三次元漂流記 2005
餌くれや。 [2月のモデル;ソフトカツアゲ]
跳んでみぃや 寒〜い夜、か細い声で鳴いていた子。近所の人がこの子の一家に餌をあげていると気付くまで、高級ナチュラルフードと寝床を提供していました。
非常に綺麗な猫です。
やがて、この子が弟妹の面倒を見るようになり、クロチビ(右)を連れて現れた頃には何もあげていないのですが、そのうち、クロチビは単独で私にごはんをねだるようになりました。逞しく生きるのだぞ。

□■■ Feb 26th

マンションの下に自転車を止めていたら、
工事中のエリアから、黒っぽいものがトコトコまっすぐやって来る。
朝も見たクロチビかな?と思っていたら、見るみるシルエットが大きくなった。
にゅっと突き出た口は、猫ではない。
山の方にはいるというが、ここでも遂に出会ってしまった?!
ちょっと感動しながら、
「タヌキ???」
と訊いた私に、幾つもの輪をくっきりとつけた太い尻尾が、
「ううん、違うよ」
と答えた。
目の周りが黒く、頬の毛などはそのまんま、、、、、アライグマ!
頭の中が???だらけになっている私の真横をすり抜け、
1−2メートル向こうで振り返り、
「コイツ、食べ物くれるやつかな?」
と、観察している様子を見せた後、そのまま消えてしまった。
暫くして我に帰った私は、暗くなりかけた草むらを探したが、もう見当たらなかった。
深追いして道路に追い出しても危険なので、さっさと帰って、動物病院に電話した。
「アライグマが逃げたという話はないですか?」
その病院にアライグマを連れて来ている家はないらしい。
アライグマの写真を検索してみると、やはり、先程のアイツだ。
人を怖れず、何でも食べる上に寒さにも強いおかげで、
あちこちで野生化し、生態系への影響が心配されているとか。
親父も、どこかの路上で車に轢かれて死んでいるのを見たことがあると言う。
どこにでも車を走らせ、自分が病の時は科学物質に頼る人類が、
「生態系」を憂える姿は、滑稽この上ない。


□■■ Feb 25th

「民間とは言っても公共性の高い企業」
とは、俗趣味総理にお似合い過ぎる言葉。
年末の下らない歌番組で、大物歌手の名を間違えた時の騒ぎを思い出す。
何故に放送業界をそんなに神聖化したがるのだろう。
しゃあしゃあと本人達もが語るところ、
自分達がどんな番組を作っているか、自覚していないのだろう。
成り上がりの一IT企業に乗っ取られては、「存在価値が下がる」のだと。
確かに音楽配信だの日本の文化だのと熱弁を振るうこの手の人達は、
芸術に於いては知識もセンスも有しない、鼻息が荒いだけの一般人である。
情けないのは、彼等に取って代わられたとしても、
特にレベルは変わらないと断言できてしまうことである。
頑張れ、いや、頑張るな!
才能のない奴は雇う側にいちゃいけない。


□■■ Feb 16th

寝屋川の教員殺害事件。
いじめを体験したことのない者が、いじめの本質を語る。
とんちんかんな報道もどき番組に、また腹が煮える。
百円ショップ、偽芸術家、識者ぶった芸能人。
何もかも、偽者ばかり。

「なんで南セントレアじゃだめなのか」
そりゃ勿論、ダッサイからであろう。
おっさんセンス、クッサイ思い付きに鼻息ゴーゴーの光景、
「それって、社長とか偉いさんが考えたんでしょう」
というような、しょーもない素人丸出しのCMコピーを思わせる。

カブトムシの戦い。
ハイレベルなテクニックと、一瞬の判断力。
脳が無いとは信じ難い。
まさに運動選手やトレーナーが、
日々、研究、訓練を重ねて目指すものを、彼等が生まれ持つという事実。
人間が「進化」したのだとか、「高等動物」であるなどという自惚れを、
軽く笑い飛ばすかのようだ。


□■■ Feb 4th

「過剰な福利厚生への批判」
知事のコメントは又、オモシロイ。
「市民の目から見ておかしいという声があれば、改善する。」
って、外から見ておかしいもんは内部から見てもおかしいんちゃうん?
知事の目から見てもおかしいんちゃうん?
自分で気付いて直せよ。
文句言われへんかったらええのんかい。
怒られたらやめる、それでいいんかい。
バレたことを反省していた森総理を思わせる。
ただ、ふてぶてしくないだけちゃいまんのん。

新時代の代表選出に於いていつも思う。
「女だから」というだけで選んで欲しくない。
優秀な女もいれば、どうということのない女もいる。
能力の無い者にまで資格を与えるべきでないのは、男も同じ。
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