ーGO!!ー
「―うわぁ!!すご〜い!!」
瞳をランランと輝かせ、歓喜の声を上げたのは、例え猛暑が来ようとも元気いっぱいのウサギちゃん。さてさて、何がそんなにすごいのかと言いますと……
「ここの海ってすごく綺麗な水!!お魚が見えるんだもんね〜!!」
ウサギちゃんは、大喜びして、はしゃぎます。そんなウサギちゃんを
「…石とかで怪我をしないようにするんだぞ??」
と横を歩きながら少し、苦笑い気味に微笑むオオカミさん。
「うん!!」
言葉と同時に、こくん!!と勢いをつけて良いお返事をしたベルは、
「一緒に沢山、遊ぼうね!!」
にっこりと嬉しそうに言いました。
良い場所を取るためにお昼よりも先に来た二人は、岩陰にシートを広げ、パラソルを開きました。
「暑い〜。」
額に流れる汗を拭いながらベルは言いました。ブラッドは、そんなベルに微笑ながら
「ああ、そうだな。…もう、用意出来たから、泳ぎに行っても良いぞ??」
「ほんとっ?!」
パッ!っと嬉しそうに微笑んで、
「あっ、じゃあ、日焼け止め塗って〜!!」
とTシャツを勢い良く脱ぎながら、言いました。
「………」
ブラッドは、黙りこくってベルの背中に日焼け止めを塗ります。というのも、好きな人の体に触れていてオオカミさんの血が騒がないわけが無いのです…。そんなブラッドを知らずにベルは、楽しそうに自分で手足など塗れる部分に塗っています。
「…塗れたぞ…。」
「うん!!ありがとう〜vvじゃ、今度は、ブラッドだねっ!!」
……ベルの笑顔を見てブラッドが、心の中で「なんだって?!」と焦ったことは…皆さんならお分かりですね??