未来日の最後の大物、といえば、ザ・フーでした。ビートルズやストーンズと同時期に活動を開始し、イギリスやアメリカではライヴバンドとして絶大な人気があったのに、なぜか日本ではあまり人気が出ませんでした。
 とはいっても、私の中学生の頃、つまり60年代後半の、日本のヒット・チャートでも、「Happy Jack」、「I'm a boy」や「Pictuers of lily」などがしばらくランクインし、ラジオでも良くかかっていました。ビートルズのようなアイドル的人気は無かったのですが、そんなに人気が無かったとも思えないのですがねえ。キンクスやスモール・フェイシズに比べれば、結構話題にはなっていたと思います。

トミーなど、ロックオペラが、日本ではなんとなく受けなかったということでしょうか。
 恐らく、70年代に来日していれば、日本でも欧米と同じように受け入れられたと思うのですが、来日のタイミングがずれてしまったのですね。
 まあ、アイドル的な人気は無く、確かに女の子には余り人気は無く、男のファンが多かったようですね。ロジャーはイギリスで最もセクシーな歌手に選ばれたこともあったはずですが。
 ともあれ、もう、来日は実現しそうに無いと思っていた、ザ・フーが突然の来日です。まあ、単独ではなく、ロック・オデッセイというロック・フェスに参加という形ですが。
 エアロスミスがとりで、フーは5時からでした。何でフーがとりではないんだ?なんてことはともかく、他にも沢山アーティストが朝から出てはいたのですが、私は5時前に会場に入り、ついでにエアロスミスも聞いたのでした。
 まあ、なんといっても、一生見れないと思っていたザ・フーですから、老いたとはいえ、感激でした。60過ぎて、ハード・ロックが出来るだけでも、たいしたものです。
 それにしても、ドラムのザク・スターキーもすばらしかった。
 大阪ではピートはギターを壊さなかったのですが、風車奏法はやっていました。
 キーボードのラビットも昔、最後期のフリーで山内テツ等と一緒に活動していた人ですね。
 結局、ノスタルジーではあります。
 エアロスミスはデビューの頃は、もう私たちの世代は大人になっていましたし、60年台にデビューしたバンドほどに夢中になることはありませんでした。ストーンズに似たグループが出てきたものだ、とは思いましたが。それに誰かも書いていましたが、フーはハードロックはハードに、アコースティックなバラードは静かにしんみりと、と使い分けが上手に出来ていたが、エアロスミスはそういった曲によってのメリハリがあまり無かったと、そういえばそうだったかな?音響も関係あるかもしれませんが。
 いやほんと、大阪ドームの音響の悪いこと!ワンワン響いて、敵いません。

69年のミュージックライフ2月号の人気投票です。

確かに、ザ・フーは21位ですから、抜群の人気とは言えませんけれど

 ビートルズやストーンズのようにアイドル的な人気は無かったけれども、男の子に人気が有りましたかね?でも、ドアーズやクリームが上位に入っていたりするので、何でフーが21位なのか良くわかりません。
レコード会社の力の入れ方が弱かったのでしょうか?

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