「本堂内」
「釈迦如来座像」
藤原中期の作、作者不詳。慈光院建立以前にこの場所にあった寺(地名からすると「惣善寺」)にまつられていた本尊を、石州が台座と光背・手先を修理して慈光院の本尊にしたと言われている。
「片桐石州像」
石州が自分のために大徳寺の中に建てた「高林庵」にまつった34才の時の自作の座像。 廃仏毀釈で高林庵が廃寺になったため慈光院に移された。
「開山玉舟和尚像」
石州が師事していた玉室和尚の法嗣。茶と禅を深く結びつけた人物の一人であり、ちなみに 現在まで代々使われている表千家の「宗左」・武者小路千家の「宗守」の家元の名は、ともに玉舟和尚が授けた名前である。