(3月6日)くもり一時晴れのち雪
平成16年度第1回目の出撃である。寒波のせいで風が非常に強く、気温もかなり低いが、元気良くマイ
フィールドに向かう。家を出てすぐに真っ白なムクドリを発見したが撮影できず。午前11時到着。梅の
花も五分咲きといったところか。寒い日にもかかわらず花見に来ている人が多数いる。いよいよ撮影を開
始するが、吸蜜に来ているメジロ他鳥の方は2〜3種見かけるものの蝶影は全くない。いつものコースを
約2時間かけて徘徊したが、やっぱりNULLであった。昨年と良く似たパターンになりそうである。今
年も暖冬のようなので月末頃にナラギフ発生してくれないかなあ?
 
(3月7日)くもり一時晴れのち雪
昨日と全く同じような天気である。行こうか行くまいかやや逡巡したが、フィールドに行く目的は、撮影
7割健康維持3割であるので、後者の目的のみのため出かける。午前10時マイフィールド着。昨日と比
べ特に目新しいことはなかったが、高級そうな一眼レフ、デジ一眼に300oのレンズをつけた撮影家が
やたら目に付く。梅の撮影であろうか?さすがに私の撮影機材では気後れしてしまう。ええわい。歩いていると突然
雪が降り出し、健康維持にも疑問符が打たれる状況であったが、3時間程探索する。本日もNULLであった。
 
(3月13日)晴れ
本日は趣向を変え、午前中は某野鳥の会の観察会に参加する。午前9時総勢60名が集合。蝶人口よりも
鳥人口の方が多いことを実感する。目的は野鳥のポイントを知ることよりも上級のバードウォッチャーが
いかにして鳥を発見し、素早く同定出来るのか知りたい為である。約3時間奈良市内を探索したが、遠方
を飛翔する鳥、逆光で見えにくい鳥でさえも、瞬時にあれは○○ですと即答しておられた。さすがにどの
世界でもすごい人はいるものだ。ゴール地点で鳥合わせを行う。本日の総観察種数は33種類であった。
私はたったの10種類しか観察出来なかったので、レベルの低さを痛感する。めぼしい鳥としては、アオ
バト、オオタカ、ヒレンジャクといったところか。午後は蝶の観察の為マイフィールドに向かう。梅の花
も満開のもあれば、散り染め状態のもあり、ぼちぼち見頃も峠を越したようだ。気温が高いので、かなり
の数のテングチョウが吸蜜に訪れ、地面ではルリタテハ、キタテハが気持ちよさそうに日光浴をしている
姿をじっくりと観察でき、楽しい1日を過ごす事が出来た。今年のギフは早いぞ!!
 
(3月14日)晴れ
昨日に引き続き最高の天気である。午前8時出発。マイフィールドを山頂から下るコースをとる。本日も
テングチョウ多し。ウグイスの美声が山中にこだまする。何とか撮影しようと目を凝らすが声はすれども
姿は見えず。図鑑で調べてみるとあまり綺麗な鳥ではない。まあいいか。本日の目的は平成16年生まれ
の蝶を観察する事であったが、梅林にて今年初めてのルリシジミを2頭目撃。撮影しようと追いかけるが
花見客があまりに多いため、見失ってしまう。いささか残念。本日の目撃種は、アカタテハ、キタテハ、
ルリタテハ、ルリシジミ、テングチョウであった。
 
(3月20日)くもりのち雨
待望のギフチョウが静岡県と神奈川県で4〜5日前に発生したようである。関西地方では来週後半あたり
であろうか。本日は天気も悪く、目的とする蝶もいないが、鳥半分、蝶半分の軽い気持ちで、奈良市内を
ブラリ散策する事にする。1週間前は気温も軽く20度を超え夏日のような最高の状態であったが、うっ
て変わって肌寒く、期待薄である。2時間程経ってから予想外の雨が降り出す。満開のコブシが雨に濡れ
てしっとりと古都奈良の風情を一層引き立てる演出をしてくれた。と書くと楽しいイメージに思えるだろ
うが、現実は傘を忘れたため濡れ鼠になって急いで家路に向かう寂しい中年の後ろ姿である。本日の目撃
種はなし。
 
(3月21日)くもりのち晴れ
来週からギフチョウを皮切りに本格的な蝶シーズンが始まる。暫く鳥の撮影が疎かになるかもしれないの
で、撮りだめ?のため京都市内の鳥ポイントへ午前8時に出発する。このポイントは鳥だけでなく花のポ
イントでもあるため、カメラを持った方が非常に多い。早速探索開始。約3時間で、アオジ、エナガ、イ
カル、ジョウビタキ等数種類の撮影に成功。しかし、少しは期待していたモンシロチョウ、モンキチョウ
はやはり姿を見せず。帰宅後、犬の散歩がてらに町内の公園を見て回ったが、やはり蝶はいなかった。モ
ンシロチョウって珍しい蝶なのかな?本日もNULLであった。
 
(3月27日)晴れ
ナラギフ求めて御所市に行こうとも思ったが、明日は福井県まで出撃するため、さすがに連チャンだとし
んどいので、本日はウォームアップがてらに近場のマイフィールドに行くことにした。梅の花はすっかり
散り、代わって桜が3分咲きといったところか。昼前から気温もグングン上昇し、いろいろな蝶が飛び出
す。待望のモンシロチョウ初見。何とか撮影にも成功し、大満足であった。4月になれば見向きもしない
のに3月だと珍蝶に出会ったような気分になるのが不思議である。本日の目撃種は上記の他に、キタテハ
ルリシジミ、テングチョウであった。明日は4時半起き。夜更かしはやめて、早く寝ようっと。
 
(3月28日)快晴
予定どおり4時半起床。東大阪市にある駅で待ち合わせをし、蝶友F氏の車に同乗させていただき、6時
福井に向けて出発する。高速道路をひた走り現地には9時前に到着。F氏によるとポイントは3カ所ある
ので順番にまわっていこうということになった。まず第1ポイント。畑の裏に小さな雑木林があり、少な
いながらも出現するとのこと。10分ほど周辺を探索したが、気温がこの時点で5〜6度しかなく、第2
ポイントに早々と移動。このポイントが以前最も数多く見られたということで気合いが入る。名もなき林
道を奥へ奥へと登っていく。30分程歩いて、ようやく1頭の個体に遭遇する。ひと安心である。地面に
静止したので20カット程撮影する。更に上へ上へと登るもこの1頭だけであった。「やはり1週間早か
ったですね」とお互い顔を見合わせ、納得する。最後のポイントに移動。ついていきなり1頭目出現。し
ばらく歩いて2頭同時に出現。やっと福井らしくなってきた。しかし、これ以後ギフチョウが現れること
は一度もなかった。約4時間で目撃数4頭。二桁、三桁も普通であるこの地においては非常に少ないと言
わざるを得ないが、撮影の場合、1頭見てじっくりと撮影出来る方が、100頭見て撮影出来なかったよ
りも良いのであるから全く不満はなかった。惜しむなくは、全体の姿が浮き出るような吸蜜個体を撮影出
来なかったことくらいか。何れにしても御案内いただいたF氏にこの場をお借りしてお礼申し上げます。
本日の目撃種は、ギフチョウ、スジボソヤマキチョウ、アカタテハ、キタテハ、ヒオドシチョウ、ルリタ
テハ、ルリシジミ、スギタニルリシジミ、コツバメ、テングチョウであった。次はナラギフの番。頑張り
ます。