らないんだね。
自分に魅力が無いことも自分で判らないんだね。

20世紀は地球破壊、そして21世紀は宇宙侵略の時代。
そうまでして残すべきか。
ヒトという生き物の子孫を。

あんたはファシスト。私はテロリスト。
相打ちで滅ぶのが一番いいよ。

今夕、ステキチが車に轢かれかけたらしい。
道路の向かい側に散歩にやって来た、仲の悪い飼い犬に突進して行ったのだ。
場所がうちの前で、うちの人間が見ていて、クロちゃんも一緒だったからだろう。
もしも私がその場にいたら、ただノーミソごと硬直していたか、
飛び出して自分だけ轢かれて一人で迷惑をかけていたか、どっちかだろう。
役に立たないことこの上ない。

新世紀。
人はどんどん馬鹿になる。
個体差がこれほど大きい生き物もいないだろう。

睡眠薬。
恐怖で眠れない時の為に貰っていたものだが、
今では生活サイクルの調整や、寒くて眠れそうにない時の為に服用するのみ。
飲むと酔っ払うんだよな。

たとえばメサラ。
旧友ジューダスへの嫉妬心が彼を殺した。
己の墓を掘る愚か者達が後を絶たない。

パーマをあてたことも染めたことも無い、栗色の髪。
赤茶けた毛先はクロちゃんの尻尾の先と同じ色。
な〜んか素敵な気分。

私はひどい人間だと自覚しているし、いつもそう言っている。
周りの人達と同じ位、どうしようもなく身勝手で醜い。

知り尽くしたつもりの場所なのに、こんな所に扉があったなんて......
気付いただけでもショック。
そして今、開けるべきなのかどうか戸惑ってる。
いや、開こうとしているのを止めるべきなのかどうか、迷ってる。
冒険好きじゃない私。

苦しむのは当たり前。
傷つくこともあり得ない。
ただ、人を傷つけるのは怖い。

「人並み」
私には昔から関係の無い言葉。
「幸せ」
やはり無縁なもの。
「人並みの幸せ」
求めることも無ければ、与える価値も見出せない。

ハタと思った。
私は外見上はとても現実的な人間なのかも知れない!
現実が厭な余り、白昼夢の中に生きているような子供だった。
今は現実が嫌いじゃないけれど、癖は変わっていないと思う。
夢と現の差が判らなくなる程じゃないけれど。
とにかく、頭の中だけで満足する、そうせざるを得なかったのだ。
そんな秘密の夢想だらけの心の中に踏み込まれるのが大嫌い。
誰とも分かち合わない、その必要もない。
夢を簡単に語らないから、現実人間だと勘違いされるのかも知れない。

気が付いたら穴があった。
きっと私が掘ってしまったんだろう。
私が落ちなければ代わりに落ちる人がいる。
どうしよう......

類希なる精神力......違う。
負けちゃいけないと必死になっているだけ。
本当に強い者は強くなんか見えない。
まだまだ頂には届かない。
かと言って飛び降りるには危険な高さ。
目がくらむ。下を見るのはよそう。

「母は」って言えないプロ俳優が多いのねぇ〜。
ベテランだったらセリフ変えて貰えばいいのに、わはは!

そう言えば除夜の鐘が聞こえなかった。
その時分には既に曲作りという煩悩の真っただ中にいたから。
増幅させて持ち越してしまった......

美しい花を手折って花瓶に生ける。
花を本当に愛するならばすべきじゃないんだろう。

私の生き方を変えることが出来るのは私だけ。
いわゆる神様にすらそんな資格は無いと思うね。
何が明けても今日は今日。
これまでと同じようにやっていく。

夢や希望を簡単に口にする癖に、勉強を否定する、楽しくない事はしたがらない、
そんな"ゆめ"なら寝て見とけ!

魚よさかな、さかなちゃん。
もしかして......N病???
ああ憂鬱。

公開当時に劇場で見たきりだった映画"E.T."を夜中のテレビで見た。
当たり前の情をためらい無く描いた、正直な作品。
SF技術の大量生産が始まる前の映画。

さ、ねるべねるべ。
前世紀に会ったきりの家族はまだ起きているかな、、、
一応、けじめちゅうもんがあるから、裏庭のニャンとピヨに挨拶しておこうっと。

初夢はもうえぇ。
新曲のことしか頭にない。
詞を書いた時から既に曲自体はあったから、いつも程、はやる気持ちは無いものの、
やはり暫くは「人でなしモード」かな。

体調を崩してから数年、寝ることは恐怖で不安だったけれど、
近頃は寝入りにバカ笑いすることがある。
楽しいことが無い訳じゃなく、楽しさそのものを評価しなくなっただけなんだ。
今夜はバカ笑いができそうな気分。
ややこしいことはおいといて。

21世紀が来た様だ。
きっと夢に違いない。
前世紀の過ちは帳消しにはならない。
人類はこれからも宇宙を道連れに破滅に向かって爆走するのだろうが、
何だか私自身は、もっと前向きなことが出来そうな気がする。
深夜を越えたと同時に新曲が出来たからか、いつになく明るい気分。

© K. JUNO ALL RIGHTS RESERVED.
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