付き合いというのはあるもので特に働いているといやおうなく職場の旅行というものがあるものです。
英会話の先生の話すと「自分のお金で付き合いの旅行に行くなんてどうして?」と言われてしまいましたが,私の少ない語彙では説明できませんでした。
とにかくこうして私は,台湾に行くこととなったのです。

1999年7月21日〜23日

機内食シンガポール航空で関空から台湾まで約2時間。
エコノミーでもシートに液晶テレビがあってビデオゲームができたのでご機嫌。ゆっくり寝ようと思っていたのにしっかりゲームをしてしまった。ゲームのルールは英語だったのでわからなかったが,何とか遊べた。会食は出るし,ゲームはしたいし忙しかった。
今回は子ずれじゃないけどこれなら子どもも退屈しないな。とついつい子どものことに考えが及ぶ。
今回は子どもたちはお父さんとお留守番だ。

台北到着。
暑い。
冷房の効いた観光バスでしない観光に。車がみんなスピード出して走っている。黄色いタクシーがやけに目につくし,市内に入ってバイクの多いことに驚いた。ヘルメット着用が義務付けられるまではこれでメット無しで走っていたというから命知らずの人たちだ。街路樹がガジュマルというのも怖い。だって気根がぶらぶらしていてバスにあたるんだもの。

この日は龍山寺,中世記念堂を見て台北富都大飯店へ。

龍山寺中正記念堂

ホテルから歩いて探検。大通りに面したお店は,洋服や下着のお店が目立った。結婚し着ようの写真屋さんも多くって驚き。披露宴でご披露するらしい。撮影しているところも見たけど,モデルさんみたいに格好良かった。
晴光市場は怪しくて楽しかった。ここで果物を買いこんだ。お土産にはできないので食べて買えるべし。
怪しいお店には,キティちゃん,ピカチュウ,たれパンダのキャラがいっぱい。流行っているらしい。
夕食は東門餃子館で餃子のフルコース。どうもここは地元の人が来るところらしい。おなかをすかせて行ったが,台湾ビールしかなくて残念。餃子もどうも日本のとは違う。スープがなぜか酸っぱくてギブアップ。
でも隣のテーブルの台湾の若者たちはおいしそうに食べていた。男のこはみんなチューやんに見えた。このメガネも流行り?
その後,士林夜市に出かけた。心斎橋並みの人,道幅は半分ほどだからひしめいている。道の真中で店開きしていたワゴンが急に片付けられて横丁へ消えて行く,何かと思うとおまわりさん。やはりここも怪しい場所だ。
屋台のたべものやさんはなんだか臭いが我慢できなくて,立ち止まらずに駆け抜けてしまった。このにおいは何だろう。
結局ホテル近くのセブンイレブンで日本のビールを買って部屋へ。セブンイレブンも匂いがするんだな。何だろう。

翌日。
忠烈祠で衛兵交代を見学。衛兵はお尻が小さくて足が長い。厳しい基準がありそうだ。

忠烈祠忠烈祠

故宮博物館を2時間で見学。う〜ん,団体旅行だ。

故宮博物館

東楽レストランで台菜海鮮石鍋料理。
ここで鍋を作ってくれたアルバイトのお兄ちゃんがかわいかった。17歳だとか。英語も通じないのでほとんど筆談。
台湾の子は小学校から英語を習ってるんじゃなかったの?こっちの英語がひどかったのかな?
作ってくれる男の子がかわいかったせいかおいしかった。
夕食の三徳大飯店内のレストランよりgood.
ここのフカヒレはこれでもかってフカヒレだった。
足のつぼマッサージ

その後再春館出足のつぼマッサージ。女6人で挑戦。男たちときたらホテルで飲んでるだけ。もっと挑戦しろよ。
でもこれが痛かった。なぜだかわめいているのは私だけ。特に他のお客さんは,おとなしい。騒いでいるのは私たちだけ。そして「痛い。」と叫んでいるのは私だけ。「痛い。」て言ってるのに。「日本語判りません。」って。判ってるんでしょ。
私の体はかなりリリララ(ボロボロ)らしい。
2・3日足の裏が痛かった。これって効いてるのかしら。

紅毛城3日目の最終日。出発前まで自由行動。電車で淡水へ。
電車は新しい上に涼しくって,圓山あたりから地上を走って景色も良い。ここでもやはり携帯がびりびりなっててマナーはどこも一緒。
淡水に近づくとマングローブぽい植物が川岸を埋めていて,南国っぽかった。淡水の駅前から中正路を紅毛城に行く道は工事中で歩きにくかった。河の土手沿いの道を行けば良かった。
紅毛城の裏に大学があって庭園がきれいだったのでは入らせてもらった。
オックスフォードがなんだかって書いてあって英国風の庭園。校舎は改築中のようで残念。リスが走っていた。もちろん台湾リスだろう。
学内では夏季講習かなんかやっている様子。のどが乾いたので学生に英語で尋ねたが通じない。私の英語がそんなにひどいのか,学生の勉強不足か?
まあ何とか自動販売機の場所は聞き出せた。ここで一息,やはり暑い。

台北は,とっても近代的なビルと壊れかけた建物と草ぼうぼうの空き地が混在していてパワフルな街。車が多くてどこにでも駐車していてバンパーで押しのけて縦列駐車していた。私の車では走りたくない。
バイクで回る台北の町なんてツアーがあってバイクの後ろに載せてもらって町を回れたらスリル満点だろうな。もちろんがら入りの大きなマスクをつけて。誰かそんなツアー作って。怖くって誰も乗らないか。

トップページに戻るトップページに戻る