⇒環境設定の巻き
(読み飛ばさないでご自身で理解して下さい)


●CG講座を始める前に、確かめておいて頂きたいことがあります。
それは「貴方のパソコンの性能を限界まで使っておられますか?」
ということです。「???」と思われた方はどうぞこの先を読んで
納得して実行して頂きたいと思っております。
難しいことではありませんから、どうぞ気軽な気持ちで♪

●メモリについての講釈。(容量ではなく使用量について)
フォトショップ(以下写真屋と記述)を使う上でメモリが重要だと
もう認識して頂いてると思います。実際、わたしは現在768MB
のメモリを載せています。ひとえにせっかちなためです(^^;)
メモリの役割ですがCPU(頭脳ですね)の命令処理容量です。
例えれば何かしたときに「ぱっ」っとひらめく部分と申しましょうか。
ではHDD(ハードディスク)は何かに例えると、じっくり考えると
思い出せる記憶領域とでもしておきましょうか。
つまりメモリはすばやい実行領域、HDDは遅い記憶領域だと。
なのでメモリで処理できない量の命令がCPUから出されると、
その超えた容量がHDDの方に一次的に回されてしまいます。
(HDDにスワップされるといいます。)
そうすると、もうおわかりですね。処理速度が著しく遅くなります。

ではどうした良いか?単純な解答はメモリを増やすことです。
しかしそれがすぐに出来ない場合は現在のメモリ容量の使用量
を限界まで使う必要があります。その方法を下で説明します。

●メモリ使用量の設定  ※RAM(メモリーのこと)
設定方法についてですが、いたって簡単です。写真屋を開け
【ファイル】⇒「環境設定」⇒メモリ・画像キャッシュをクリックします。
すると「メモリの使用状況」という欄がありますの、ここで
PhotoShopへの割り当てを変更します。通常「50%」に
設定されています。たとえばわたしの場合使用可能なRAM容量
「714374K(714MB)」と表示されます。そうするとこの半分の
「357817K(358MB)」がPhotpShopのRAM容量となります。
では残りの容量はどこで使われているか?というと
「システム」と「常時起動しているアプリケーション(ソフトですね)」に
最初の「768MB」−「714MB」=「54MB」が使用されていることになります。
余りの分は、これから起動させるかもしれないアプリケーション
のためにおいてある(待機中)状態です。
写真屋を使っている時は他のソフトはほとんど使わない!
という方はこの割り当量を多くふやせます。
ただしあまり高いパーセントはシステムに良い影響が
ありませので確実に「64MB(最低40MB)」くらいは残るように
設定すると良いと思います。私の場合は「88%」にして残り「86MB」を
その他のシステムを起動させる用途に割り当てています。
よく写真屋使いながらインターネットとかしますし(苦笑)

●HDDにスワップした時のために
いくらメモリを多く積んでも高度なフィルターをかける時などは
どうしてもHDDにスワップしてしまいます。ところで
「HDDがいっぱいになりました。ディスクのクリーンアップをして下さい」
という警告文が処理作業中に出たことがありませんか?
出た!と言う人も出ていないという人も、少し下記の部分を
チェックしてみて下さい。

【ファイル】⇒「環境設定」⇒プラグイン・仮想記憶ディスク
クリックして開けます。その中の「仮想記憶ディスク」の欄に
ディスク1〜ディスク4まで有る思いますので、ご自身のパソコンの
最も容量の残っているHDDをこのディスク1に設定して下さい。
単独ドライブ(HDDドライブがが一つのみ表示)の方はこれがディスク1です。
もし他にもHDDドライブが複数(ドライブC・D・E・・・など)ある場合は
起動ディスク(WINやMACのOSが入っているHDD)を除いて
空いてるディスク2〜4に設定すると良いでしょう。いわゆる「保険」です。
この部分は無理に設定しなくても良いですが、警告文が出た方は
設定しなおすと出なく、もしくは出にくくなります。


ご質問あれば下記へどうぞ。ただし、まず自分で調べましょう♪
それでも分からなければどうぞ聞いてください。


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