クラブメッドのプーケット

いきさつ

ひょんなことから,家族全員のパスポートを取ることになった私たちは今年の夏の旅行を海外にすることの決めました。
以前からどんなものだろうと興味のあったクラブメッドのパンフレットをインターネットで申し込んで研究。子どもが半額はやはり魅力。その上プーケットのこの旅行は二人目の子どもが宿泊費無しということで,初めての家族での海外旅行はプーケットということの決まりました。地中海クラブに行くのは初めて少々お高いけれどあたりかはずれか行くまではドキドキでした。
あちこちの家族連れの旅行のページを見ても「クラブメッドに行きました。」というのはなかったのでそれじゃあ私がレポートしてみます。

プーケットまで

タイ航空 バンコクまで5時間半。乗り換えてプーケットまで1時間ちょっと。子どもにはちょっと長かったな。それと座席が後部だったんだけどすごく寒かった。ブランケットを2枚もらって体に巻きつけていた。手荷物に長袖を入れていて正解。
そうかと思えば,帰りにはプーケットからバンコクまではやたら暑かった。
パッケージツアーなのに関空からはうちの家族だけで,乗り換えもしおりの地図を見ながら宝捜し状態。プーケットについてようやく韓国からの家族と一緒になりトヨタのワゴン車でクラブメッドまで約1時間。この頃には子どもたちは,車がゆれようが暑かろうがくたびれて寝ていた。
現地時間で8時でも日本じゃ10時だもの。

クラブメッド

やっとついたぞ。にぎやかな音楽が鳴って,レイがかけられて,インフォメーション前でウェルカムドリンクが出てきた。
何が起こるんだと思っていると,ようやく日本語の通じるGOが出てきて案内してくれた。ホッ(^。^) 旅行案内ではついた日の夕食は無しだったけれど,ここに着いたらいつ食べに行っても良いらしい。ラッキー。しかし,部屋までが遠かった。5分はかかったかな。着いたぞっと部屋を見まわすと足の長い大きな蜘蛛が。「ここはタイ殺生は禁物。」という訳のわからん夫の声に免じて窓から逃がしてやった。
眠たがる子どもを揺り起こしてさあ食べるぞとレストランへ。
バイキングなんだけど半端じゃない。日本食からチャイニーズ,フレンチ,イタリアン,タイ,インドの料理まで毎日テーマがあって南米の日にはタコスもあったし,朝は中華粥からオートミール,昼はハンバーグも。ビール・ワインも飲み放題で帰ってから体重を測るのが怖かった。
食事のときには他の家族と一緒になることもあって,何が面白いか情報交換。東洋人同士座らせているみたい。韓国からの方とも英語で少し話した?

天気海・海岸

やはり今は雨季。毎日曇っていて,スコールがある。それでもこんなに焼けたんだから,晴れていたら怖い。
翌朝,道路を挟んだ海に出てみたが波が高くって泳げそうもない。小さくて透明のかには穴をいっぱい掘っていて子どもたちは走り回ってかにを捕まえていた。朝はジョギングをしている人もいた。
夕方にはたくさんのくらげが,打ち上げられていた。夕方になると地元の若者が海岸でサッカーをしている。バスで道路を走っていても空き地では夕方になるとサッカーをしに人が集まっていた。
早朝を過ぎると地元の人がいろいろなものを売りに来る。1番人気はパレオ。マッサージや髪にビーズをつけないかと声もかかる。飲み物や果物の屋台も。

