(11月3日)晴れたりくもったり
昨日は飲み会があり、1次会では暴飲暴食、2次会ではカラオケに繰り出し完全にお疲れモードである。本日
は午前8時に目が覚めるも、頭ガンガン、のどはヒリヒリで再度爆睡モードに入り、起床したのは午前11時
半。午後から散歩がてらにマイフィールドに出掛ける。1時間程歩くもどっと疲れが出始め、早々に引き上げ
る。本日の目撃種は、モンシロチョウ、キチョウ、キタテハ、ヤマトシジミ、ウラギンシジミ、ウラナミシジ
ミ、ナミヒカゲ、テングチョウであった。この時期に比較的新鮮なナミヒカゲ、ちょっと珍しいのでは。まさ
か3化と言うことはあるまいと思うが。自宅最寄駅に着いた頃から元気さを取り戻し、カワセミにチャレンジ
する事にする。前回は偶然にせよ瞬時に発見出来たのに、本日は約2時間も探索したにもかかわらずヌルって
しまう。セグロセキレイ、ハクセキレイ、キセキレイ、アオサギ、コサギ、スズメ、ケリ、イソシギ等普通種
を一通り観察出来たので、それなりに楽しかったのではあるが。
 
(11月6日)快晴
午前7時から町内にある公園の清掃を1時間こなしたのち、古都奈良へ鳥見に出掛ける。やや涼しいが歩くと
身体が暖まり最高の探索日和である。何カ所かあるポイントを移動し、カワラヒワ、ビンズイ、カワセミ、エ
ナガ、シジュウカラ他十数種類を観察する。100カット程撮影したものの、やはり写りは悪い。警戒心が強
く近寄れず、じっとする事が少ない鳥の撮影はやはり難易度が高い。帰りにいつものムラツポイントに立ち寄
るものの、2〜3頭のムラサキシジミがチラチラするだけであった。シルビア狙いの方が正解だったかもしれ
ない。本日の目撃種は、モンシロチョウ、キチョウ、ヤマトシジミ、ムラサキシジミ、ツマグロヒョウモン、
テングチョウであった。
 
(11月7日)晴れ
本日は午後から息子の空手試合。2時間程早く出て、まずはマイフィールド並びに周辺を約1時間散歩する。
モンシロチョウ、モンキチョウ、キチョウ、ツマグロヒョウモン、キタテハ、ヤマトシジミ、ウラナミシジミ
を見る。ツマグロヒョウモンはまだピカピカの個体である。後数年もすれば、この蝶きっと年越しをするに違
いない。次に試合会場がある大阪市内の体育館横にある大きな公園で蝶遊び。コスモスには、チャバネセセリ
とヒメアカタテハ、アベリアにはヤマトシジミとモンシロチョウ、名も知らぬ花には、アオスジアゲハとキタ
テハの各訪花個体を見る。11月になってアゲハを見ると嬉しくなってしまう。次に試合会場へ。息子は3種
目にエントリーしているが、個人組み手と型は残念ながら3回戦で敗退。団体型は何と準優勝してしまった。
パートナーが良かったからだと思うが、鼻高々。しかし、確か明日から塾の実力テスト。勉強しなくてもいい
のかと急に不安になってくる親バカの私であった。
 
(11月13日)くもりのち晴れ
午前10時出発で奈良市内にある水鳥ポイントへ。冬には無数のカモ類に出会うことが出来るのだが、流石に
少々時期が早く、マガモ、カルガモ、コガモ等を見るにとどまる。次に蝶の観察。11月半ばというのに、ま
だまだ彼女達は元気一杯。モンシロチョウ、モンキチョウ、キチョウ、ツマグロヒョウモン、ヤマトシジミ、
ムラサキシジミを見る。帰り支度をしようとした時、セイタカアワダチソウにベニシジミの開翅個体を発見す
る。あわててテレコンを外し、無造作にポケットにしまい、撮影開始。何カット目かの撮影中、ポロっとテレ
コンを落としてしまう。幸いレンズの方は無傷であったが、アダプターリングが損傷。ああ3千円の出費であ
る。それよりも明日鳥の撮影が出来ないのが辛い。
 
