「書 院」
慈光院の中心的な建物であるが、寺全体を茶席として演出するときに茅葺きの農家風の外観というのは、堂々とした荘厳なお堂には表せない大きな意味合いを有している。 建物内では上ノ間が書院広間の席として造られ、その為の水屋が下ノ間にある。 全体的に天井や鴨居の高さを低くしてあることで、座敷に座ったときに最も安らぎや落ち着きが出るように考えられている。 (重要文化財)