プール

昨日の食べ過ぎを解消しようと,さっそく水中エアロビに挑戦。真っ黒でスリムなお兄さん(ジョーイ)がインストラクターで,陽気に始まった。全部英語でもエアロビぐらい何とかなる。これが終わると水中ゲームかなんかで水中バスケが始まった。適当にチーム分けして30分ほど。レストランでたくさん見かけた東洋人がなぜか参加していない。みんな陽気にやろうよ。
プールサイドでは夜までみんな寝そべっている。雑誌や分厚い本を持って。本を持ってきて正解。日本語の本はここでは手に入らない。曇りだと安心していると焼けるから,しっかり日焼け止めは塗ろう。
子どもたちがプールで遊んでいるのでこのあたりでほとんど過ごす。風はあるから(海岸では強風)過ごしやすい。
シュノーケリングに出かけようと今日はプールでのレッスンを受ける。先生は真っ黒なもんたよしのりみたいなお兄さん(ララ)。フィンを着けるのは初めて「後ろにしか歩けない。」

オプショナルツアー

パンガ―湾

ボートトリップは大人しか行けないので子どもにシュノーケリングをさせるには,パンガ―湾のスピードボートに乗りに行くしかなかった。参加者が少なかったりして1度キャンセルになったけど何とか行けることに。でも波が荒くって覚悟をとのこと。
日本人の2家族だけだったのでGOの日本人。説明が日本語で聞けて良かった。パンガ―湾は松島のような所。いくつかの島にはお土産やさんや水上レスパンガ―湾トランがあった。カヌーで洞窟探検している人もいた。ここは潜れないそうだ。
マングローブの水路をスピードボートで走る。マイアミバイスの世界。ここもでは波は穏やかで余裕。
水上レストランで昼食,後潜る島まで1時間半。
途中スコールがきて顔が痛い。スコールがやんでも波をかぶって寒いし,ゆれるというよりボートがはねる。それでもおなかがいっぱいで寝てしまった私たち。「どこでもいいから下ろして。」と思った頃ようやく島に着く。
波が荒いので足の着くところで魚を探す。「いないよ。」といっていたけどフランスパンをちぎって蒔くとどこからともなくたくさん現れた。波が砂を巻き上げて透明度は良くなかったが指をつつきに来るほどの魚に子どもたちも島満足。
さっきまで船酔いで口も聞かなかったのにおおはじゃぎ。来て良かった。
海が荒れているせいで,ボートが思うように進まず自由時間が少なくなったけどこの季節はそんなものかな。次の日に延期した人たちもやはりすごい波立ったそうな。
オンシーズンは11月かららしい。
私は他にも象にも乗りたかったし,話題のファンタシーにも行きたかったけど子どもたちはじっとしているのもよかった様子。夜もショーがあってうちの子なんかそれが楽しみでお昼寝していた。みんな立ちあがって踊り出したり楽しい。


ミニ・キッスクラグ

入って大丈夫かなと心配したけど特に下の子はミニクラブが気に入っていた。さすが保育所育ち。
GOは英語でしゃべるんだけど子どもの半分は日本人。英語がわからなくても平気だった妹は普段から,いかに先生の言うことをいいかげんに聞いてるっかってことかな。
チャイニーズに間違えられたことさえ判っていないお兄ちゃんのほうは英語がわからなくて少々めげていた。生真面目な性格が災いしたか。それ以降お兄ちゃんのほうはプログラムを見てやりたいのだけに参加していた。
子どもは一緒にレッスンを受けられないスポーツもあるので要チェック。
子ども同士が仲良くなって親までお知り合いになったり。
うちはボートトリップにどうしても行きたかったけど子どもはだめといわれて初めて預けたんだけど結果は良かったかな。

結論

島

日本ではちょっと回りから浮いている陽気な家族には地中海クラブはお勧め。
スポーツはできなくても好奇心があれば大丈夫。
ただ,英会話はかじっておきましょう。私も去年から始めた英会話の実習がしたいという思いもありここにしましたが,また1年修行して挑戦します。もっと会話ができたらもっと楽しめたでしょう。
陽気なフランス人が何を騒いでいるのかは判らなくてもジョーのジョークは聞き逃さないように。タイミングをはずして笑うと後で落ち込みます。まあショーはうちの子でも楽しめたので言葉がわからなくても楽しいものでした。
帰ってきてレンタルビデオで字幕読みながらヒヤリングしている私です。

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