白馬八方尾根への旅

夏休みを利用して家族で白馬八方尾根方面に出かけました。

天気雲が這う山

この夏は天候不順で出発した4日も中央道を走っているとラジオで新潟の洪水が報じられていました。
西から来た私達は、それでも晴れてるもの。「新潟は山のむこうだわ。」と明るく構えていましたが、新佐野坂トンネルを越えると、雨。
白馬の道の駅で昼食を食べる頃にはどしゃ降りでした。
宿に着いて、「昼から雨が降り始めましたか。」と聞いてみると朝からずっととのこと。やっぱり雨なんだ。
未練たらしく川遊びをする予定だった平川に行ってみましたが、ごうごうと濁った水が流れていてとても河原には下りれませんでした。

夢白馬

ここの道の駅は夢白馬と言うらしいのですが、気に入っちゃってここ2年ほどここを通る度に入っています。
お食事のお勧めは、蕎麦と野ブタのとんかつ。お土産は、黄金胡麻。
昨年は、パラリンピック関係のグッズを買ったものです。ウエストバッグが気に入っています。

八方尾根ネイチャーウォーク高山植物

八方尾根観光協会が主催しているネーチャーウォークは、ガイド付で高山植物を案内してもらいながら八方尾根を八方池まで往復します。普段何となく眺めている植物の名前がわかってとってっもGood!正しい山歩きの仕方なども指南してくれるし、八方尾根についてのいろいろな質問にも答えてくれる。この日は、「白馬八方尾根の高山植物」の本を片手に歩い黒菱の牛ていたが折りよくその作者のさんに出会って本にサインなどしてもらった。道を外れて高山植物を踏んづけて写真を撮ったりしている人がいるとこのガイドさんが注意したりするので、連れていた我が子にとってもよい教育ができたわけである。
展望リフトに乗ると黒菱で牛の放牧が行われています。冬には、オリンピックの女子スーパーGのコースだったところです。

丸金旅館

宿泊は八方の丸金旅館。おじいちゃんの名前が丸山金蔵。十数年前に私が冬の間アルバイトしていた旅館です。
何といってもここは、オリンピックが行われた地。丸金旅館は、スウェーデンのチームが宿泊していたそうです。
旅館には、温泉もあってごきげん。おすすめは野沢菜だけどおばあちゃんが作った自家製の野沢菜は、冬から春の限定品。是非スキーシーズンにこなくては。ここのご飯がおいしいのは、ご主人の武彦さんが白馬の田んぼ作ったこれも自家製だから。

栂池から白馬大池白馬大池

天候がすぐれない中ゴンドラ「イヴ」で栂の森、ロープウェイで栂池自然園までいきました。「雨が降ったら戻ってきたらいいわ。」と軽く考えて泥んこの川底のような道を歩くこと1時間30分。天狗が原に着きました。ここは木道があって歩きやすかったのでどんどん歩いているうちに大きな岩がごろごろする急な上りになってきた。上のほうに雪渓が見えてきたのヤナギランでつられてどんどん歩いているうちに道の勾配が緩くなってきてミヤアシャジンが咲いていました。見ながら歩いているとなんと白馬乗鞍の頂上に着いてしまった。なんだ「案外楽だな」と思ってせっかくここまできたのだから白馬大池小屋に寄ろうと思ったらすぐそこに見えているのになかなか着かない。池の反対側の小屋に着くまで40分かかりました。
帰りは、昼食を食べたので眠くなったのか娘がふらふら歩いていました。ロープウェイまで後15分というところになって、それまでぽつぽつ降っていた雨が大降りになってきました。足元は、もうどろんこ旅館に帰って温泉に入ることを考えて歩きました。ロープウェイ乗り場には、ヤナギランの群落があり雨の中写真を撮りました。そんなに降られなくってめでたし、めでたし。

お土産スイカ

松本在住のおじさんがお土産ならスイカがいいと教えてくれました。松本ハイランドスイカだそうです。
このスイカがなかなか見つからなくて、とうとうあきらめて奈良に帰ってきて奈良の果物やさんに行ったらなんとここにあったのです。夢にまで見た松本ハイランドスイカが。私はスイカが苦手なので食べませんでしたが、食べた夫と子供たちはおいしいといっておりました。

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