ディークは、嫌がるルイを無視して、さっさとルイの手首を傷付けないように考慮しながら自分の髪を束ねていた紐で結んでしまった。次の瞬間には、いきなり魔法を唱え出し、あるものを二つ出した。
「何それ??」
ルイが恐怖に目を潤ませながら上目使いで聞いてきた。そんな姿にさえ、感じてしまうのだからよっぽど、悪魔として自分は、素質があるのだろう。好きな人をこんな風にしておいて感じるのだから…。私はフッと自嘲するような笑いをした。
「知りたいですか??…では、早速。」
ある物の一つ、銀色をしたリングをルイのあそこへと持っていき、呪文を唱えると…なんと小さかったリングは、大きくなって、穴の部分をルイのあそこに通した瞬間、ルイの根元を閉め付けるように小さくなったのだ。
「―っ!!い、いや!!」
きゅうと自分のそれを冷たいリングは、情け容赦なく根元を締めつけてルイを苦しめる。
「ディークおねが…やめ…」
「ダメです。まだ、もう一つ…」
にこっと微笑み、そう言うと、丸くて銀色の物をルイの中に入れ、また、呪文を唱える。
「ああ―!!」
目を見開いてルイは声を上げた。なぜなら、ルイの中に入れられた物が形を変え大きさを増したからだ。それは、まるでいつもディークが中に入っているような圧迫感を与える。違うのは…ディークのような熱さがないこと。
「どうです??これは、勝手に装着した人物を愛撫する物なんです。ほら…もうそろそろ。」
言い終わったと同時にズ…っと音を鳴らして中に入れていたものが動き出した。それは、意思を持ったように強弱をつけ、時には、ルイの良い場所のすぐ近くをわざと外すように攻めてくる。いきたいと限界の瞬間にあそこにはめられたリングが締めつけて止められてしまう。
「あ…あ…んん!!」
頭を振り、悶える姿…ただ、その姿を静かで冷静な目で見つめるだけのディーク。
「っ…―ク…ディーク」
ルイは、生理的な涙を流しながら何度もディークを呼んだ。
「はい??」
優しい笑みをしながら、ルイに答える。
「お願いだから…もう…」
「私に何を?…あなたが私に何をどうして欲しいか。それを言ってくださらないと私は、何もしません。」
「そん―あ!!」
…ルイの口からは、二つのものに攻められ喘ぎ声しか出ない。ディークは、仕方がないな…とルイの瞳を見て思った。すがるような子猫の目に涙を溜めて訴えられたら自分でも甘いな…と思うけれど許してしまう。
「私にどうして欲しいですか?」
優しい声で聞く。
「ふっ…っ…とってぇ…」
ディークは、ルイの言う通りに取った。そして、もう一度聞く。
「私にどうして欲しいですか?」
「…ディークが欲しいよォ。…ねぇ、お願い。」
ウルウルの目でお願いされた。私は、微笑み
「ルイ…私はね、あなたにただ、そうやって、私が欲しいときには欲しいと素直に言って欲しいだけなんですよ?これからは、素直に私を求めて下さいね??」
手首を縛っていた紐を解きながら深いキスを交わし、ルイの中に入る。すると、ルイは、私の背中に腕を回して、
「僕…ディークとHなことするの好きだよ。」
と伏せがちな瞳で照れるように顔を赤くして言った。
…その日、ルイが可愛すぎて私が手加減をしなかった事をルイが知ったらあの言葉を撤回しそうだが、まぁ、今は、私の腕の中で眠る愛しい人と共に寝むりにつこうか…