ジヴェルニー半日観光 ルーブル美術館・オルセー美術館
 
フランスの空はどこまでも広く、高く、大きかったです。この日はオプショナルツアーでジヴェルニー半日観光に参加しました。
セーヌ河の下流、パリから約80kmのこの村には印象派の画家クロード・モネが1883年から移り住んだということですが、蓮池や四季折々の花を絶やさないという庭園があります。邸宅は美食家のモネが腕を振るったというキッチンがあったり、日本の浮世絵コレクションも展示してありました。
ここにあるモネの作品はすべてコピーですが(本物はオルセー美術館にあるそうです。)、浮世絵はすべて本物だそうです。

オランジュリー美術館を飾る連作「睡蓮」のモデルとなった蓮池
ゆったり、のんびりとしたフランスの村の風景でした。
本当に小さなおもちゃの様な家がポツンとあるだけです。
周りには色とりどりの草花がいっぱいでした。
モネの邸宅がなければおそらく観光客は来ないでしょうね…

     
     
ミニ凱旋門をバックに記念撮影。
         
 

ルーブル美術館 とにかく『ルーブル美術館攻略法』などという本が売られてるほど広く、大きく、膨大な量の、しかもふだん目にする名画の数々が展示されています。オプショナルツアーで希望したのですが、人数がそろわず案内人なしで(添乗員さんがポイントだけなら案内しますよと言ってくれたので)本当に駆け足でポイントだけを回りました。
【詳しく見たい人はオフィシャルページを見てください。】

ルーブルは彫刻も絵画も凄くて目まいがするほどなんですが、やっぱり駆け足じゃ駄目ですね。
ある程度時間があって、じっくり構えて(下調べなんかもちゃんとして)行くべきなんでしょうね。
とにかく名画に麻痺してしまって、凄いものを見ているんだけど、凄いと思わなくなってくる。
(スミマセンガ…疲れます。)

『ミロのビーナス』
(前2世紀末)
  『ミロのビーナス』
後ろから
『モナリザ』1503〜06年、ダ・ヴィンチの作品、神秘的な微笑を浮かべた表情は完璧だと評され、絵の前には長蛇の列ができている。…そう本当にいっぱいでカメラを頭の上に差し出して撮影しました。せめてあと1メートル位上に飾ってくれたらもうチョット見やすいんだけど…
   
『民衆を導く自由の女神』1830年、7月革命の年に描かれた。3色旗を掲げて民衆を自由へと導く女神が描かれている。
↑『サモトラケの勝利の女神像』
紀元前190年頃の作品。1893年にギリシャのサモトラケ島で発見された。ルーブルの中で一番目立つところにある有翼の女神像『サモトラケのニケ』
    名画の前でハイポーズ…といきましたが何が写ってるのか分かりませんよね。実は右のあの有名な名作の前で撮ったんですが…
       

オルセー美術館
1900年のパリ万博の際に建設されたオルレアン鉄道の終着駅、オルセー駅が美術館の前身。建築家カエ・オランティの手による美しい建物だったが、電化に伴ってプラットフォームが手狭になったため、わずか39年という短い期間で駅舎としての幕を閉じた。以降、劇場やホテルなどに利用されてきたが、美術館としてオープンしたのは1986年。印象派の作品の宝庫として、ルーヴルに並ぶ人気美術館として訪れる人が絶えない。
オフィシャルサイトは日本語版は無いみたいですが、詳しい内容はそちらでご覧ください。(写真がありませんので…)
ルーブルの巨大な美術館からブラブラ歩いて20分位(すぐ斜め隣りなんですが…建物ひとつひとつが大きいから)でオルセー美術館の正面に到着。こちらは印象派の絵画が中心でアングルの『泉』やコロー、マネ、モネ、ミレー、ルノワールなど聞きなれた、見慣れた絵画がたくさんあってすごく見やすかったです。
   
     
 
▲オルセー美術館の屋外テラスから見たルーブル美術館   ▲上階から見たオルセー美術館(足がすくみました)