(11月14日)くもり一時晴れ
テレコンも使えないし、本日は完全休養日。午前10時半に起床し、午後から日米野球を見る。我がタイガー
スの井川が先発。大リーグ志向の強い彼がさぞかし良いピッチングをしてくれるものだと思っていたが、何と
5失点。これでは来年の阪神での活躍にも疑問符がうたれそうである。午後2時半頃から陽が射すようになっ
たので、愛犬ミュウとお散歩タイム。念のためデジカメだけは持参する。一つ目の公園は何にもいない。二つ
目の公園でヒメウラナミジャノメを発見。かなり暗いところに静止したので、フラッシュ撮影数カット。本日
はこれまでと出口付近を通過中、黒っぽい蝶がバサバサと下手な飛び方で出現し付近の枯葉に静止。何とクロ
コノマチョウであった。自宅から10分程の公園にこんな蝶がいるなんて嬉しい誤算である。いかんせんかな
り暗いところである。フラッシュ撮影後、ISO感度を上げて、絞りを全開し、辛うじてノーマル撮影にも成
功する。やはりマイセカンドフィールドも侮れない。
 
(11月20日)晴れ時々くもり
午前10時出発でマイフィールドへ。蝶シーズンもラスト近し。この時期にどんな蝶がまだ飛んでいるのかと
いう終見調査も兼ねる事にする。運動不足解消に約2時間半フィールドのめぼしいポイントを歩き回るものの
やはり少なかった。ツマグロヒョウモンはまだまだ新鮮であるが数少なし。ヤマトシジミ、ヒメウラナミジャ
ノメ、キチョウは多数観察。モンシロチョウ、テングチョウは一頭のみ観察。ウラナミシジミはNULL。ム
ラサキシジミ、ウラギンシジミ、アカタテハ、キタテハ、ルリタテハ等の越冬種は残念ながら本日目撃せず。
 
(11月23日)快晴
成長盛りの子供じゃないのに、午前11時まで爆睡。空は快晴。午後から2時間程散歩のため、飽きもせずマ
イフィールドへ。気温も高く、各種の蝶が日光浴や吸水に訪れる。梢をイシガケチョウが気持ちよさそうに飛
翔している。残念ながら地上にはおりてこず。鳥の方は、ジョウビタキ、メジロ、ヒヨドリ等普通種ばかり。
テレコンを使って100枚程撮影するも、全滅。ボチボチ12月からの生態図鑑の写真入れ替え作業の準備を
始めなくてはならない。これが結構面倒である。本日の目撃種は、モンシロチョウ、キチョウ、ヤマトシジミ
ムラサキシジミ、ウラギンシジミ、ウラナミシジミ、キタテハ、イシガケチョウ、テングチョウであった。
 
(11月27日)くもり時々晴れ
午前8時出発で、伊丹市にある鳥見ポイント並びに隣接する昆虫館に行く。まずは鳥見ポイント。初めて見る
ユリカモメ、コブハクチョウ、キンクロハジロをはじめ、各種カモ類がやたら多い。餌付けポイントであるよ
うだ。いささかガッカリ。何十枚かは撮影したが、近づいても一向に逃げず、「撮ってくださいよ」と言わん
ばかりのシテュエーションのためすぐに飽きてしまう。次に昆虫館の中にある蝶温室会場に行く。カバタテハ
タイワンシロチョウは初めて見る種類。その他沖縄にいる南国ムードたっぷりの十数種類の蝶と暫し戯れるも
のの、鳥と同様すぐに飽きてしまう。新調したデジカメの試し撮りといったケースでは面白いかもしれないが
自称自然派の私にとって、少々物足りない一日であった。本日自然の中にいる蝶の目撃はなし。
本日で2004年度の日記は終了し、来年2月までお休みさせていただきます。なお、12月〜2月のオフシ
ーズンは、@種類別蝶生態図鑑の更新を週2回ペースで A2004年度蝶以外の昆虫、鳥、花達は鳥を中心
に週1回ペースで Bシーズンオフショットは今年どうも作品が少ないため、引き続き休止。という予定にし
ております。これからも引き続き御愛顧の程宜しくお願いいたします。 管理人:ノゾピー