●まずスキャナーで線画を取り込みします。
取り込み解像度は後々どのように使うかによりますので、
ここでしっかり決めておきましょう。例えば印刷に使う時は
大体、３６０ｄｐｉ〜３００ｄｐｉくらいが適当です。カラー画像はこれより
大きくても印刷ではほとんど変わりません。ただの重い画像です。
モノクロ印刷については６００ｄｐｉが適当らしいですが(苦笑)
※ｄｐｉ・・・画像解像度の単位。これが高いほど高密度の画像と言える。
正確には1インチの中に何ピクセル数が含まれているかということですね。
３６０ｄｐｉだと３６０ピクセル含まれる。１ピクセル＝1ドットだと認識でもＯＫ？
なのかな？（オイ・・・だってあまり気にしてないから＾＾；）
いまさら言わなくてもいいことですが、まずラフを描きますよね。
そのあとライトボックスを使って別の紙に綺麗にトレースすると、
下のような大掛かりな線画修正は必要なくなります。(笑)
ちなみにライトボックス使って裏っかえして、デッサンチェックすると○(笑)
ペン入れの苦手なオイラは取り込んでから画像修正することが多いです。
みなさんはまねしちゃいけませんよ・・・ダメ人間の技ですから(Ｔ◇Ｔ)
⇒
こんなかんじ・・・われながらザツです・・・はう〜(Ｔ◇Ｔ)
●さて今回はグレースケール３００ｄｐｉで線画を取り込みました。
印刷に使うことを前提に解説します。だからホームページ用（以下ＨＰ用）
に使うだけの物はもっと低解像度（例えば２００ｄｐｉ〜１５０ｄｐｉとか）でＯＫ。
マシンスペック悪くてもこれぐらいなら、らくらく塗れますし♪
だってＨＰ用の画像はオイラは最終的に、画像解像度の変更で
大体７２ｄｐｉに落とし、そこから任意のサイズにピクセル数を調整しますから。
取り込んだ画像はまず、【イメージ】⇒「色調補正」⇒レベル補正もしくは
トーンカーブが使いやすければそちらで細かなゴミをとばしておきましょう。
で下記のようにゴリゴリと修正していきます。ここでのポイントは、
ズームツール（むしめがねのマークの物）を使って倍率１００倍（当倍）
できたら２００倍で必ずチェックしましょう。特に顔などの肌色入るところは
念入りにね。この時に線画修正と上の画像でも分かるゴミがありますので、
塗るつぶすか消すかして、取り除いておきましょう。
⇒
⇒するとこんな感じになります〜ああ〜ほへぼへ・・・・
もう半年も前のイラストの線画だからな・・・(Ｔ◇Ｔ)
●次に線画レイヤーを作ります。線画レイヤーとは何かと申しますと、
上の線画から主線を取り出してレイヤー化したものです。
ここでは簡単な方法として
【フィルター】⇒「Transparency」⇒（Luminosity->Opacity）
をご紹介しましょう。実はこれ普通にフォトショップ（以下、写真屋）
インストールしてもフィルターに入ってません(＾＾;)ではどこにあるか？
といいますと、写真屋のCD−ROMの中にちゃっかり入ってます。
以下はWINの場合ですのでMACユーザー様はうちのオススメリンク
の中にある「天球堂画報」さんのCG講座参照です（うはは･･･手抜き〜）
まずCD-ROMを開けていただいて（自動再生じゃなくて普通に開ける）
「GOODIES」⇒「PLUG_INS」⇒「FFACTORY」とフォルダを開けていく。
この「FFACTORY」をコピーして、あなたのお使いの写真屋がインストール
されているハードディスクのプログラムファイルを探します。
分からない方は写真屋のアイコンの上でマウスを右クリックして、
一番下のプロパティをクリック。すると色々表示されるはずなので、
「リンク先を探す」をクリック。ほら見つかったでしょう？
その中の【Plug-Ins】フォルダの中に先ほどコピーした「FFACTORY」
を貼り付けしますと「フィルター」の中に
「Transparency」⇒（Luminosity->Opacity）が表示されます。
使い方ですが、このフィルターは使用できる環境が限られていますので
まずその状態に持っていきましょう。現状は「グレイスケール」の
線画は「背景」になっているはずですので、ここで
【イメージ】⇒｢モード｣⇒RGBに変換します。
そして「背景」になっているレイヤー（ホントはレイヤーではない）
をダブルクリックし名前を「線画」とでもしておきます。
この状態でやっとフィルターが掛けられますので
【フィルター】⇒「Transparency」⇒（Luminosity->Opacity）
を実行すると下のようになり、線画が抜き出されてますね。
これで使用できる線画レイヤーの出来上がりです。
ご質問あれば下記へどうぞ。ただし、まず自分で調べましょう♪
それでも分からなければどうぞ聞いてください。
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