(3月2日)晴れ風強し
好天に恵まれ、颯爽とマイフィールドに向かう。2週間前3分咲きであった梅もほぼ満開。あまり
の人の多さにやや興ざめするものの早速観察を開始。風が強く、肌寒かったのでいやな予感はした
が、約3時間歩き回ったにもかかわらず、完全にNULLであった。帰宅後、愛犬ミュウと自宅周
辺の公園を散策したが、こちらの方も駄目であった。九州では、ベニシジミやモンシロチョウの初
見情報が寄せられているようだが、大阪の方は春まだ遠しといったところか。
 
(3月8日)晴れ時々くもり一時雪風非常に強し
毎回マイフィールドというのも芸がないので、本日はチャリンコにまたがり首からデジカメをぶら
下げ、あぶないオジサン風の出で立ちで自宅周辺をかなり広範囲に探索に出かける。出発して10
分ほどして突然雪が降り出したので昆虫の方はあきらめ、川伝いを野鳥中心に見て回った。カワセ
ミ他名前の知らない鳥達を結構観察出来たが、写真の方は風のせいでどれもこれもピンボケばかり
であった。あれ、いつの間にか鳥日記になってしまっている。蝶の方は本日もNULLであった。
 
(3月16日)くもりのち雨
どうも週末は天気に恵まれない。昼からは雨という予報であったので、8時出発でマイフィールド
に向かう。まだまだ梅が楽しめる。種類が多いのか、散り染めのもあれば、七分咲きのもあり、色
とりどりで美しい。たくさんのメジロが吸蜜にやってきて心和む一時である。約2時間蝶のいそう
なポイントを徘徊したが、またまたNULL。これで3連敗。いつになったら春が訪れるのであろうか。
 
(3月23日)快晴
天気、気温とも最高。町内を一周した後(残念ながらNULL)、マイフィールドに向かう。最寄
駅付近で首から双眼鏡をぶら下げた20名ほどの団体を見かける。電線に止まっている鳥を見て、
あーやこーやと言っているところを見るとバードウォッチング隊のようだ。このあたりは確かによ
く鳥を見るが以外と穴場かも知れない。午前9時にマイフィールドに到着。2時間程歩いて、今年にな
って初めて蝶に出会う。越冬あけのテングチョウとアカタテハであった。普通種であるにもかかわ
らず初見とあって珍蝶に遭遇したような気持ちになるのが不思議である。来週からは北陸あたりで
ギフの適期となりそうであるが、車の運転が出来ない私にとっては遠すぎる。再来週のナラギフからスター
トする事にしよう。
 
(3月30日)快晴
先週に引き続き快晴、蝶友や蝶マニアの人たちは北陸方面へギフ狙いで行っているのだろうなあと
うらやましく思いながらも、本日も懲りずにマイフィールドに行く。着いてすぐ、モンシロチョウを見る。初見で
ある。梅もまだ2割ぐらいは花がついており、日当たりのよい梅にテングチョウ、ルリシジミ、ム
ラサキシジミが次々に吸蜜に訪れる。やっと春が来たのだとひしひしと感じる。桜の方も奈良市内
ではまだ蕾であったが、大阪の方は開花しており、来週からのギフ、楽しみである。